今回はTEAPのリーディングセクションで、スコアをアップするための日々の勉強法をお伝えします。TEAPの試験を実際に受けた経験を踏まえての内容です。TEAPのリーディングセクションの構成や、例題などもご紹介します。

リーディングセクションの全体像
TEAPの傾向と対策を実際に「TEAP実践問題集」のリーディングセクションを解いて考えてみました。
まずは、TEAPの試験を山登りに例えてみます。山登りをするのに地図、方位磁針、リュック、トレッキングシューズ、ウェア、レインウェア、着替え、手ぬぐい、グローブ、食料、水などを準備するように、まずは試験というお山の全体像にあたる問題構成を把握してから臨むことが大切です。
TEAPの構成
まずはTEAPの構成を見てみましょう。
Part1(20問) | 語彙・語法 |
Part2A(5問) | 図表の読み取り |
Part2B(5問) | 掲示・Eメールなどの読み取り |
Part2C(10問) | 短い英文の読み取り |
Part3A(8問) | 長い英文の読み取り |
Part3B(12問) | 長い英文の読み取り(図表も含む) |
計60問(所要時間70分) |
TEAPのリーディングセクションはPart 1からPart 3までの3部門で構成され、60問を70分で解く、というなかなかタイトな時間配分になっています。リーディングは他の3技能の「ライティング」「リスニング」「スピーキング」と比較すると、点差がそれほどつかないことが予想されるため、事前の対策をしっかりして85点以上は獲っておきたいです。
難易度は英検2級〜準1級レベルの語彙が文中に多く含まれており、内容はアカデミックなものやキャンパスライフに関連するものが出題されます。しかし、回答形式がマークシートですので、しっかりと対策を行っておけば確実に点数をとっておくべき分野であるといえます。
リーディングセクションのPart1が高得点へのカギ
リーディングセクションで全60問のうち、「20問」と3分の1を占めるPart 1。ざっとみたところ早い人で5分で20問は解けるはずです。70分で全問解くことを鑑みると、どんなに遅くとも10分はここではかけられないので正確なタイムマネジメントが要求されます。Part 2A〜Part 3Bまでの時間があまりないことを考えると、リーディングセクションで85点以上獲るためにはPart 1の20問で少なくとも9割の「18問」以上を正解したいところです。
語彙問題の例題
ここで問題に出てくる語彙を幾つか紹介したいと思います。
10個ほど列挙しますが、いくつわかるでしょうか?
- rigid
- overhead
- abrupt
- epidemic
- expell
- altitude
- defective
- surreal
- derive
- extract
いかがでしたか?
英検に置き換えると準2級もしくは2級くらいのレベルでしょうか。10個全部わかる方は比較的容易に回答できると思いますが、5個以下しか分からない、という方はボキャブラリーが足りていないので実際の試験になったとき苦しく感じてしまうと思います。
TEAPの問題は語彙力の不足を読解力でカバーできる要素は多分にありますが、やはりボキャブラリーをたくさん知っているに越したことはありません。多くの語彙を知っていた方が思考とその判断のスピードがあがるので日々、地道にボキャブラリーを増やすための時間をつくっていきましょう!

問題を解くスピードを上げるコツ
Part 1の20問を10分で終えたとして、Part 2A〜Part 3Bまでの計40問を60分で解答する必要があります。1問あたり90秒の計算です。TEAP実践問題集で事前の準備はしていましたが、見直しをするほど時間の余裕がない、というのが正直な感想です。さらには問題文を頭の中でいちいち和訳していると時間切れで全問解答する時間がない可能性が高いです。
この経験からTEAPのリーディングセクションでスコアを確実にとっていくには日頃から英語を頭のなかで和訳せずに英語を英語のまま捉えるトレーニングが必要です。そのために英語の本(できれば楽しみながら習慣として持続するCD音声付のストーリーブックがおすすめ!)を音声を流しながら日々読むことによってスピードをつけておくことが不可欠といえます。
これは1ヶ月や2ヶ月で養われる力ではないので、最低でも半年、できれば1年間はこのトレーニングが必要といえます。逆に、今までのいちいち和訳する習慣から脱却してトレーニングを積んでいる人は85点以上のハイスコアを狙えるでしょう。

