英語は英語で学べ!和訳がダメな2つの理由 | バイリンガルへの道

英語は英語で学べ!和訳がダメな2つの理由

キャタルのカリキュラムの特徴の一つとしてレッスンは「オールイングリッシュで行う」があります。英英辞書を使用し、レッスン中は和訳を一切行いません。今回は英語学習においてキャタルが「英語は英語で学ぶ」にこだわる理由を和訳の観点からご紹介します。

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英単語と英文の和訳がNGな理由

キャタルで和訳を推奨しない理由は大きく2つあります。単語の場合と文章の場合においてそれぞれ分けてその理由を説明します。

単語の和訳は使い分けを間違える原因に

和訳して単語を覚えるのをおすすめできない最大の理由は単語の正しい使い分けができなくなるからです。

例えばfallという単語とdropという単語は日本語訳にするとどちらも「落ちる」となります。さらにはgo downやdiminishといった単語も限りなく似た意味を持つなど、状況と場合によって使い分ける必要のある単語がたくさんあります。そういう時に和訳ではなく英英辞書で調べた意味をイメージで覚えることができていたらとても便利なんです。

他にも似たような意味を持つ単語として「見る」も挙げられます。

英検などで英単語を覚える際、単語カードを使って和訳で意味を覚えるという方も多いかと思います。しかし、単純な和訳だと単語のニュアンスの違いを理解できないため、試験でfallとdropのような似た単語のどちらを使用すべきかと問われた際に正解が分からないことも。表面に英単語、裏に日本語の意味を書くのではなく、裏面は英英辞書に記載されている意味を書くことで単語の細かいニュアンスの違いを理解することが可能となり、空欄補充やライティングの時にどのような単語を使うべきかが分かるようになります。

試しにぜひwatch / look / see を英英辞書で調べて確認してみてください!単語カードに意味を「見る」と書くよりも、状況に合わせた「見る」がわかりやすく説明されていると思います。

文章の和訳は非効率!

海外の人と英語で話していた際、英語で質問されたことを日本語に脳内で和訳し、解答を脳内で日本語から英語に訳し、英語で答えようとしていませんか?このプロセスは時間がかかりがちで、1対1のコミュニケーションの時は大きな問題になりませんが、複数人で会話している場合は気づいたら自分だけ解答を聞いてもらえなかった・解答を用意している間に次の話題に話が進んでいたなんてことが起こってしまいます。

インプットとアウトプットを日本語を介すことなく英語だけで行える状態を英語脳、逆に日本語に変換(=和訳)するプロセスを挟む状態を英和脳と呼びます。

スムーズに英語で会話するためには和訳は時間の無駄が多く、理想的な英語学習法ではないのです。

和訳が求められない時代に

これまでは学校の英語の授業でも正しい文法と正しい言葉の意味が理解できているかを確認するため、丁寧な和訳を求められることが多くありました。また、大学受験でも英語試験で和訳を問う問題が多かったことから、和訳を重視されることが多かったです。しかし、直近では特に私立大学において英語入試で和訳問題が出されることはなくなってきました。これは学部問わず言えることになります。

キャタルではこの20年間、英語を英語で学ぶを第一にカリキュラム開発を行ってきました。直近では英語を活かした受験を選択する生徒も増えてきており、和訳しない塾としてそのサポートをしています。キャタルの学習方法にご興味をお持ちいただけた方はぜひ一度体験レッスンにお越しください。下記バナーから1分でお申し込みいただけます!