数学者が創立した伝統校、順天高等学校。


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<学校の概要>

順天高等学校(以下、「同校」という)は東京都北区に位置にあり、王子駅から徒歩3分の場所である。 数学者・福田理軒が1834年に創立し、「英知を持って国際社会で活躍できる人間を育成する」という教育理念のもと、中高一貫教育を行っている。ホームルーム教室は王子キャンパスにあり、体育の授業は新田キャンパスで行う。
高校入試では男女約65名ずつを一般入試と推薦入試でそれぞれ募集し、帰国子女の募集はそれらとは別に行っている。普通科には、特進選抜類型、英語選抜類型、特進類型がある。

 

<基本情報>

★スーパーグローバルハイスクール(SGH)
★SGH研究構想名:グローバル社会で主体的に活躍する人材育成のための研究開発

学校属性:私立・普通科高校
校訓:順天求合
系列校:順天中学校
教育体制:中高一貫校(併設型)
生徒数:約825名
共学/別学:共学
学期:3学期制
学費:100万2800円(初年度、2014年)
学生/教員比:
帰国子女の受入:有
国内大学進学実績:法政大学、中央大学、明治大学、東洋大学、日本大学、東京理科大学、早稲田大学など(2015年)

 

<学校の特徴>
3つのコースに分かれ、進路に合わせて必要な英語力をつける

「特進選抜類型Sクラス」は、難関大学受験に向けた理系クラスに留まらず、国際水準を目指すサイエンスクラスである。科学実験講座、先端科学講座、サイエンスイマージョンプログラム、海外(アメリカのイエローストーンなど)サイエンスキャンプ、英語選抜類型 Eクラスとの交換授業などを行い、英語による科学学習、米国大学訪問、英語による発表など、英語力を高める機会がなる。
「特進選抜類型」は、最難関の国公立大学・私立大学への進学に向けたクラスで、3年生の選択科目国立・私立に特化したカリキュラムである。1年生から毎朝問題演習中心の学習を行って定着を図り、2年生から放課後に課外講座を開催して入試問題に触れる。長期休業機関に必修講習をして、2年次までに高校の学習内容をほとんど終える。
「英語選抜類型(Eクラス)」は、英検準1級を目標としTOEFL・TOEICにも対応する。常勤のネイティブ教師(5名)、英語専用教室、国際交流のセミナーハウスなど、人員・設備を整えている。ネイティブによるディベートやクリティカルシンキングなどの授業、3週間のカナダ修学旅行、海外修学旅行などを行い、国際的な対話力も養成する。2年生の秋以降は、大学受験に頻出する社会性が高いトピックを選んだ学習も行う。
「特進類型」は、国公立大学やMARCHなどの私立大学を目指すコースで、3年生で国立型・私立型の選択科目が用意されている。英国数の小テスト・再テストを繰り返すなどして学習内容の定着を図るなどの工夫をする。

 

定評ある教材を用い、英検リスニングなども行う

英語の学習には、ディスコースマーカー英文読解(Z会出版)、長文読解Build Up(山口書店)、22スコープ英文法(数研出版)、アップリフト英作文(Z会)、Duo3.0、ターゲット1000・英単語ターゲット1900(旺文社)などの教材を用いる。中学校では週7時間英語の授業があり、合計700時間と公立の倍以上である。
1年生は朝、英検リスニングをし、1・2年生にGTECを年1回実施するほか、イングリッシュクラスや帰国子女を中心としてTOEIC・TOEFLを行う。3年生の英検取得割合は、2級36.8%、準1級1.6%、1級0.4%である。2018年度には卒業時に英検2級以上を取得している生徒数が7割に達することを目指している。

 

30日以上の課外講習を行い、1年間の留学制度がある

長期休業期間に30日以上の講習を実施している。河合塾のサテライト講座(ビデオ学習)を受講でき、1年次に英語の講座がある。そして、2年次から、外部講師や卒業生チューターによる講習・演習を行う。2018年度には、卒業時に約7割の生徒がCEFRのB1・B2レベルに達することを目標としている。
海外留学については、1・2年生に1年の留学を奨励し、単位取得を認めていて、2014年度には6名の生徒が留学した。

 

現役で、早慶上理やMARCHに多数合格している

2015年の国公立大学合格数は37で、うち現役が34である。私立大学の合格数は早稲田38、慶應義塾10、上智22、東京理科43、明治58、青山学院36、立教33、中央88、法政98、学習院12など、難関大学に多数合格している。

 

2014年度スーパーグローバルハイスクールに指定

同校は、2014年にスーパーグローバルスクール(SGH)に指定された。杏林大学と高大連携協定を締結し、イングリッシュクラスの学生がIELTS講座に参加した。
2014年のSGH対象生徒は120人だが、拡大し、2018年度には全員を対象とする。SGHプログラムのなかで、英語によるワークショップ、ディベート、プレゼンテーションを実施する。
課題研究のなかで、海外の交流校とともにグローバルな社会問題に関する英語資料を作成し、英語教材も用いて学習するほか、フィリピンでのフィールドワークを計画している。

 

まとめ

イングリッシュクラスやサイエンスクラスという類型が特徴的であり、イングリッシュクラスで学べば特に英語力や表現力を伸ばせて、サイエンスクラスでは理系学部での研究につながる素養を育成できる。難関大学への進学を目指せる合格実績で、特進選抜類型に入ることが近道となる。
中学校から英語を先取りして学ぶことができ、高校英語の授業では色々な定評ある教材を用いている。ネイティブの先生とのコミュニケーションや、留学の機会もある。

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