こんにちは、4技能型英語塾のキャタルです。
今回の記事ではキャタルでメキメキと英語力をつけ、指定校推薦で大学合格を掴み取ったK.Nさんの成長ストーリーをご紹介します。
留学したいという明確な目標を持ってキャタルに通い始めたK.Nさんが、目標通り高校留学を実現し、留年することなく希望の大学に合格するまでのストーリーです。
ぜひ最後までお読みください。
中学2年での目標は高校での1年間の留学
私の家では小さい頃からディズニーのDVDやカートゥーンネットワーク(海外のアニメが見られるチャンネル)で英語に触れる時間が多くありました。楽しく英語に触れられていたため、英語が好きになり、高校では1年間留学したいという明確な目標を中学2年の時点で持っていました。
留学の実現に向けて、より実践的な英語を学べる場を探していたところ、母の友人の紹介でおすすめしてもらったのがキャタルでした。キャタルの英語の本を通して英語力を身につけるという学習法やバイリンガルのコーチと英語で話せる環境も魅力的で、中学2年生の時にキャタルへ入会しました。
リスニングとスピーキングをキャタルで徹底強化
英語は得意だったものの、キャタルに通い始めてリスニングとスピーキングには苦労しました。この2技能を強化しないと留学に行った際にコミュニケーションが取れないという危機感があり、頑張って取り組まないと、と思ったのを覚えています。
キャタルでは本の音源を聴くのですが、そのスピードが早すぎて部分的にしか聞き取ることが始めはできませんでした。また本によってはイギリス英語の音源もあるのですが、アメリカ英語にしか慣れていなかったため戸惑ったのを覚えています。リスニングは何度も音源を聴くことで徐々に慣れていきました。
スピーキングは、人と話すのは好きだったものの、英語になると苦手に感じることを相談してレッスンにトピックピッカー(ランダムに指定されたトピックについてコーチと英語で話すカリキュラム)を追加してもらうことになりました。その際コーチに「文法はあまり気にせず、話したいことを英単語を繋げて言ってみて」とアドバイスをされたことが記憶に残っています。正しく英語で言えているか自信がなくてついつい日本語で話すことが多かったのですが、頑張って英語で伝えようとしたらコーチが毎回褒めてくれたので、少しずつスピーキングも上達したと思います。そして結果としては、なかなか受からず苦戦していた英検2級も、留学前に合格することができました。
他人と比べることなく、自分のレベルにあった勉強ができた
キャタルの勉強法が自分にとてもあっていたと思う理由は3つあります。
まず、キャタルに通うととにかくたくさんの英語に触れる時間が作れたことがよかったです。キャタルではレッスン中にバイリンガルのコーチと英語で話す以外にも、宿題では英語の音源を何回も聴き、声に出して何回も英語で本を読みます。それを苦に感じることなく続けられたので自然と英語力も伸びました。
2つ目は、キャタルが講義タイプの学習塾ではない点です。講義タイプで英語を学ぶと楽しく勉強できるか不安でしたが、キャタルではストーリーブックを使い、授業を聞くのではなく自分で声に出したり、手を動かしたりしながら進めるので受け身になることなく続けられました。
そして3つ目が、キャタルが集団塾ではなかった点です。集団塾の場合、レベルによってクラス分けされるなど、どうしても周りの人と自分の能力を比べてしまいます。私の場合、他人より点数が低いことなどがモチベーションを左右してしまう可能性がありました。そのため、自分に合ったレベルで勉強ができ、他人と比べるのではなく、少し前の自分と比べて成長しているかにフォーカスができるキャタルが合っていました。
留学で再び苦労したリスニングとスピーキング
高校は、1年間留学したいという目標を実現するべく、淑徳高校の留学コースに進学しました。多くの高校は1年間留学すると、留年になるケースがほとんどです。淑徳高校の留学コースであれば留年することなく1年間留学が可能だったので合格できたことはとても嬉しかったです。
キャタルで英語力を強化して臨んだ念願の留学でしたが、渡米後は再びリスニングとスピーキングで苦労することとなりました。特に渡米後始めの3週間は、周りが何を言っているか全く分からず、ホームシックも相まって1年間の留学生活を楽しめる自信がありませんでした。
変化のきっかけはホストファミリーとのコミュニケーションでトラブルが発生したことでした。私は毎日牛乳を飲むのが日課で、牛乳が必需品であることを事前にホストファミリーに伝え、ホストファミリーから了承を得ていたと思っていました。が、牛乳がなくなってもなかなか買ってもらえず、さらには飲み過ぎだと注意されたのです。きちんとコミュニケーションが取れていないことに不安を感じた私は、コーディネーターの方に相談して一緒にみんなで話す場を設けてもらいました。
この場がきっかけで、ホストファミリーには私が英語で苦労していることが伝わり、ホストファミリーから「もっとゆっくり話すようにするからきちんとコミュニケーションを取ろう。難しい時は翻訳機を使ってしっかり意思疎通を図ろう」と言ってもらいました。
伝えようと意識してから留学生活に変化が
今振り返ると、牛乳はカロリーが高いので、健康のことを考えて1日1杯にしたらとホストファミリーは提案してくれていたのかなと思います。でも当時の私は、ホストファミリーが話す英語が早くてあまり聞き取れていない中できちんと確認することなく、自分が聞き取れた単語だけで判断していたため、意思疎通がしっかりと取れていなかったのです。
キャタルにいた時は、正しい英語ではなくても大丈夫という安心感がありました。しかし、いざ現地の人たちを前にすると間違えたらダメという思いが強くなり、自分の伝えたいことを伝えようとすることを諦めていたようです。この時以降、拙い英語でもしっかりと伝えることを大事にするようになりました。そしてその結果、自分からクラスメイトをランチに誘うなどの行動を起こせるようになり、とても楽しい留学生活を送ることができました。
英語力・英語資格を活かした大学受験
留学前から大学受験は総合型選抜を考えていました。英語力を伸ばして、英語資格を取ることができれば、行きたい大学の合格をもらえるのではと思っていたからです。留学のための英語の勉強に加え全ての教科で良い成績を取り続けることは難しく、指定校推薦は難しいだろうと思っていました。ですが留学から帰国後、学校の成績でも結果が出ていたため指定校推薦にも挑戦してみることを決めました。
総合型選抜でも指定校推薦でも、志望していた多くの大学が英検準1級あるいはTOEFL iBTで72点レベルの英語資格を条件としていたため、帰国後キャタルでTOEFL対策を始めました。そして初めて受けたTOEFLでは目標としていた72点を一発で取得。その後キャタルでは英検準1級の対策に切り替えました。そして英検準1級にも出願前のタイミングで合格することができ、志望していた上智大学の文学部英文学科の指定校推薦をもらうことができました。
留年しない留学を選んだため、1年間日本にいなかった間の授業内容についていくのが大変で、一般受験は正直厳しいと感じていました。そのため総合型選抜で同志社大学に応募。一次通過していたので次は小論文の対策をしないと、と思っていたところで上智大学の指定校推薦をもらうことができました。必要な英語資格をキャタルでしっかりと対策できたおかげで、志望大学から早く合格をもらうことができてよかったです。
英語のおかげで新しい視点で物事を見ることができるように
日本にいる限りは日本語さえできれば生きていけると感じる人もいると思います。でも、私はキャタルで学び、留学も経験したことで、英語を話すことができればコミュニケーションの幅が広がり、人生が楽しくなることを知りました。
暗記中心の学び方で英語は面白くない、難しいなどといったネガティブな印象を持つ人も多いかと思いますが、英語ができれば、新しい経験や知識を得ることができます。例えば英語では1つの単語でしか表せないことが、日本語では複数の単語を使って表現ができます。英語ができることで日本語の良さに気づくなど、様々な視点で物事を見れるようになったのは私にとって嬉しい発見でした。
今英語に苦手意識を感じている人には、諦めずに違う方法で英語に触れる方法をぜひ検討してみてほしいです。自分に合った英語との付き合い方が見つけられるよう、応援してます!