英語力UPに音読は万能!その効果と自宅でできる勉強法をご紹介します

英語力UPに音読は万能!その効果と自宅でできる勉強法をご紹介します

この記事では、英語学習における音読の重要性やその効果、音読練習のやり方などを紹介していきます。
音読って実は万能だって、みなさんご存知でしたか?あなたのお悩みも解決できちゃうかもしれません。英語4技能リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングは、それぞれ効果的な英語学習方法を組み合わせることによって英語力を上げていきます。
今回は、音読でどのように英語力が上がるのか、ご自宅でもチャレンジできるやり方などもご紹介します。

音読とは

音読とは、文章(スクリプト)を声に出して読むことです。正確・明晰・流暢(正しく・はっきり・すらすら)を目標として声に出して読む練習を行います。英語を学ぶ上で、誰もが「ただしく・はっきり・すらすら英語で話せるようになりたい」って思いますよね。英語学習の最終的なゴールは、英語を手段として使えるようになることです。そこを目指すには、音読をすることは欠かせない学習方法だと言えます。

音読の重要性

なぜ音読が重要なのか、科学的な根拠で解説します。言語学では、「口から出たことのない音を理解できない」という理論があるのをご存知でしょうか?口で作ったことのない音は言語としては認識しないが、一度口で作ったことがある音は言語として認識するというものです。これを言語学では、言語認識における運動理論といいます。
英語を言語として話せるようになるには、聞いたものを口で真似をすることで、そのうち言葉として認識する音の数が増えていき、英語を習得することができるということになります。

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音読の効果

音読の魅力が伝わったところで、ここでは、音読で得られるスキルをご紹介したいと思います。

発音がよくなる

冒頭でも書きましたが、「音読」は、正確・明晰・流暢(正しく・はっきり・すらすら)を目標とします。正しい発音を目指してはっきりとすらすら言えるまで繰り返し音読をすれば、自ずと発音は良くなっていきます。

リスニング力が上がる

口から言えるということは、その音を聞き取れるようになっているということです。口から言える発音が増えていく度に、あなたのリスニング力は上がっているということです。

内容を理解できるようになる

正しい発音を目指すと、抑揚や区切りなどの細かいところを意識しながら音読できるようになっていきます。抑揚や区切りは、文法的な要素が大きく関わってきます。抑揚や区切りをつけるように意識することで、内容の理解が深まります。

読むスピードが速くなる

音読はすらすら読めるようになることを目指すので、繰り返し練習をしていけば自ずと読むスピードは速くなっていきます。キャタルの生徒からは、試験などで長文を読む時にその効果を実感するという話をよく耳にします。

文法を体で覚えられるようになる

音読をすると、音とリズムで文章の構成を捉えることができるようになります。特に抑揚や区切りを意識して読むようにすると、文法を理解しなくても音とリズムを体で覚えることができます。つまり、文法を頭の中で日本語にして組み立てて考える必要がありません。

英語を英語で理解できるようになる

文法を日本語で組み立てて考えなくてもわかるようになるということは、英語を英語のままで理解できるということです。これができるようになると、ネイティブの会話のスピードについていけずに思考停止する、なんてことはなくなります。

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音読で解決できる課題・悩み

音読の効果に基づいて、音読で解決できるよくあるお悩みをご紹介したいと思います。
こんな人は、ぜひ音読をしましょう!

  • 正確に読めない
  • 音が聞き取れない
  • 音は聞き取れるのに、何を言っているのかわからない(理解が追いつかない)
  • 単語が覚えられない
  • 言っていることはわかるのに話せない

このお悩みを抱えている方は、学習方法に音読を取り入れることで改善することができます。もちろん、”音読をするだけ”では解決できません。必要な学習方法を効果的に組み合わせることによって、英語力を上げることができます。そちらは正しい音読練習の仕方を紹介したあとで、最後にまとめて書きたいと思います。

音読のための準備

さあ、いよいよ音読しましょう!…と言いたいところですが、実は効果的な音読練習をするには準備が必要です。テキストブックと自分の体だけあればいいと思った方は、必ず次の準備を行ってください。

自分に合ったレベルの教材を選ぼう

音読をするためにはテキストブックが必要です。自宅で練習をするとなると、お子さんだったら1番身近なものは教科書になると思います。教科書を使って音読するのは、もちろん学校の成績を上げるためにも効果的です。

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教科書以外の英語の本を使うとしたら、前提として必ず自分のレベルに合ったものを使用してください。
自分のレベルに合っているかの判断基準は、1章に目を通してみて「本に出てくる単語が7〜8割わかること」です。本に出てくる単語がまったくわからなくても、あまりにも簡単すぎても面白くないので、ちょっとだけわからないけど辞書を引いたらわかるというような本がベストです。
読み進めるほどに「わかった!」を体験できて、楽しいと感じる本を探しましょう。

音声CDがついている教材を使おう

さらに重要なのが、音声が入ったCDなどがついた教材であるということです。なぜ音声が必要なのか?それは、音読練習においてオーバーラッピングという方法が重要になってくるからです。

オーバーラッピングとは?

オーバーラッピングとは、教材の文章(スクリプト)を読みながら英語音声と同時に発音していく英語能力訓練方法のことを言います。CDの音声に合わせて読むことで、発音だけでなく抑揚や区切り、スピードを真似することができ、正しい音読練習をすることができます。音読練習をする際には、必ず音声CDがついている教材を選ぶようにしてください。

ストーリーブック(児童書)を読もう

英語本児童書(ストーリーブック)
せっかく読むのであれば、楽しく読めたほうがいいですよね!学校の教科書に出てくるような会話文などは、ストーリーがないのであまり面白くありません。そのため、キャタルではストーリーブック(児童書)を使って音読をすることを推奨しています。音声付きで、登場人物のセリフがたくさんあるような本だと、読者にとってその登場人物の気持ちが想像しやすくなるように声の特徴を変えてあります。
ストーリーを読みながら音源と一緒に音読すると、読んでいくうちにストーリーにのめり込み、登場人物の気持ちを想像できるようになり、次第に感情を込めながら音読できるようになります。

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効果的な音読練習の流れ・やり方

自分のレベルに合ったテキストブックと音声CDの準備ができたところで、いよいよ音読にチャレンジ!
ここでは、効果的な音読練習をするために、最適な文章量や練習の順番、音読の回数について解説します。

1度の練習で読む文章量は1章分

音読練習をするために読むページ数は、本によって章(チャプター)に分かれていると思いますので、その1章分を読むようにしましょう。本1冊分を一気に読む必要はありません。情報量が多すぎると疲れてしまい、モチベーションも下がってしまうので、1章が長く感じる時は半分の量でもかまいません。

1度の練習で4回音読する

音読練習では、1章を4回音読します。多いと感じたでしょうか?これは最低ラインなので、もっと増やしても良いくらいです。ただし、この4回の音読を同じように繰り返すだけでは効率がよくありません。それぞれで、気をつけるポイントを説明しましょう。

気をつけるポイント

音声と一緒に音読する(1回目)

まずは、音声CDと一緒に音読、オーバーラッピングをします。最初なので、発音がわからなくてもスラスラ読めなくても当たり前です。正しく読むことは気にせず、自分が読めなかった単語にアンダーラインを引きながら、とにかく一度読み進めましょう。読めなかったからといって、CDを止めたり読めなかったところまで戻って再生したりしてはいけません。

音声と一緒に音読する(2回目)

次は、アンダーラインを引いたところに注意しながらオーバーラッピングをします。アンダーラインは自分が読めなかった場所なので、音声を注意深く聞きながら真似をするように読んでみましょう。注意深く聞くと、さらっと聞いた時には拾えていなかった音が聞き取れることがあります。たとえ読めなかったとしてもCDを止めたり巻き戻して再生したりしてはいけません。最後まで音声と一緒に読み進めましょう。

音声と一緒に音読する(3回目)

できるだけ音声の真似をするように意識しながらオーバーラッピングをします。音やリズム、抑揚、区切り、スピードを真似することによって、情景や感情など、文章の内容をイメージしやすくなります。そうすると、前後の文章やシーンから、わからなかった単語の意味がわかるようになります。

わからなかった単語の意味を調べる

3回音声を聞いてもわからなかった単語は、英英辞書で調べましょう。ふだん使うにはできれば紙の辞書が良いですが、Webだと発音の確認ができますので、自宅で発音がわからないときにはぜひ活用してみてください。
単語の発音がわかったら、調べた単語が入った一文を3回繰り返しリーピートしましょう。このとき大切なのは、単語だけを口で言うのではなく、文章ごと読むことです。単語は、必ず文章の中で使いますよね。単語を文脈で覚えれば、どんなニュアンスでどんなシーンで使われるのかを理解し、意味の理解を深めることができます。

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音声なしで音読をする(最後)

最後は音声CDなしでの音読です。わからない単語はクリアになったはずなので、オーバーラッピングの時よりもさらに音声に近づけることを意識しながら読みます。特に、音声がなくなった途端に声のボリュームが下がってしまいがちなので、自信を持って音読することが大切です。この最後の音読では、「正しく・はっきり・すらすら」読むことを目指しましょう。

わからない単語を3回無視した理由

先程の音読練習の中で、みなさん気になったことがあると思います。私は、3回ともわからない単語を気にせず最後まで読むように伝えました。目の前にある単語が読めず、意味もわからず、その度引っかかってしまうので気になりますよね。すぐにでも単語を調べたいことでしょう。
ですが、ここでは単語だけにとらわれるのではなく、前後の文章(フレーズ)で考える訓練をしてください。

フレーズですらすら読む

音読練習でスラスラ読めるようになるには、単語ばかりを気にしていてはいけません。
例えば、日本語で話す時も、単語で区切らずに自然に息継ぎができるところで区切って読みますよね。英語の文章も同じです。単語ごとに区切って読むと不自然に聞こえてしまうので、文章(フレーズ)で音やリズムを覚えることが大切です。

単語の意味をフレーズで考える

文章(フレーズ)から単語の意味を考えられるようになると、単語を辞書で調べて和訳しなくてもわかるようになっていきます。これも英語を英語で考えられるようになるために必要です。一文でわからなければ、前後の文章から意味を考えます。単語の理解も大事ですが、より大きな文章(フレーズ)に注目し、自然な英語の読み方を身につけていきましょう。

上手に音読するためのポイント

音読、せっかくやるなら上手に読みたいですよね。そこで、音読を上達させるためのポイントを解説します。

抑揚や区切りに気をつける

英語の抑揚(イントネーション)には、基本的な型があります。これを体で覚えることで、文法的な文脈の理解が深まります。また、感情によってもイントネーションは変わってきます。感情によるイントネーションの違いを知るには、音声CDのセリフを真似することが1番の近道でしょう。
区切りも、文法的な要素を大きく含みます。S(主語)、V(動詞)、O(目的語)、C(補語)のかたまりや、文章の切れ目になるカンマ、inなどの前置詞や接続詞の前で区切るなどしてメリハリをつけることで、文章の意味や内容、情景をイメージしやすくなります。

情景をイメージしながら読む

そのシーンがどういう場所で、どんな人が出てきて、どんなことが起こって、どんな気持ちなのかを想像しながら読みましょう。例えば、セリフは感情を込めて読むことで、そこに出てくる単語の意味や文脈がわかるようになっていきます。棒読みだとなんの感情もわかず、内容が頭に入っていきません。ちょっとオーバーだと思うくらいメリハリをつけて読むことをおすすめします。

さらに効果的な学習方法

ここでは、さらに音読練習を効果的にするために、追加しておこなうとより良い学習方法をご紹介します。ベースとなる1章4回の音読練習をおこなった後にやってみてくださいね。

動画で撮ろう

音声CDなしで、自分だけである程度すらすら音読できるようになったら、ぜひ自分が音読している姿を動画に撮ってみましょう。そして、第三者目線で動画をチェック!
・正しい発音で読めているか?
・はっきりと聞き取れる声量か?
・すらすらと聞き取りやすいスピードか?
を意識して聞いてみましょう。そうすれば、自分の音読をもっと良くするために「ここが気になる!」というところが見つかるはずです。

音声CDと比べてみよう

動画の自分の音読を聞きながら、音声CDと比べてみるのも音読上達には欠かせません。お手本を真似することが上達の近道なのです。

口元の動きを見てみよう

正しい発音ができていない場合、口の動きに問題がある場合が多いです。口がほとんど動いていないと、英語特有の唇や舌を使った動きができません。また、大きな声も出ませんよね。口の動きを意識して音読練習をしてみましょう。

繰り返し練習しよう

音読は練習あるのみ!ただし、1日に何十回もする必要はありません。定期的に復習をすることが大切です。寝る前に1回、朝起きて1回など、タイミングを決めて音読をする習慣を身につけるようにしましょう。

過去の自分と比べてみよう

撮影した動画を見比べると、繰り返し練習をした成果を実感することができます。
「昨日よりも大きな声が出た!」
「前はひっかかっていた文章が、すらすら読めるようになってる!」
「イントネーションがネイティブみたいになってきた!」
成長した自分がたくさん見つかるはずです。ぜひ、そんな自分を褒めてあげてください。

音読と組み合わせて英語力を上げる

最後に、目的に合わせた学習方法の組み合わせについてまとめました。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
本の内容を理解したいお悩み解決学習方法
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