頌栄女子学院中学校高等学校-国際的なコミュニケーション能力を育む

頌栄女子学院中学校高等学校-国際的なコミュニケーション能力を育む

日本トップクラスの帰国生の多さを誇る頌栄(しょうえい)女子学院中学校・高等学校。充実した海外研修やイングリッシュ・ライブラリーといった環境の中もさることながら、帰国生と一般生が互いに刺激し合って成長するクラス編成など、単に英語力を向上させるだけでなく、生徒1人1人の異なる学習到達度に合わせたフォローが充実しています。
今回は、その頌栄女子学院中学校高等学校の特徴について解説していきます。

学校の概要

頌栄(しょうえい)女子学院中学校・高等学校は、東京都港区白金台にあるキリスト教系の女子中高一貫校です。1884年に前身となる頌栄学校が設立され、地下鉄都営浅草線高輪台駅から徒歩1分というアクセスの良い立地にありながら、敷地には伝統的な中庭や自然を残し、落ち着いた環境を備えています。国際的な人材の育成に力を注いでいる同校では、在校生の約20%を帰国生が占め、帰国生と一般生が互いに刺激し合ってコミュニケーション能力を高める効果を生んでいます。中学入試の募集人数は、全2回の入試それぞれ100名ずつの計200名です。なお、高校時からの入学は受け付けていません。

基本情報

学校属性:私立 中学校・普通科高校
校訓:賛美・奉仕
教育体制:中高一貫校(併設型)
生徒数:中学校 1年:229名 2年235名 3年218名(2019年5月時点)
高等学校 1年:225名 2年:207名 3年:216名(2019年5月時点)
共学/別学:別学
学期:前・後期2期制
学費:1,042,700円(中学初年度)1,039,770円(高校初年度)
教員数:
帰国子女の受入:有
国内大学進学実績:慶應義塾大学、早稲田大学、明治大学など(2019年度)
海外大学進学実績:Winchester Shoei College(2019年度)

頌栄女子学院中学校高等学校の特徴

帰国生と一般生が互いに刺激し合って成長するクラス編成

在校生の20%以上を帰国生で占める同校では、中学1年から高校1年までの間の1学年5クラスのうち3クラスが帰国生と一般生の混合クラスとなっています。年度ごとのクラス替えにより、在学中に全ての生徒が混合クラスを経験します。日常の英語を交えた学校生活を通じて、一般生の英語への関心が高められるほか、互いに異なる環境で育った同級生の価値観に触れることで、帰国生と一般性の双方が他者を尊重しあう国際的なコミュニケーション能力を養うことができます。高校2・3年では、生徒の習熟度別にクラスを7つに分け、1人1人の到達度に応じた指導を実施しています。

少人数制で週6回行われる充実した英語教育

高校1年までの英語の授業はホームルームクラスを2つに分けた少人数制クラスで行われ、混合クラスでは帰国生と一般生に分かれています。そのため、英語学習の経験が浅い一般生の1年生は、単語や文法などの英語の基礎から学ぶことができます。また、週4回の通常の英語科目に加えて総合的学習の時間2回も英会話教育に充てられているので、英語の授業は実質週6回あります。また、中学1年次を除いてネイティブスピーカーの教師によるOral授業も行われるため、非常に英語教育が充実しています。

英検取得についても、一般生でも中学3年次には151人もの生徒が準2級以上を取得し、同校における英語教育のレベルの高さが伺えます。

大学入試にも対応できるカリキュラム

中高一貫校である同校では、中学校から英語以外にも国語や数学といった科目でより発展的な学習を取り入れ、特に数学の授業時間は標準よりも多く設けています。
先取り学習を目指すこと以上に各教科の基礎力を高めることが重視されているため、高校3年では年4回、それ以下の学年では年3回の学力テストがあります。さらに、追試や英単語、漢字の小テストなどを頻繁に行い、帰国生、一般生を問わず生徒1人1人の異なる学習到達度に合わせたフォローが充実しています。

同校が力を入れている英語の授業は、高校2・3年では帰国生と一般生とで分けるのではなく、生徒の習熟度により1学年を7つのクラスに分けて大学受験に備えます。入学時には英語初学者だった一般生も、高校2年の時期までに英語力を大きく伸ばして両者の差はほとんど無くなり、トップのクラスでは一般生が帰国生に混ざることもあるようです。この習熟度別編成のクラス変更は、年度中でも適宜行われています

カリキュラムは高校2年からはコース制が採用されて文科コースと理科コースに、3年次にはさらに理科コースが二つに分けられるほか、コース別の授業に加えて主要科目を中心とした受験講習があり、希望する進路に応じて自由に選択することができます。生徒の自主性を重んじる同校では、高校3年の夏季休暇には生徒の希望を聞いて講習の中身を決めることで、生徒の意欲をより高める仕組みになっています。

2019年度卒業生の50%が国公立大・早慶上智に進学し、4年生大学へと進学した生徒の進学先内訳は64.1%が人文・社会科学系、21.5%が自然科学・医療系です。また、少数ではありますが系列校のWinchester Shoei Collegeへと海外進学した生徒もいます。

図書館設置のイングリッシュ・ライブラリーで洋書に親しむ

図書館には2,000冊以上の洋書を集めた「English Library」が設置されています。同校では中学1年生から洋書を読むことを推奨していて、蔵書には一般性向けの簡単なものから帰国生、上級生向けの高度なものまで揃っています。

また、「リーディングレコード」という読んだ本のタイトルや感想を記録する取り組みも行い、年間で最も多くの洋書を読んだ生徒を「年間多読賞」として表彰するなど、生徒たちが高いモチベーション持って洋書に親しみ、英語力を伸ばせる環境が整っています。

国内外での語学研修で英語と異文化を学ぶ

長期休暇中には希望者向けに語学研修が設けられています。中学校では軽井沢で行う英会話研修と、3年次にカナダに2週間ホームステイして行われる語学研修、高校ではイギリスにあるウィンチェスター頌栄カレッジで15日間の語学研修が実施されます。

特にカナダとイギリスでの語学研修では、ネイティブスピーカーの生きた英語を学べるだけではなく、さまざまなアクティヴィティや文化遺産などの見学を通じて、各国の学生との交流や、歴史、文化への理解を深めることができます。

まとめ

本校では、日本トップクラスの帰国生の多さと、海外研修やイングリッシュ・ライブラリーの充実といった環境の中で、生徒たちは単に英語力を向上させるだけでなく、自分と異なる文化や考えを持つ相手を尊重することや、時には自分の意見をしっかりと主張し、適切に表現するコミュニケーション能力を身に着けることができます。

また、同校の繰り返し実施される試験と、試験結果や希望に応じて各生徒に提供される柔軟な指導により、帰国生と一般生にとってそれぞれ異なる課題を乗り越えて成長するチャンスが豊富に与えられます。こうした学校生活を通じて、生徒たちは自身の帰属意識やあり方について向き合い、未来のありたい姿を見つけて努力していく自主性を学ぶことができます。

東京女子学園中学校高等学校の特徴解説-充実した最先端の教育プログラム

東京女子学園中学校高等学校の特徴解説-充実した最先端の教育プログラム

「世界とつながる女性(ひと)を育む」東京女子学園中学校高等学校。国際社会において自ら課題を発見・探究し、発信できる人材の育成を目的に、ユニークなオリジナル教材やICTの積極的な活用、また充実した国際交流プログラムを設けて、生徒たちを地球規模の視野で考えることができる人材へと成長を導きます。
今回は、最先端の教育プログラムが充実した、東京女子学園中学校高等学校の特徴について解説します。

東京女子学園中学校高等学校の概要

東京女子学園中学校・高等学校は、東京都港区芝にある私立の中高一貫の女子校です。1903年の設立以来、一貫して自立した女性の育成を目指す教育に取り組んでいます。現在は、国際社会において自ら課題を発見・探究し、最終的に発信できる人材の育成を掲げており、その取り組みは英語教育において顕著といえます。近年では国立大学や難関私立大学への進学も着実に伸ばしており、高校入試の募集人数は、推薦入試 Iが55名(国際教養コース:15名、未来創造コース:40名)、一般入試(併願優遇)が75名(国際教養コース:25名、未来創造コース:50名)。その他に別枠の推薦入試と一般入試、さらには帰国生入試も行われます。

基本情報

学校属性:私立 中学校・普通科高校
教育理念:「人の中なる人となれ」
教育体制:中高一貫校(併設型、高校2年次からの混合あり)
生徒数:中学校:女子86名、高等学校:女子255名(2018年度)
共学/別学:女子校
学期:2学期制
学費:121万3,200円(高校初年度)
帰国子女の受入:有
国内大学進学実績:東京農業大学、神田外語大学、中央大学、成城大学など(2019年度)

東京女子学園中学校高等学校の特徴

「地球思考」 ~広い視野で考え、より善く生きる力を身につける

東京女子学園では「地球思考」を育むことを教育の柱に据えています。東京女子学園の教育理念である「人の中なる人となれ」に連なるもので、社会のしくみが大きく変わりつつあるこの時代に、社会に貢献できる人間になるための拠りどころとなる考え方として同校では大切にされています。

多様な文化の尊重ができるためには、まず自国の文化の価値を認めることが大切であるとの考えに基づき、東京女子学園では英語教育もさることながら、日本の文化・歴史をより深く理解するための体験教育にも注力しています。

中学1年から高校3年までの6年間通して行われる礼法では、礼儀や作法を学ぶことを通して日本の伝統文化への理解を深めるとともに、相手への心配りができる豊かな感性を育くみます。

また英語教育では、「地球思考」の実践に欠かせないツールとして特に重点的なカリキュラムが組まれています。総合学習「地球思考プログラム」では、英語を使う機会が増えることで、生徒に英語好きになって欲しいとの意図の基、あらゆる教科にまたがる内容の授業を英語で学んでいくスタイル。これが東京女子学園らしい特徴といえるでしょう。

21世紀型授業 ~ディスカッション、プレゼンテーションを通して課題発見力・発言力を養成

21世紀型授業とは、知識習得に偏った受け身の授業ではなく、生徒自身に課題を発見させて問題を解決していくことで学びを深めさせるという、探求型アクティブ・ラーニング(能動的学習)を積極的に採り入れた授業形態のことです。「知識は実践できて初めて智慧となる」と考える東京女子学園では、生徒に常に自分の学習到達度を確認させるための「地球思考コード」を与え、1人ひとりの個性と学力に対応したカリキュラムを実施しています。

特に英語の授業では、異文化学習、ディスカッション、プレゼンテーションを積極的に取り入れています。東京女子学園が目指す「自分の言葉で、世界に発信できる女性(ひと)」になるために必要な、自分で考え判断する力、自己表現力を高める狙いがあります。
幅広い話題について積極的に討論に加わり、発表するという双方向の授業に参加することで、生徒たちは英語で自分を表現する楽しさを学んでいくことができます。

国際社会の中で、異なる立場の意見を理解したうえで、自らの主張を的確に発言できるコミュニケーション力を身に着けること。東京女子学園が英語に力を入れている理由が良くわかりますね。

「楽しくなくっちゃ英語じゃない」~”World Study”で4技能をバランスよく伸ばす

同校の英語の授業は「楽しくなくっちゃ英語じゃない」をモットーに、「読む」「書く」「聞く」「話す」のの4技能をバランスよく伸ばすことを目指しています。

そして、英語の授業に使われるユニークな教材が、同校教員によるオリジナルテキスト「World Study」。「World Study」は、世界各国の文化の紹介・社会問題への言及に始まり日常の場面ごとの英会話までを収めており、楽しみながら英語力を高められるよう工夫されています。

週1回のWorld Studyを使った授業では、複数のネイティブ教員による指導の下、感情をこめて課題文を暗唱するリレーションや、グループ単位でのディスカッションといった実践的なプログラムに取り組んでいます。英語で自分を表現する楽しさを知っていく中で、プレゼンテーション技術を含めた英会話総合力の向上を目指しています。

大学試験・英検・TOEIC講座・資格対策も

このような取り組みの一方で、試験対策にも積極的です。高校卒業時までに英検2級から準1級程度の資格を取得するという目標を設定し、普段の授業でも試験対策を実施、TOEIC講座も設けています。新たに生まれ変わる大学入試への対応はもちろん、資格の取得を通して、一生使える英語力を身につけることを念頭においています。

生徒1人に1台iPadを配付 ~ ICTを積極活用し、能動的学習を推進

東京女子学園ではICTを積極活用し、生徒の能動的学習の推進に役立てようと考えています。
生徒1人に1台配られるiPadは、今やWorld Studyと並んで同校の英語教育において欠かせないツールになっているほどです。

iPadを使ったWorld Studyの授業では、単語ゲームや英作した文章をiPadに録音して発表する取り組みなどを通して、楽しみながら英語を学ぶことができます。またiPadの活用により、宿題や連絡事項のやりとりが個別に行えるので、生徒1人ひとりの学習進度に応じたきめ細やかな指導を行えるようになったこともポイントといえるでしょう。

英語学習のスタートとして、生徒に英語を学ぶ楽しさを教え、英語を使う積極性を身に着けさせたいという考えが徹底されているからこそできるプログラム。iPadを使った授業では、クラスメイトが使う英語表現から学びつつ、間違いを恐れずに人前で英語を話す体験をすることで、生徒自らが主体的に考える力を身に着ける狙いがあります。

多彩な国際交流プログラム ~ 違いを認め合うことの大切さを知るきっかけに

多彩な国際交流プログラムも東京女子学園の特色といえるでしょう。
東京女子学園は「これからの国際社会では、単に英語を操れるだけの人間は通用しない」と考えており、「違いを認め合うことが国際交流の出発点」をモットーに、相手の国の歴史や文化に直に触れることができる、さまざまな国際体験の機会を長年提供しています。

1980年から続くアメリカ・シアトルでの3週間の海外教育研修は、現地の一般家庭に生徒1人で滞在。オリジナルプログラムの英語授業の受講やホストファミリーを交えたアクティビティーを楽しむことで、アメリカの文化や生活習慣を家族の一員として学びます。
オーストラリアへの3カ月留学では、ホストファミリーとの生活を通して、生きた英語の習得はもちろん、異文化体験による国際感覚と自立心の育成が図られます。

生徒たちは国際交流プログラムへの参加を通して、海外で認めてもらうためには自分の意見を伝えることが大切であることを知り、自主自立の精神を身につけていくことでしょう。

まとめ

東京女子学園の教育は、国際社会で生きていくことを見据えた「地球思考」の養成を目標としています。英語は「地球思考」を実践するうえで不可欠であり、英語教育では、「読む・書く・聞く・話す」という英語の4技能の習得はもちろん、自主的な学習態度や国際交流に必須の多様性を認め合う価値観を身に着けることができます。東京女子学園はユニークな教材やICTの積極的な活用、また充実した国際交流プログラムを設けて、生徒たちを地球規模の視野で考えることができる人材に育て上げることに日々邁進している学校といえるでしょう。

富士見丘中学高等学校-コース別のカリキュラムでグローバルな人材を育てる

富士見丘中学高等学校-コース別のカリキュラムでグローバルな人材を育てる

富士見丘中学高等学校ウェブサイトhttps://www.fujimigaoka.ac.jp/より

スーパーグローバルハイスクール(SGH)にも認定されている富士見丘中学高等学校。今回は富士見丘中学高等学校が「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能を徹底的に鍛えていることや、より密度の濃い英語学習ができる選べるコース制度、グローバルな人材を育てる、充実した国際交流・海外留学制度など入学受験に役立つ情報を解説していきます。

富士見丘中学高等学校ってどんな学校?

富士見丘中学高等学校は東京都渋谷区に位置し、京王線・笹塚駅から徒歩5分の所にある女子校です。設立は1940年で、2015年から文部科学省指定のスーパーグローバルハイスクール(SGH)に指定されています。

スーパーグローバルハイスクール(SGH)とは?

高等学校等におけるグローバル・リーダー育成に資する教育を通して、生徒の社会課題に対する関心と深い教養、コミュニケーション能力、問題解決力等の国際的素養を身に付け、もって、将来、国際的に活躍できるグローバル・リーダーの育成を図ることを目的としています。
スーパーグローバルハイスクールの高等学校等は、目指すべきグローバル人物像を設定し、国際化を進める国内外の大学を中心に、企業、国際機関等と連携を図り、グローバルな社会課題、ビジネス課題をテーマに横断的・総合的な学習、探究的な学習を行います。
学習活動において、課題研究のテーマに関する国内外のフィールドワークを実施し、高校生自身の目で見聞を広げ、挑戦することが求められます。
指定されている学校の目指すべき人物像や具体的な課題の設定、学習内容は、地域や学校の特性を生かしたものとなっております。

引用元:https://www.sghc.jp/

中学入試の募集人数は、「一般」もしくは「英語特別コース」を対象に50名、「グローバル・アスリートコース」を対象に15名、その他にもWILL入試、適性検査型思考力入試での募集も行っています。高校入試の募集人数は、一般入試を対象として「アドバンストコース A・B」80名・「グローバルコース」80名、推薦入試を対象として「アドバンストコースA・Bあるいはグローバルコース」合わせて40名を募集しています(2020年度)。

富士見丘中学高等学校の基本情報

2015年 スーパーグローバルハイスクール(SGH)に指定

学校属性:私立 中学校・普通科高等学校
校訓:「グローバル・コンピテンシーを育てる」
教育体制:併設型中高一貫校
生徒数:中学校:106名、高等学校:278名(2019年2月時点)
共学/別学:男女別学(女子校)
学期:2学期制
学費:98万4000円(高校初年度)
帰国子女の受入:有
国内大学進学実績:慶應義塾、立教、上智、青山学院、中央など(2019年度)
海外大学進学実績:ロンドン大学キングスカレッジ、クイーンズランド大学など(2019年度)

富士見丘中学高等学校の特徴

「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能を鍛え、総合的な英語力の向上を目指す

富士見丘中学高等学校では英語の授業内で「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能を徹底的に鍛え、誰もが自信を持って英語を発信できる力を身に着ける英語教育に取り組んでいます。

富士見丘中学高等学校では、中学時の一般、グローバル・アスリートコース、高校時のグローバルコース、アドバンストコースAでは英語4技能試験であるGTEC・TEAP試験に挑戦します。
特にTEAP試験はそのスコアを入試に利用する大学が日本で増えている技能試験のひとつ。
大学入試にも直結する4技能試験に挑戦することで、日頃の授業における英語の習熟度を測ることができます。

 密度の濃い英語学習ができる選べるコース制度

中学・高校それぞれに英語教育に特化したコースが設けられています。特に中学時の英語特別コースでは、ネイティブ教員による英語の授業が週に最大7時間行われ、英語力をさらに伸ばしていけるプログラムが用意されています。

高校時のアドバンストコースBでもネイティブ教員によるオールイングリッシュでの英語の授業が週6時間行われます。オールイングリッシュの授業で実践的な英語力を身に着けられる他にも、TOEFL、IELTSといった英語技能試験への対策を授業内だけで準備することができます。

ネイティブの教員が週6時間の取り出し授業を実施

中学時の英語特別コースを対象に、高い英語力を持つ生徒に対してネイティブ教員による少人数での取り出し授業を行っています。取り出し授業は、生徒の英語能力に合わせて学習を進めるのに効果的です。
授業は向上を目指す英語技能別に「Integrated A」と「Integrated B」に分け、Aではリスニングとスピーキング、Bではリーディングとライティングを中心に、少人数だからこそできるハイレベルな授業でそれぞれの英語技能を徹底的に鍛え上げていきます。

IntegratedA/Bは、高校時の高校アドバンストコースBにおける授業へと繋がり、高校では英語書籍のリーディングをはじめ、プレゼンテーションやエッセイの作成など、より実践的な英語力を鍛えるためのステップアップしたカリキュラムを実施しています。

グローバルな人材を育てる、充実した国際交流・海外留学制度

富士見丘中学高等学校では「グローバル・コンピテンシーの育成」を目的とした、国際交流・留学制度も充実しています。
修学旅行として中学3年次ではオーストラリア、高校2年次ではアメリカ西海岸カリフォルニア州ロサンゼルスに訪問。修学旅行のメインプログラムとして、それぞれの現地の姉妹校に訪問して現地の生徒と共に授業に参加したり、お互いの国の文化を共有したりする交歓行事があることもポイントですね。

留学制度については、中学時から希望制の短期・長期留学プログラムが設けられています。短期留学では、長期休暇期間にイギリスのチェルトラムに3週間ホームステイをして、現地での語学研修やアクティビティや国際交流を通して使える英語力が養われます。

長期留学プログラムは、イギリス、オーストラリア、カナダの姉妹校への3~6ヶ月の留学制度が設けられていて、期間中はホームステイをしながら現地生徒と学校に通います。帰国後のフォロー体制も充実しており、海外大学への進学を目指す生徒に対してもしっかりとサポートできる体制が整っていますね。

大学入試に直結する試験に対応した授業体系

中学英語特別コースの生徒を対象に、中学1年生の段階からTOEFL 模試の受験を開始します。

このような英語技能試験に特化したカリキュラムの中で試験に対する対応力を徹底的に鍛え、中学卒業時には一般、グローバル・アスリートコースの生徒がCEFR A2レベル(英検準二級相当)、英語特別コースの生徒はCEFR B1 ~ B2レベル(英検二級~準一級相当)に到達すること目標としています。

CEFRとは?

CEFRとは(Common European Framework of Reference for Languages: Learning, teaching, assessment)の略であり、英語に限らず、外国語によるコミュニケーション能力を言語の枠を超えて統一した基準で測るための国際的な指標です。英検やTOEFLなど、さまざまな検定試験のスコアを1つの基準で比較できるので、近年は日本でも主に高校や大学における英語教育の指標として使われるようになってきています。

また、高校時のアドバンストコースBの生徒を対象に、TOEFL・IELTS試験の対策を行うアカデミック・イングリッシュの授業が設けられています。さらに、TOEFL対策のeラーニングも高1から授業内で対策を行い、習熟度測定のために高1から毎年、TOEFL iBTまたはIELTSを受験。このようなカリキュラムを通して、高校卒業時にはCEFR C1レベル以上(英検1級以上相当)の英語力を目標としています。

富士見丘中学高等学校のまとめ

富士見丘中学高等学校の英語教育は、生徒の英語技能に沿ったコース別のカリキュラムが設けられているのが特徴。全てのカリキュラムのカリキュラムで共通して「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能を徹底的に鍛え上げ、充実した国際交流の機会を通して、グローバルな人材として活躍できる実践的な英語力を育てていきます。大学入試に直結した試験対策も授業の中で行い、中学高校卒業時には英語の技能試験にも対応できる高い英語力を身に着けることができます。

八雲学園中学校高等学校-実践的な英語教育でグローバル人材を育成

八雲学園中学校高等学校-実践的な英語教育でグローバル人材を育成

ウェブサイトhttp://www.yakumo.ac.jp/より

実践的な英語教育でグローバル人材を育成することで有名な八雲学園中学校高等学校。今回は八雲学園中学校高等学校の徹底した基礎教育とカリキュラム別でのオールイングリッシュ授業、数多く行われる英語行事等を解説しながら、いかにして「英語の八雲」と呼ばれるようになったかを紹介していきます。

八雲学園中学校高等学校ってどんな学校?

八雲学園中学校・高等学校は、創立が1938年、東京都目黒区八雲にある共学の中高一貫校です。

東急東横線・都立大学駅からは徒歩7分、駒沢オリンピック公園が近くにあり、豊かな自然に恵まれた環境にあります。
現在は英語行事や海外研修を採り入れた実践的な英語教育で、大学受験はもちろん、生きた英語を学べる「英語の八雲」としての確固たる評価を得ています。

高校入試の募集人数は、推薦入試が女子のみ10名、一般入試は女子のみ40名(ともに特進コース・進学コース共通)となっていますので、かなり狭き門だということがこの情報からも見てとれます。

八雲学園中学校高等学校の基本情報

学校属性:私立 中学校・普通科高校
校訓:「生命主義」「健康主義」
教育体制:中高一貫校(併設型)
生徒数:中学校:男子96名・女子261名、高等学校:女子316名(2019年4月現在)
共学/別学:共学(2018年度より)
学期:2学期制
学費:104万8,400円(高校初年度)
教員数:52名(2018年度)
帰国子女の受入:有
国内大学進学実績:明治大学、日本大学、明治学院大学など(2019年度)
海外大学進学実績:Tennessee Technological University(2019年度)

八雲学園中学校高等学校の特徴

密度の濃い英語教育を6年間行い、グローバルな人材育成に取り組む

八雲学園では密度の濃い英語教育を6年間行い、グローバルな人材育成に取り組んでいます。特に、英語学習には中学時には1年で週に9時間、2年・3年では10時間と、数学・国語の約2倍の授業時間数を確保。そのうちの3時間はオールイングリッシュの授業であり、さらに英検・TOEFL対策の授業も週に1時間行われています。

また、毎日の「Today’s Words」の実施により、中学3年生までに1,800語の語彙習得を目標としています。八雲学園の英語漬けのカリキュラムは、中学の段階で英語によるコミュニケーションの基礎固めを確実にする狙いのもと行われています。

そして、高校に進むとさらに学習の質がUPします。中学で身につけた基礎力を土台に、世界で起こる多種多様なトピックについて、相手と意見交換できる英語力の習得を目指します。

通常の英語授業に加えて、1年時には3か月間のカリフォルニアサンタバーバラでの留学プログラムを希望者に提供。プログラムには留学の前後に3か月の事前事後学習がついており、英語力の飛躍的な向上が見込める「9か月留学」として有名です。

さらに、3年生向けの特別授業では、留学生と八雲学園生徒による、それぞれの国の文化に関するプレゼンテーションによる交流が行われています。

こうした徹底した英語教育環境こそが、「英語の八雲」たる所以なのです。

海外大学への進学も視野に入れ、CEFRのC1レベルを目指す

八雲学園では、各学年においてCEFR(Common European Framework of Reference for Languages: Learning, teaching, assessment)を用いて英語学習における到達目標レベルを具体的に設定して、生徒の学習意欲を高めることに成功しています。

CEFRとは?

CEFRとは、英語に限らず、外国語によるコミュニケーション能力を言語の枠を超えて統一した基準で測るための国際的な指標です。英検やTOEFLなど、さまざまな検定試験のスコアを1つの基準で比較できるので、近年は日本でも主に高校や大学における英語教育の指標として使われるようになってきています。

引用元:https://cambridgecentre.jp/exams/cefr/

中学では、3年時に姉妹校で英語によるプレゼンテーションなどを含む2週間のアメリカ海外研修を実施。実践的な英語学習の機会を多く設けることによって、語彙力や文法、正しい発音など英語の基礎的な知識だけでなく、さまざまな場面に応じた表現やコミュニケーション方法を学び、中学修了の段階でCEFR A2レベル(英検準2級/TOEFL Junior655-725)に到達することを目標に掲げています。

そして、高校の3年間では、複数のALT(外国語指導助手)の授業により中学時に身につけたコミュニケーション力に磨きをかけるだけでなく、読解力や英語でさまざまな文章を書く能力を身につけるカリキュラムが組まれている。八雲学園の英語授業は、国内の大学だけでなく海外大学への進学も視野に入れたものであり、卒業の段階で「熟達した言語使用者」の上位グレードであるC1レベル(英検1級/TOEFL iBT95-120)に達することを目指しています。

英語力を向上させる英語行事を実施する

八雲学園の実践的な英語教育の象徴ともいえるのが、数々の英語行事の実施ですね。

中学では、英語祭における英語朗読劇や英語劇、スピーチコンテストがあらかじめカリキュラムに組まれています。また、過去には高校でも英語で何かを演じたい、表現したいという高校生有志が、ミュージカルへの挑戦を校長に直談判し、実現させたこともあったといいます。生徒の自発的な取り組みを尊重する学校側の懐の広さも八雲学園の特徴であると言えるでしょう。

その他にも、英語で質問しながら校内を回って謎を解いたり、英語でレシピを考えたりする英語体験教室、外国の方を招いて少人数で英会話やゲームを楽しみつつ文化を学ぶイベントであるイングリッシュ・ファンフェアー、さらにはエール大学の女性コーラスとの国際音楽交流など、多彩で魅力的な英語行事実施の実績があります。

高校では、中学3年間で学んだことを基盤に大学受験に対応できる力を養う

八雲学園のカリキュラムでは、英語特有の論理展開や表現方法を学ぶことで、英語の読む・書く・聞く・話すという4技能の総合的な向上を図る学習内容になっています。

英語祭をはじめとする英語行事の主役はどちらかというと中学生であり、中学の段階でさまざまな取り組みを通して伸びやかに英語の基礎力を身につけさせようという八雲学園の意図が感じられますね。
一方、高校では中学3年間で学んだことを基盤に大学受験に対応できる力を養っていくことに重点が置かれています。
具体的には、中学で学んだ文法の総復習から始まり、英語による意見交換を通して情報を的確に聴き取る力を身につけ、理解した内容をもとに自分の考えを伝える英語力を身につけることを目指しています。

CEFR C1レベル到達を念頭に置いたこのようなカリキュラムをしっかりと消化できれば、英語力に関しては、日本の大学受験はもとより、海外の有名大学進学を視野に入れることも不可能ではありません。長期的な視点に立ったメリハリのあるカリキュラムを組むことができるのも、中高一貫校ならではの特色といえるでしょう。

帰国生・英語力の高い生徒には、英語力に応じてオールイングリッシュの授業を行う

八雲学園は帰国生入試も行っていますが、帰国生に限らず英語力の高い生徒には、その英語力に応じてオールイングリッシュの授業を行っています。
クラス編成はフレキシブルで、「帰国生だから」「英検何級だから」といった枠を設定するのではなく、生徒の英語力をみてクラスを判断し、対象者が1名だけであっても教育的効果が高いと認められればオールイングリッシュの授業を提供されているとのこと。

八雲学園中学校高等学校のまとめ

八雲学園の英語教育は、まさにグローバル人材の育成という意図を感じますね。カリキュラにはさまざまな英語行事や留学システムなど、実践的なプログラムが用意され、高い意欲があれば海外のどこに出ていっても困らないレベルの英語力を身につけることが可能でしょう。

ただ、それ以上に八雲学園が重きを置いていることは、英語を学ぶことだけでなく、自国の文化を大切にすることで自分らしさを理解し、そのうえで相手をリスペクトして相手の身になって考える姿勢を身につけること。多様な文化・価値観を尊重できる人間こそが、グローバル社会で求められる人材であるという確固たる信念が、八雲学園の実践的な英語教育の根底には流れています。

英単語の正しい覚え方!語彙力を強化する効率の良い学習方法を徹底解説します

英単語の正しい覚え方!語彙力を強化する効率の良い学習方法を徹底解説します

英語力の基礎である、語彙力。語彙力は、リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの英語4技能全ての基礎になっており、英語力は語彙力に比例して成長していきます。英単語を覚えることは、英語学習の中で一番重要な要素と言っても過言ではありません。そして、英語学習の中でも一番時間が必要な作業でもあります。この英単語を覚える作業を、正しく効率的にできれば、みなさんの英語学習は質が高くなり、英語力を上げていくことができるでしょう。今回は、正しい単語の覚え方や効率の良い学習方法を徹底解説していきます。

語彙力の重要性

語彙力は、なぜ必要なのか。もちろん、単語を知っていないと、英文を読めない、書けない、話せないからです。旅先で、「単語と単語をつなぎ合わせて話したら、なんとか英語が通じた!」というような話をよく聞きますよね。それくらい、単語を知っているということは、英語を使ってコミュニケーションをする上でとても大切なことです。

また、各英語の資格・検定試験でも、レベルに応じた必要語彙数の目安があります。日本人に身近な英検だと下記の図のようになっています。

英検級別必要語彙数

つまり、どれだけ単語を知っているかということが、英語力がどれくらいあるのかという基準になってくるとも言えます。

日本の英語教育方法で単語を覚えても使えない理由

日本の教育でも、とにかく単語を暗記して、単語テストでどれくらい覚えているかチェックするということを授業でやっていますよね。ですが、なぜか日本の英語教育だけを受けて大人になった人は、英語で喋れない人が多いと思います。それはなぜでしょうか?理由は2つあります。英単語を和訳し、単語の意味や発音だけを覚えているからです。

英単語と和訳をイコールで覚えている

英単語を和訳して覚えると、英単語1つに対して日本語の意味を1つで覚えますよね。例えば、”apple”という単語を”りんご”という日本語の意味で覚えることで、単語に対する意味がイコールで繋がります。そうなると、1対1の単語と和訳のセットを膨大な量覚えることになります。英検1級の合格に必要な1,5000の単語を覚えるためには、単語と和訳の1セットを1,5000通り覚える必要があります。だから、単語の暗記が苦しくなってしまうし、忘れやすくなってしまう。

意味と発音だけを暗記している

また、単語を意味と発音だけで覚えることによって、どういうシーンでどのような形で使うのかを一緒に覚えられず、単語の意味と発音が切り離された状態でインプットされてしまいます。そうすると、書くときや話すときの使用イメージが繋がっていないので、使うことができないのです。

使える単語の覚え方

では、どのようにして単語を覚えると、効率よく語彙力が上がって使えるようになるのでしょうか?キャタルで行っているバイリンガルメソッドを交えてお伝えしたいと思います。

英英辞書を使って、英語で理解する

まず、和訳をせずに英語のままで覚えることが大切です。英英辞書を使って意味を調べるとどういう風になるかというと、英文で意味や解説が書いてあります。例えば、”apple”という単語を調べると、

ap‧ple  /  1 [countable, uncountable] a hard round fruit that has red, light green, or yellow skin and is white inside
LONGMAN現代英英辞典より引用

と書かれています。appleという単語の解説に、fruitやred、greenなどの単語が出てきました。つまり、英語で意味を理解すると同時に、たくさんの単語を一緒に覚えることができます。

意味を調べた時にわからない単語が出てきたときは、さらにその単語を調べて理解できるようにしましょう。わからない単語を一つずつなくしていけば、語彙力はしっかりと身についていきます。単語と単語が繋がることで言い換えもできるようになり、語彙が広がっていくのを感じることができるでしょう。

覚える作業は、例文を使う

次に、文章を使って活用方法を一緒に覚えることが大切です。どんな文章でどんな形で使うのかを一緒に覚えることによって、同じシーンや同じような文章が出てきた時に思い出すことができます。例えば、先程の”apple”という単語であれば、「I like an apple.」や「This apple is sweet.」などの例文を使うことで、使用イメージや文章のどこに入るのかなども覚えることができます。そのまま書いたり、話したりすることも簡単ですよね。

効率の良い覚え方

さて、ここまで正しい単語の覚え方を解説しましたが、単語を覚えるために必要な作業は変わりません。「読む」「書く」にはスペルを覚える必要がありますし、「聞く」「話す」には発音を覚える必要があります。
ここからは、効率よく単語を覚える方法をご紹介します。

単語カードを作成する

英英辞書で意味や解説を調べ、例文と一緒に単語を覚えるには、単語カードを作成することが一番の近道です。ノートに書いておいてもよいですが、復習するために持ち歩くのは大変ですし、ノートに単語が並んでいると探す手間がかかります。

単語カードの作り方

単語カードは、裏に単語のスペルを書き、表に例文と解説文を書きます。表の例文や解説文を読んで、あてはまる単語は何か、という覚え方をします。例文に当てはまる単語は空欄にしておくことがポイントです。例えば”apple”だとしたら、

I like an (   ).
dif / a hard round fruit that has red, light green, or yellow skin and is white inside

※dif=definition(意味・解説)

と書いておくと、例文を見て単語を思い出すことができなくても、解説文を見て思い出すことができます。
また、動詞など活用系がある場合には、例文も活用の種類に合わせて書いておくと、セットで覚えることができるでしょう。

4技能をできるだけ同時に行う

人は集中しようとするとき、1つの動きに絞ると思います。例えば、スペルを覚えようと思ったときは、ひたすらノートにスペルを書く。発音を覚えようと思ったときは、繰り返し発音をブツブツ唱える。そうすると、どれも切り離された状態でインプットされてしまいますし、バラバラに行えばそれだけ時間が必要になるので、効率よくありません。

4技能を同時に行うというのは、単語の意味や例文を目で読み、口で発音し、その音を自分の耳で聞きながら、同時に書くということです。そうすることによって、効率よく同時に覚えることができます。スペルに自信がついてきたら、書くことを省いて音読(読む・聞く・話す)するだけでも、単語の復習になるのでおすすめです。

語彙力を強化して、英語力を上げよう

いかがでしたか?使える単語の覚え方で、効率よく学習することで、英語の基礎をしっかりと身につけることが英語力を上げる近道です。語彙力なくして、高い英語力は身につきません。リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの英語4技能全てにかかわる大切な語彙力。

ぜひ、今回の記事を参考にして、英語力を上げていってくださいね!

2020年の教育改革で英語学習はどう変わるのか?徹底解説します!

2020年の教育改革で英語学習はどう変わるのか?徹底解説します!

学習指導要領が見直され、英語教育が2020年度から大きく変わります。小学校3年生から英語教育がスタートし、小学5年生から成績評価がつくことになりました。また、中学校・高校では授業内容のレベルが上がるとされています。最近では、大学入学共通テストでの活用・導入の見送りが決まった英語民間試験は大きく世間を揺るがし、注目を集めています。
現在の小・中学生は、この変革に直面する世代となるため、大きな不安を抱えているのではないでしょうか。ここでは、英語教育がどのように変わるのかを解説していきたいと思います。

2020年から、小学校中学年(3・4年生)の英語教育がはじまる

英語に親しむことが目的の外国語活動

これまで小学5・6年生が行っていた外国語活動が前倒しとなり、小学3・4年生が体験型の英語学習をおこないます。年間35コマなので、週に1〜2回程度は英語の授業があるということです。外国語活動の授業では、英語での「聞く」「話す(やり取り)」「話す(発表)」の2技能3領域におけるコミュニケーションが中心です。挨拶や名前の言い方、数の数え方や聞き方など、身の回りのことをテーマにした簡単なやりとりを通して、英語を使ったコミュニケーションの楽しさを感じ、「聞く」「話す」ことに慣れ親しんでいきます。

外国語活動は成績がつかない

また、外国語活動は「教科」ではないため、成績はつかず、検定教科書もありません。授業内容は自治体や学校ごとに決定でき、授業は担任の教師が行います。

2020年から、小学校高学年(5・6年生)は「教科」としての英語学習がはじまる

4技能を使ってコミュニケーション

これまで中学生からだった「教科」としての英語が、小学校5年生からはじまります。年間70コマの授業が設定され、週に3〜4回程度は英語の授業があります。中学年の時の「聞く」「話す」だけでなく、「読む」「書く」にもチャレンジします。4技能を使って自分の考え・気持ちを伝え合い、小学校の授業の中でコミュニケーションの基礎を身につけていきます。

成績評価のつく「教科」に

実際に教科となると、語彙の習得数に目標が設けられます。小学校5・6年生で習得する単語は600~700語と設定されており、現在の中学校3年間で1200語を学んでいるので、約半分と考えると多く感じます。さらに、「書く」となると文法が必要です。文法は疑問詞、代名詞、動名詞、助動詞、動詞の過去形などを使った基本的な表現を学び、これらは現在の中学1生の学習内容を多く含んでいます。
また、授業では検定教科書が使用され、担任の先生と専任教員で授業を行います。

2021年から、中学の授業内容のレベルが上がる

英語の授業がオールイングリッシュに

中学校の英語授業は、より対話的なコミュニケーションを重視して、その手段となる「話す」「聞く」「読む」「書く」の4技能を総合的に学びます。授業はオールイングリッシュで行われ、授業内容もニュース記事について自分の意見を発表したり、仲間の意見を聞いたりして、「話す」力を養います。

習得する単語数、文法が増える

そして、コミュニケーションに必要な単語として、中学校3年間では1,600~1,800程度を身につけていきます。現在は1,200程度の単語なので、400〜600程度増えることになります。さらに、これまでは高校過程で学習していた現在完了進行形や仮定法、原形不定詞といった文法事項が加わります。

2022年、高校での「新学習指導要領」を実施、それを基に2024年に大学入学共通テストの全面改革

英語を使って自分の考えを発信する

高校では、中学校と同じようにオールイングリッシュで授業が行われ、「話す」「聞く」「読む」「書く」の4技能を総合的に鍛え上げます。スピーチやディベート、ディスカッションなど、自分の考えを発信する高度な授業内容となります。「英語を話せるようになる」ことが目標ではなく「英語を使って自分の意見を発信する力」が、今後求められるようになるのです。

どうなる大学入試改革

2019年11月1日付けで、文科省が英語民間試験の使用開始の延期を発表しました。2020年は大学入試改革の仕切り直しに向けた議論が活発になるでしょう。文科省は、20年末を目処に新たな英語入試の方法について結論を出すとしています。2024年度に「新学習指導要領」を基に大学入学共通テストの実施を目指すと言われていますが、今後どうなっていくのか引き続き傾向を見ていく必要があります。

英語力は、グローバル社会に必要な能力に

これまで、「日本人は英語を学習しても英語で話すことができない」と言われてきました。大人になってから英語を話せるようになるために、英会話スクールなどに通う人も多いと思います。ですが、英語を話せるようになることがゴールなのかというと、そうではありません。グローバル化が進む時代では、英語を使って大学で学んだり、英語を使って仕事をしたりすることが当たり前になっていきます。「話す」「聞く」「読む」「書く」の4技能は、これから21世紀を生き抜く世代に欠かせない能力となるでしょう。

高い英語力を身につけることが、子どもたちの可能性を広げてくれることは間違いありません。
変わりゆく教育改革も注視しながら、その先の社会での活躍を見据えて、早い段階から英語力を積み上げていくことが大切です。

バレンタインに使える英語のフレーズやメッセージ保存版!

バレンタインに使える英語のフレーズやメッセージ保存版!こんにちは!
約15年ぶりに英語を勉強しているタナベです。
英文は読めるんだけど、思ったように口が動かずジレンマを感じています。
それでも、毎日英語の練習をする時間がだんだんと楽しい時間になってきています。

さて、
もうすぐバレンタインですね。
せっかく英語を勉強しているんだから、バレンタインに使えるフレーズを英語で書いてみたいなと思い、キャタルのバイリンガル教師に「バレンタインに使えるフレーズ」を聞いてみました!
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誰でも必ず英語の成績が上がる3つの学習法

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2020年が始まりました。
今年の4月から、いよいよ新学習指導要領により全国の公立小学校の3年生から英語の授業が始まり、小学5年生は英語が教科になります。
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この記事では、これから英語学習を始める小学生のお子さんも、今まで英語の成績に苦戦してきた中学生にも役立つ、誰でもこの3つをやれば必ず英語の成績が上がる方法を英語塾キャタルがお伝えします。
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日本人とバイリンガルの英語学習の違い

バイリンガル
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英文音読が集中できるバイリンガル脳をつくる

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英語学習の早期化に伴い、お子様の英語にさらに磨きをかけようとお考えのお父さま、お母さまもいらっしゃるかと思います。しかし、どんなに早く学習を始めたからといって思うように英語が身につかないという悩みもよく耳にします。 どうせなら効果的に英語を学ばせたいと誰もが思っているはずです。

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小学生の英検受験で注意すべき3つのポイント

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近年、小学生の英検受験者が年々増加している背景には、早期から子どもに英語を学ばせる家庭が増えたことが考えられます。そして、私たちにとって子どもの学習成果を客観的に見るのに適しているのが英検なのでしょう。
今回は、小学生の英検受験で注意するべき3つのポイントをまとめてみました。

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英語学習における「読書」の有効性と学習法

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海外に住んでいた、海外への留学経験がある人たちのことを「帰国子女」と私たちは呼んでいます。
帰国子女と聞くと、日本語も話せて英語も堪能な人を思い浮かべます。私はこの10年間1000人を超える帰国子女に会い、彼らがどのように英語を勉強していたのかを徹底的に調査してきました。その結果、気付いたことが2点あります。それは帰国子女の英語力にも大きなレベルの差があること、そして帰国子女の英語力は滞在期間の長さではなく、その時点までの「読書量」が大きく関係しているということです。今回は英語学習における読書の有効性について考えてみます。

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日本にいてもグローバル人材になれる! 日本のために働く、元キャタル教師 伏見崇宏さん

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グローバル人材がいかにして育つのか、世界で活躍中の元キャタル教師の3名にインタビューを実施し、どのような幼少期を過ごしたか、グローバルで活躍するために必要なことを聴きました。

3人目のグローバル人材は伏見崇宏さん。慶應法学部在学中にキャタルの教師として活躍し、現在はC4という、日本で社会責任投資の促進をする非営利組織(NPO)で働いています。
彼は、グローバル人材とは「既存の枠組みにとらわれない人である」と言います。
小学生の頃の海外生活の後、どのように英語を維持してきたのか、また、海外経験を通して英語以外に得たものは何かを伺いました。

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数学は機械と人間の共通言語 キャタルCTO 川崎真素実さん

数学は機械と人間の共通言語 キャタルCTO 川崎真素実さん

右側がキャタルCTOの川崎真素実さん

今回は、キャタル三石代表の「キャタルの生徒たちにロールモデルとして彼の考え方を聞いてもらいたい」という想いから、キャタルCTOの川崎真素実さんにゲストとしてご参加いただきました。

川崎真素実さんは、早稲田大学高等学院、早稲田大学商学部を卒業後、横浜市立大学大学院経営学の修士修了されました。
その後SBIホールディングス株式会社に入社。退職後はフリーランスのエンジニアとして活躍され、2013年より株式会社キャタルのCTO(最高技術責任者)として、7名のエンジニアチームとカリキュラムチームを率いてプロダクト開発をリードしています。

エリート街道を歩んできたように見える彼ですが、大学時代はパンクロックに夢中で就職する気がなく、一応は就活したものの100社くらい落ちて行くところがないから進学したそうです。大学院の2年間で心を入れ替え無事に就職するも、3.11の大震災をきっかけに自分を見つめ直しフリーランスに。
英語塾キャタルでは、テクノロジーを使って全員の英語力が上がる仕組みを作るべく、サービスの開発をされています。

ラジオでは

  • どうやったらなれるの? エンジニアという仕事について
  • 僕たちはもう半分ウェブの世界で生きている プログラミングについて
  • AI時代こそ数学が大事 機械と共に生きるこれからの時代について

お話しいただきました。
ぜひラジオをお聴きください!

成長するには自分が変わることを恐れない キープレイヤーズ代表 高野秀敏さん

左から順に、キャタル代表三石、株式会社ヒュープロ
代表取締役 山本 玲奈さん、株式会社キープレイヤーズ代表取締役社長 高野秀敏さん

今回は、株式会社キープレイヤーズの代表取締役、高野秀敏さんをゲストにお迎えし、新時代のさまざまな企業形態や、採用状況、求められている人材などについてお話を伺いました。
将来を考えたり、就職活動を控えている学生さんには特に興味深い内容になっています。

高野秀敏さんは、宮城県仙台市で生まれ育ち、東北大学経済学部へ進学。
卒業後は株式会社インテリジェンス(現・パーソルキャリア株式会社)に入社されました。
6年後に独立して株式会社キープレイヤーズを設立、代表取締役に就任し、独立系キャリアコンサルタントとして、50社以上の社外役員、アドバイザー、エンジェル投資をされています。また、キャリアや起業、スタートアップ関連の講演も多数行っています。
さらに、著書『転職して「成功する人」と「後悔する人」の習慣』など、執筆でも活躍されています。

ラジオでは

  • 結果を出すことが評価につながる 会社員時代に得たものとは
  • 東大理系卒業生も選んでいる 注目のスタートアップについて
  • 地頭・行動力・チーム力 求められている人材像について

お話しいただきました。
ぜひラジオをお聴きください!

英語塾キャタル代表三石が実践した「4技能別TOEFL対策」

今回は英語塾キャタル代表の三石郷史と、番組パーソナリティでキャタルスタッフの笹原瑚都が、リスナーさんからの質問にお答えしたり、2人のお勧めの本や音楽を紹介する内容になっています。

アメリカの大学に進学したい高校生からのTOEFL対策に関する質問では、代表三石自身の経験をふまえながら、リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4技能別のおすすめ勉強法を具体的に解説しています。

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英語塾キャタル代表三石がリスナーさんからの質問にお答えします

今回はボストンから放送をお届けします。
番組に届いているリスナーさんからの質問に、英語塾キャタル代表の三石郷史がどんどんお答えしていきます。

大学4年の時にモロッコ旅行で出会って一緒に旅をした人にまつわる奇跡の再会のエピソードなど、自身の体験談を交えながら質問にお答えしています。
また、効果的なリスニング力の上げ方など、英語学習に役立つアドバイスも満載ですので、英語を勉強している方や親御さんにとって興味深い内容になっています。

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読解力を上げるには?低下の原因と鍛える学習方法まとめ

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経済協力開発機構(OECD)から、2018年に行った学習到達度調査(PISA)の結果が公表されました。日本は「読解力」が15位、前回の調査時は8位だったので、大きく後退するという、子どもたちの将来に危機感を覚えるような結果でした。
大人になっても必要な読解力。そもそも読解力とはなにか?なぜ必要なのか?どうやって鍛えるのか?

今回の記事では、読解力を上げる学習方法などをまとめていきたいと思います。

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