スーパーグローバルハイスクール(SGH)

富士見丘中学高等学校-コース別のカリキュラムでグローバルな人材を育てる

富士見丘中学高等学校-コース別のカリキュラムでグローバルな人材を育てる

富士見丘中学高等学校ウェブサイトhttps://www.fujimigaoka.ac.jp/より

スーパーグローバルハイスクール(SGH)にも認定されている富士見丘中学高等学校。今回は富士見丘中学高等学校が「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能を徹底的に鍛えていることや、より密度の濃い英語学習ができる選べるコース制度、グローバルな人材を育てる、充実した国際交流・海外留学制度など入学受験に役立つ情報を解説していきます。

富士見丘中学高等学校ってどんな学校?

富士見丘中学高等学校は東京都渋谷区に位置し、京王線・笹塚駅から徒歩5分の所にある女子校です。設立は1940年で、2015年から文部科学省指定のスーパーグローバルハイスクール(SGH)に指定されています。

スーパーグローバルハイスクール(SGH)とは?

高等学校等におけるグローバル・リーダー育成に資する教育を通して、生徒の社会課題に対する関心と深い教養、コミュニケーション能力、問題解決力等の国際的素養を身に付け、もって、将来、国際的に活躍できるグローバル・リーダーの育成を図ることを目的としています。
スーパーグローバルハイスクールの高等学校等は、目指すべきグローバル人物像を設定し、国際化を進める国内外の大学を中心に、企業、国際機関等と連携を図り、グローバルな社会課題、ビジネス課題をテーマに横断的・総合的な学習、探究的な学習を行います。
学習活動において、課題研究のテーマに関する国内外のフィールドワークを実施し、高校生自身の目で見聞を広げ、挑戦することが求められます。
指定されている学校の目指すべき人物像や具体的な課題の設定、学習内容は、地域や学校の特性を生かしたものとなっております。

引用元:https://www.sghc.jp/

中学入試の募集人数は、「一般」もしくは「英語特別コース」を対象に50名、「グローバル・アスリートコース」を対象に15名、その他にもWILL入試、適性検査型思考力入試での募集も行っています。高校入試の募集人数は、一般入試を対象として「アドバンストコース A・B」80名・「グローバルコース」80名、推薦入試を対象として「アドバンストコースA・Bあるいはグローバルコース」合わせて40名を募集しています(2020年度)。

富士見丘中学高等学校の基本情報

2015年 スーパーグローバルハイスクール(SGH)に指定

学校属性:私立 中学校・普通科高等学校
校訓:「グローバル・コンピテンシーを育てる」
教育体制:併設型中高一貫校
生徒数:中学校:106名、高等学校:278名(2019年2月時点)
共学/別学:男女別学(女子校)
学期:2学期制
学費:98万4000円(高校初年度)
帰国子女の受入:有
国内大学進学実績:慶應義塾、立教、上智、青山学院、中央など(2019年度)
海外大学進学実績:ロンドン大学キングスカレッジ、クイーンズランド大学など(2019年度)

富士見丘中学高等学校の特徴

「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能を鍛え、総合的な英語力の向上を目指す

富士見丘中学高等学校では英語の授業内で「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能を徹底的に鍛え、誰もが自信を持って英語を発信できる力を身に着ける英語教育に取り組んでいます。

富士見丘中学高等学校では、中学時の一般、グローバル・アスリートコース、高校時のグローバルコース、アドバンストコースAでは英語4技能試験であるGTEC・TEAP試験に挑戦します。
特にTEAP試験はそのスコアを入試に利用する大学が日本で増えている技能試験のひとつ。
大学入試にも直結する4技能試験に挑戦することで、日頃の授業における英語の習熟度を測ることができます。

 密度の濃い英語学習ができる選べるコース制度

中学・高校それぞれに英語教育に特化したコースが設けられています。特に中学時の英語特別コースでは、ネイティブ教員による英語の授業が週に最大7時間行われ、英語力をさらに伸ばしていけるプログラムが用意されています。

高校時のアドバンストコースBでもネイティブ教員によるオールイングリッシュでの英語の授業が週6時間行われます。オールイングリッシュの授業で実践的な英語力を身に着けられる他にも、TOEFL、IELTSといった英語技能試験への対策を授業内だけで準備することができます。

ネイティブの教員が週6時間の取り出し授業を実施

中学時の英語特別コースを対象に、高い英語力を持つ生徒に対してネイティブ教員による少人数での取り出し授業を行っています。取り出し授業は、生徒の英語能力に合わせて学習を進めるのに効果的です。
授業は向上を目指す英語技能別に「Integrated A」と「Integrated B」に分け、Aではリスニングとスピーキング、Bではリーディングとライティングを中心に、少人数だからこそできるハイレベルな授業でそれぞれの英語技能を徹底的に鍛え上げていきます。

IntegratedA/Bは、高校時の高校アドバンストコースBにおける授業へと繋がり、高校では英語書籍のリーディングをはじめ、プレゼンテーションやエッセイの作成など、より実践的な英語力を鍛えるためのステップアップしたカリキュラムを実施しています。

グローバルな人材を育てる、充実した国際交流・海外留学制度

富士見丘中学高等学校では「グローバル・コンピテンシーの育成」を目的とした、国際交流・留学制度も充実しています。
修学旅行として中学3年次ではオーストラリア、高校2年次ではアメリカ西海岸カリフォルニア州ロサンゼルスに訪問。修学旅行のメインプログラムとして、それぞれの現地の姉妹校に訪問して現地の生徒と共に授業に参加したり、お互いの国の文化を共有したりする交歓行事があることもポイントですね。

留学制度については、中学時から希望制の短期・長期留学プログラムが設けられています。短期留学では、長期休暇期間にイギリスのチェルトラムに3週間ホームステイをして、現地での語学研修やアクティビティや国際交流を通して使える英語力が養われます。

長期留学プログラムは、イギリス、オーストラリア、カナダの姉妹校への3~6ヶ月の留学制度が設けられていて、期間中はホームステイをしながら現地生徒と学校に通います。帰国後のフォロー体制も充実しており、海外大学への進学を目指す生徒に対してもしっかりとサポートできる体制が整っていますね。

大学入試に直結する試験に対応した授業体系

中学英語特別コースの生徒を対象に、中学1年生の段階からTOEFL 模試の受験を開始します。

このような英語技能試験に特化したカリキュラムの中で試験に対する対応力を徹底的に鍛え、中学卒業時には一般、グローバル・アスリートコースの生徒がCEFR A2レベル(英検準二級相当)、英語特別コースの生徒はCEFR B1 ~ B2レベル(英検二級~準一級相当)に到達すること目標としています。

CEFRとは?

CEFRとは(Common European Framework of Reference for Languages: Learning, teaching, assessment)の略であり、英語に限らず、外国語によるコミュニケーション能力を言語の枠を超えて統一した基準で測るための国際的な指標です。英検やTOEFLなど、さまざまな検定試験のスコアを1つの基準で比較できるので、近年は日本でも主に高校や大学における英語教育の指標として使われるようになってきています。

また、高校時のアドバンストコースBの生徒を対象に、TOEFL・IELTS試験の対策を行うアカデミック・イングリッシュの授業が設けられています。さらに、TOEFL対策のeラーニングも高1から授業内で対策を行い、習熟度測定のために高1から毎年、TOEFL iBTまたはIELTSを受験。このようなカリキュラムを通して、高校卒業時にはCEFR C1レベル以上(英検1級以上相当)の英語力を目標としています。

富士見丘中学高等学校のまとめ

富士見丘中学高等学校の英語教育は、生徒の英語技能に沿ったコース別のカリキュラムが設けられているのが特徴。全てのカリキュラムのカリキュラムで共通して「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能を徹底的に鍛え上げ、充実した国際交流の機会を通して、グローバルな人材として活躍できる実践的な英語力を育てていきます。大学入試に直結した試験対策も授業の中で行い、中学高校卒業時には英語の技能試験にも対応できる高い英語力を身に着けることができます。

文京学院大学女子中学校高等学校-文理を問わず国際的な人材の育成を目指す

文京学院大学女子中学校高等学校-文理を問わず国際的な人材の育成を目指す

文京学院大学女子中学校高等学校は、「SSH」と「SGHアソシエイト」の両方の指定を受けています。同校の教育理念は、国際的にスタンダードな文理融合型。英語力に限定されない、これからのグローバル社会で要求される能力を持った人材の育成に力を入れている文京学院大学女子中学校高等学校について解説していきます。

続きを読む

少人数・習熟度別授業を実践するSGHアソシエイト校、神奈川学園中学校・高等学校

kanagawa_gakuen

<学校の概要>

神奈川学園中学校・高等学校(以下、「同校」という)は、横浜市神奈川区沢渡に位置し、上大岡駅から電車で8分で、横浜駅から徒歩10分の場所にある。前身は、佐藤善治郎によって1914に設立され、現在は完全一貫制の女子校である。帰国子女募集の応募資格は、海外に継続1年以上滞在し、帰国後3年以内の児童で、面接は保護者同伴である。

続きを読む

人間文化コースを中心にグローバルな活動を展開、福岡県立鞍手高等学校

P1010246_convert_20120408114942

<学校の概要>

福岡県立鞍手高等学校(以下、「同校」という)は、福岡県直方市にあり、JR福北ゆたか線直方駅徒歩10分の場所である。1918年に設立し、2012年から5年間スーパーサイエンススクールで、2015年から5年間スーパースローバルハイスクールに指定されている。
全日制課程と定時制課程が設置され、定時制過程は夜間と昼間がある。全日制課程は普通科と理数科で、普通科は「普通科」と「普通科人間文化コース」に分かれる。2015年の募集は普通科160名、人間文化コース40名、理数科40名であった。募集定員に占める推薦入試の割合は、普通科約15%、人間文化コース約30%、理数科約25%である。

続きを読む

京都大学と連携した海外研修や英語で交流する機会のある、福岡県立京都高等学校

京都高校

<学校の概要>

福岡県立京都高等学校(以下、「同校」という)は、福岡県行橋市にあり、南行橋駅から徒歩15分程度の場所である。第一学区にあり、吉富町 上毛町 築上町 豊前市 苅田町 みやこ町 行橋市から通学できる。勉学、運動競技・文化活動、生徒会活動、ボランティアのいずれかについて顕著な実績がある者を対象とする推薦入試制度があり、2015年度の募集人員は35名程度であった。
全日制課程の高校は1917年に開校し、1947年以来定時制過程の教育を行っていて、現在は両課程の普通科を設置している。2015年にグローバルハイスクールに指定された。

続きを読む

スーパー食育スクールでもある中村学園女子高等学校。

中村学園女子高等学校

<学校の概要>

中村学園女子高等学校は福岡市城南区にあり、地下鉄七隈線・別府駅から徒歩8分の場所に位置している。中村学園は1953年に設立され、高等学校は1960年に開校された。
2015年にスーパーグローバルハイスクールに指定され、2014年度と2015年度にスーパー食育スクール(SSS)に指定された。スーパー特進Vコース、特進Vコース、一般進学コースがあり、2015年度の募集人数は順に30名、70名、320名であった。

続きを読む

キリスト教の価値観に基づく人間性を教育、明治学園中学校・高等学校。

Meiji_gakuen_high_school

<学校の概要>

明治学園中学校・高等学校は福岡県北九州市にあり、JR戸畑駅から徒歩10分の場所に位置している。同校の授業は7時限(16時30分)まである。小学校からの内部進学があり、中学入試の募集人員は男女80名ずつである。
明治学園の歴史は1910年に始まり、中学校は1947年に設立され、2008年に桜の聖母学院と法人合併により、学校法人コングレガシオン・ド・ノートルダムとなった。カトリック系キリスト教の価値観に基づく人間性を教育し、1658年に始まった歴史をもつコングレガシオン・ド・ノートルダムが、2008年に宣言したミッションステートメントをもとに教育活動をしている。

続きを読む

グローバルシティズンの育成が目標、カトリックの精神に基づいた教育の福岡雙葉中学校・高等学校

01

<学校の概要>

福岡雙葉中学校・高等学校(以下、「同校」という)は福岡市中央区にあり、市営地下鉄七隈線の薬院大通駅または桜坂駅から徒歩15分の場所である。福岡市街を望める丘にあり、福岡南公園の隣に位置し、緑豊かな環境である。2012年に新校舎が完成し、自習スペースもある。
同校は中高一貫教育(併設型)を行う女子高で、時間割は45分×7限である。日本を訪問したシスターが1872年に開校し、パリの修道会「幼きイエス会」を母体とし、カトリックの精神に基づいた教育を行っている。田園調布雙葉中学高等学校、横浜雙葉中学高等学校、静岡雙葉中学・高等学校と姉妹校で、海外にも姉妹校がある。

続きを読む

SGUの法政大学との連携が強固な法政大学女子高等学校。

1280px-Hosei_Univ._Girls_High_School

<学校の概要>

法政大学女子高等学校(以下、「同校」という)は横浜市鶴見区にあり、京浜急行・生麦駅から徒歩5分の場所である。1933年に前身である潤光学園が設立され、同校は1949年に誕生した。そして、2015年にスーパーグローバルハイスクールとなった。
法政大学への推薦資格を取得でき、他大学との併願受験もできる。高校入試は書類選考と学科試験があり、学科試験は既卒生も受験できる。書類選考では英検準2級以上をもっていると加点される仕組みである。2015年はそれぞれ210名と50名を募集した。現在、帰国生入試の導入を検討している。

続きを読む

英語や国際理解を深める、公文国際学園中等部・高等部。

kumontop

<学校の概要>

公文国際学園中等部・高等部は、神奈川県横浜市にあり、大船駅からバスで約8分の場所である。
完全一貫性の中高一貫教育を行っていて、敷地内に寮もある。公文式学習を取り入れていて、難関大学への進学者が多い。2014年にスーパーグローバルハイスクールに指定された。
中学入試は2科目のA入試と4科目のB入試に加え、帰国生入試が行われ、定員は順に110名、40名、10名である。A入試の一部で、公文式中学課程認定以上、英検3級以上・TOEIC・TOEFL、数検3級以上の資料を添付できる。

続きを読む

幼稚園から大学までの一貫教育、青山学院高等部。

Aoyama_Gakuin_Berry_Hall

<学校の概要>

青山学院高等部(以下、「同校」という)は、東京都渋谷区の表参道駅から徒歩10分の場所であり、キャンパスは六本木通りと青山通りに面している。 1950年に設立し、2008年~2014年にかけて高等部校舎を全面的に建て替えた。
毎朝礼拝を行い、クリスマスやイースターなどの行事がある。また、キャンプで聖書学習をし、キリスト教学校ならではのクラブがある。
青山学院は幼稚園から大学までの教育を行っていて、系列大学への進学者が8割である。高校入試は、一般入試、推薦入試、帰国生入試が行われ、順に80名、70名、30名が募集されている。

続きを読む

「起業マインド」を持つ女性リーダーを育成、品川女子学院。

405906

<学校の概要>

品川女子学院は東京都品川区にあり、北品川駅から徒歩2分の場所である。1925年に創立され、中高一貫教育を行っていて、高校入試は実施していない。 週6日制で、土曜日は4時間の授業がある。
中学入試では、実用技能英語検定3級以上を取得している受験生に、級に応じた点数が加点される。帰国生入試は行っていないが、帰国生は加点される。中学の出席日数が不足していなければ原則として高校に進学でき、成績不振の生徒には補習とテストを行う。

続きを読む

数学者が創立した伝統校、順天高等学校。

Junten_Junior_&_Senior_High_School

<学校の概要>

順天高等学校(以下、「同校」という)は東京都北区に位置にあり、王子駅から徒歩3分の場所である。 数学者・福田理軒が1834年に創立し、「英知を持って国際社会で活躍できる人間を育成する」という教育理念のもと、中高一貫教育を行っている。ホームルーム教室は王子キャンパスにあり、体育の授業は新田キャンパスで行う。
高校入試では男女約65名ずつを一般入試と推薦入試でそれぞれ募集し、帰国子女の募集はそれらとは別に行っている。普通科には、特進選抜類型、英語選抜類型、特進類型がある。

続きを読む

佼成学園女子中学高等学校-英語の佼成と呼ばれる英語環境とは?

佼成学園女子中学高等学校-英語の佼成と呼ばれる英語環境とは?

佼成学園女子中学高等学校ではよりグローバルな教育を目指し、「課題研究」「国際文化学習」「SGH認定校」「イマージョンプログラム」「海外研修プログラム」「英検まつり」「特設英語」など英語力を伸ばすことに重点を置きつつ、広い視野と価値観を養うグローバル教育が盛んに行われ、着実に成果を出しています。豊富な英語学習環境により世界で使える英語力を目指す佼成学園女子とは?その魅力に迫ります。

佼成学園女子中学高等学校の概要

佼成学園女子中学高等学校は東京都世田谷区に位置し、京王線・千歳烏山駅から徒歩6分のところにあります。 1907年に設立され現在は英語教育に重点を置いており、充実した独自のカリキュラムと留学体制が整っているのが特徴です。文部科学省より2014に「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」の認定を受け、以降は英語教育のみに留まらずグローバル教育に力を入れています。

スーパーグローバルハイスクール(SGH)とは?

高等学校等におけるグローバル・リーダー育成に資する教育を通して、生徒の社会課題に対する関心と深い教養、コミュニケーション能力、問題解決力等の国際的素養を身に付け、もって、将来、国際的に活躍できるグローバル・リーダーの育成を図ることを目的としています。
スーパーグローバルハイスクールの高等学校等は、目指すべきグローバル人物像を設定し、国際化を進める国内外の大学を中心に、企業、国際機関等と連携を図り、グローバルな社会課題、ビジネス課題をテーマに横断的・総合的な学習、探究的な学習を行います。
学習活動において、課題研究のテーマに関する国内外のフィールドワークを実施し、高校生自身の目で見聞を広げ、挑戦することが求められます。
指定されている学校の目指すべき人物像や具体的な課題の設定、学習内容は、地域や学校の特性を生かしたものとなっております。

引用元:https://www.sghc.jp/

高校入試の募集人数は、「特進文理コース」50名(文理クラス30名、メディカルクラス10名、スーパーグローバルクラス10名)、「特進留学コース」20名、「進学コース」50名で、一般入試と推薦入試を実施しています。

基本情報

★スーパーグローバルハイスクール(SGH)認定校

学校属性:私立・普通科高校
校訓:「行学の二道を励み候べし。行学絶えなば佛法はあるべからず。」
系列校:佼成学園幼稚園、佼成学園中学校・高等学校(男子校)
教育体制:中高一貫校(併設混合型)
生徒数:高等学校511名(2019年4月現在)
共学/別学:別学
学期:3学期制
学費:91万6800円(高校初年度)
学生/教員比:
帰国子女の受入:有
国内大学進学実績:日本女子大学、中央大学、東京外国語大学など(2019年)
海外大学進学実績:University of London(SOAS)、Temple Universityなど(2019年)

学校の特徴

「SGH認定校」ならではのバラエティに富んだ取り組み

佼成学園女子中学高等学校ではよりグローバルな教育を目指し、「課題研究」「国際文化学習」などバラエティに富んだ独自の取り組みを展開しています。現在、国内外で続々と大きな賞を獲得しているのは、これらの取り組みが実を結んだ証左でもあります。

平成29年11月、パシフィコ横浜にて開催された「2017年度スーパーグローバルハイスクール(SGH)全国高校生フォーラム」にて、佼成学園女子中学高等学校からはスーパーグローバルクラスのペアが参加し、全133校の中から最優秀校に授与される文部科学大臣賞を受賞しました。その後国内大会優勝の副賞としてシンガポールで行われた「Global Link Singapore(グローバルリンク・シンガポール)」への出場権も獲得し、ポスターセッション(社会課題)部門準優勝という素晴らしい結果を修めています。

国際理解を深めるための「イマージョンプログラム」

佼成学園女子中学高等学校では、音楽・美術といった実技科目の授業を英語圏出身のネイティヴ教員が英語で進めます。英語以外の教科の授業を英語で行うこの手法は「イマージョンプログラム」と呼ばれ、英語に対する親近感を得るとともに、さまざまな国の文化・習慣に対する理解を深める目的から注目されている言語学習方法のひとつです。

例えば美術の授業では、「美術を学ぶと同時に英語を学ぶ」環境を作り出し、生徒が英語の授業中に習った言葉をよりリラックスした状態で自然に使えるよう工夫がなされています。生徒は自然な形で英語を学ぶことができ、ネイティヴ教員が英語で指導をすることで英語に対する自信をつけていくことも期待できます。戸惑いながら英語に触れ、状況判断的に英語を理解していくことで間違いを恐れなくなり、より実践的な英語力を身につけることができます。

豊富な「海外研修プログラム」により世界で使える英語力を目指す

世界中で英語を学ぶ環境が整っているのも、佼成女子ならではの特徴です。中学校ではニュージーランド・高校ではイギリス修学旅行、希望者には短期・中期留学など、多種多様な海外研修プログラムが用意され、生徒自身がこれまで身につけてきた「使える英語」の集大成として、能動的に英語を使う機会が多く盛り込まれています。

また、こうした海外研修プログラムは佼成学園女子中学高等学校のSGH研究テーマでもある、「フィールドワークを通じた多民族社会における平和的発展の研究」にも則しています。海外研修プログラムを活用して現地でのフィールドワークを行い、そこで得た情報を基に国内外のフォーラムへ参加・発表を行うことも可能となります。

異文化の中で過ごした経験は広い視野と価値観を与えてくれます。海外研修プログラムで得たそれらは生徒のその後の生き方をも左右する、得難い宝物となるでしょう。

教員も一緒に校内全員でチャレンジする「英検まつり」

佼成学園女子中学高等学校では6月・10月の年2回、学校全体で「英検」チャレンジに取り組みます。
毎朝25分間で英単語と英熟語の暗記をする「英単チャレンジ」をはじめ、クラスごとの「英単語・英熟語シートの達成数」の掲示や二次試験(面接)対策にネイティヴ教員と1対1の練習、希望者には放課後「英検対策講座」も実施します。
教員も生徒達と一緒に英検に取り組むこともあり、この時期の校内では「英検まつり」と呼ぶにふさわしい高揚感が漂います。 1人で黙々と勉強させるのではなく、みんなで楽しみながら目標に向かってチャレンジする「英検まつり」によって、お互いに刺激し合う環境を作り出し、全体的な英語力向上に役立てています。

IELTS対策の「特設英語」で4技能を着実に伸ばす

IELTSには、受験生の英語力が英語で授業を行う教育機関に入学できるレベルに達しているかどうかを評価する「アカデミック・モジュール」と、英語圏で学業以外の研修を検討している人やオーストラリア、カナダ、ニュージーランドへの移住申請をする人ための「ジェネラル・トレーニング・モジュール」の2種類のテストがあります。近年、海外では入学審査でスコアを採用する教育機関が3,000を超え、英語力証明に関わるスタンダードテストとして世界中で受験者が増え続けているテストです。

佼成学園女子中学高等学校ではIELTS対策として、高校2年次終了までに「CEFR(語学の熟達度を測る国際的な基準)5.0以上の習得」を目標として掲げています。

CEFRとは?

CEFRとは、英語に限らず、外国語によるコミュニケーション能力を言語の枠を超えて統一した基準で測るための国際的な指標です。英検やTOEFLなど、さまざまな検定試験のスコアを1つの基準で比較できるので、近年は日本でも主に高校や大学における英語教育の指標として使われるようになってきています。

引用元:https://cambridgecentre.jp/exams/cefr/

2018年に文科省が行った調査では、日本の高校生の卒業時までの英語力は多くがCEFR A1~A2(初級レベル)に留まっているというデータが出ています。そこでスーパーグローバルクラスが行う特設英語のカリキュラムでは、英検などでも出題されやすい「GLOBAL ISSUES(世界規模の課題)」をテーマとした4技能統合型の授業を展開し、結果として1期生卒業時には全員がCEFR B1以上を100%達成するという大きな成果を上げました。

まとめ

佼成学園女子中学高等学校では中高一貫で「SGH認定校」「イマージョンプログラム」「海外研修プログラム」「英検まつり」「特設英語」など英語力を伸ばすことに重点を置きつつ、広い視野と価値観を養うグローバル教育が盛んに行われ、着実に成果を出しています。

また、主体的・対話的な 「アクティブ・ラーニング」の実現に向け、ICT設備の拡充や授業改革も行われています。その一貫として2018年度の新入生全員に1人1台教育支援サー ビス「Classi」共同学習アクティブラーニングツール「ClassiNOTE」をインストールしたセルラータイプレンタルiPadを配布し、教育活動のさまざまなシーンで活用しています。

ほぼ全員が早稲田大学へ進学、高大一貫教育の早稲田大学高等学院。

waseda2

早稲田大学高等学院

学校の概要

学校法人早稲田大学高等学院(以下、「同校」という)は東京都練馬区に位置し、西武新宿線の上石神井駅から徒歩7分のところにある 。
1920年に設置され、現在は、卒業生全員が早稲田大学へ進むことができるという高大一貫教育を行っている。早稲田大学高等学院中等部からは基準を満たせば全員が同校へ進学できる。一般入試260名と自己推薦入試100名を募集していて、試験科目の配点は公表されていない。

続きを読む

英語学校を前身とする女子高、お茶の水女子大学附属高等学校。

ocha

<学校の概要>

国立大学法人お茶の水女子大学附属高等学校(以下、「同校」という)は、東京都文京区にあり、地下鉄丸の内線・茗荷谷駅から徒歩6分の所にある。 1872年に設立された英語学校を前身とする女子高で、幼稚園からお茶の水大学までが同じ敷地にある。
合格実績は、早稲田大学や慶應義塾大学など難関私立大学が多数である。お茶の水大学附属中学校からの入学者は約60名で、一般入試では過年度生も受け入れている。2014年にスーパーグローバルハイスクールに指定された。

続きを読む

スーパーグローバルハイスクールの幹事校、筑波大学附属高等学校。

tsukuba_01

<学校の概要>

国立大学法人筑波大学附属高等学校(以下、「同校」という)は東京都文京区にあり、1872年に創設された師範学校に起源をもつ。
2014年度からスーパーグローバルハイスクールの幹事校となり、現在は在日外国人・在外日本人学生を対象とする入試も行っている。筑波大学には他に2つの付属高等学校があり、その1校はSGHである。
筑波大学附属中学校からの進学は約160名であり、中学3年生の約8割にあたる。そして同校は、東京大学や早稲田大学へ多数の合格者を輩出している進学校である。

続きを読む

21世紀に活躍する人を育てる教育とは?(私立学校研究家 本間勇人氏)

20150512

英語塾キャタル代表の三石郷史によるラジオ番組
《In The Dreaming Class》

今回は「名門中学の作り方―未来志向の学校を選ぶ8つのポイント」の著者で「21世紀型教育を創る会」事務局の、私立学校研究家・本間勇人氏をお迎えし、「21世紀に活躍する人を育てる教育」について伺った。今回の記事では、21世紀型教育とその取り組みを中心にインタビュー内容を紹介する。

続きを読む