スピーキング満点で英検準1級に合格!キャタル生に聞いた英語との向き合い方 | バイリンガルへの道

スピーキング満点で英検準1級に合格!キャタル生に聞いた英語との向き合い方

2022年5月、キャタルに衝撃的なニュースが舞い込みます。

なんと高校1年生のTさんが、難関である英検準1級に合格!しかもスピーキングテストで満点を取ったというのです。

英検準1級に合格したTさんにインタビューしたところ「英語との向き合い方」の極意が見えてきました。

「親に英語を習わされている」と感じている小中高生や「将来子どもには英語を話せるようになってほしい」と願う保護者のみなさまに、ヒントを与えてくれる内容です。

ぜひ最後までお読みください!

Tさんと英語、キャタルとの出会い

本題に入る前に、今回インタビューしたTさんについて紹介します。

小学5年生でキャタルに入会したTさんは、現在高校1年生。

実に6年もの間、キャタルで英語を学び続けています。

キャタルに入会する前は、英語の先生をしていた叔母さんに英語を教えてもらいつつ別の英会話教室に通っていました。

「将来、英語に関わる資格を取りたい、留学したいとなった時にもっと文法を学ぶ必要があるしスピーキング力が必要になる」という話になり、絶対に英語を学ばなければならない環境づくりをすることになりました。

当時通っていた英会話レッスンだと、どうしても受け身になってしまって自分から英語で貪欲に学ぶという感じではなかったのだとか。

調べていく内にキャタルと出会い、オールイングリッシュのレッスンが「英語を使わなければならない環境に身を置く」ことにつながると考え、入会を決めます。

はじめは辛かったレッスン「やらされている感」から脱却したワケ

キャタルをはじめ英語塾に通うお子さまの中には、自分で「英語を話せるようになりたい!」と熱望する子もいる一方で「親がやれっていうから…」という子もいます。

Tさんもはじめは「やらされている感」を抱きながら、キャタルに通っていたそうです。

最初の頃はオールイングリッシュの環境がつらく、レッスンの中で読む英語の物語の本にも面白さを感じていませんでした。

しかし「やらされている感」から脱却し、自分から英語を学ぼうと思う転機が訪れます。

小学6年生の時に、学校のエクスチェンジプログラムに参加して2週間イギリスに滞在することになりました。

イギリスで英語を使ってみると、日本で英語を学んでいた時と違った感覚に気づきます。

「あ!間違ってもいいんだ!」

それまでは「失敗するのが怖い」という気持ちを抱えていましたが、いざ実践してみると「どんどん間違えてもいい」ということに気づきます。

さらにイギリス滞在をきっかけに、もっと英語を話せるようになったら、日本語と同じ熱量で自分の考えや想いを伝えられるようになるんじゃないか?」という想いを抱くようになりました。

これをきっかけに、Tさんのキャタルレッスンへの取り組み方が変わります。

レッスンをどう活用するのが最大限効率的か、何のために英語を学ぶのか、自分なりの目的意識を持つようになったのです。

英検準1級に挑戦!合格までに身につけた「しんどくない勉強のしかた」

Tさんが英検準1級に合格したのは2022年5月のことですが、実は2021年10月にも挑戦をして惜しくも合格を逃しています。

英検準1級に合格するまでの2年の間は、Tさんにとって大きな転機となりました。

2級までは手取り足取り「支えてもらっていた」という感覚

キャタル入会前からTさんの英語を支えてくれていたのは、叔母さんでした。

キャタル入会後も英検2級合格までは、叔母さんが一緒に勉強をしてくれました。

「どうやって勉強すれば受かるか」合格までのプロセスを明確にしてくれる叔母さんに支えてもらって、2級まではストレートに受かり続けてきたのです。

この経験は彼女の強みであると同時に、「落ちたくない」というプライドを生み出すきっかけにもなりました。

「英検準1級に挑戦するならストレート合格」と心のどこかで思っていたTさんは、挑戦するまでに意志が固まらなかったといいます。

支えを失った悲しみと挑戦

英検準1級に挑戦しようという最中、訃報が訪れます。

これまでTさんを支えてくれた叔母さんが亡くなってしまったのです。

長い間叔母さんと一緒に勉強を続けてきたTさんは、英語に触れる度叔母さんのことを思い出してしまいます。

英語を学ぶたびに悲しみを感じるとともに、自分でやらなければならないという焦りも感じます。

そんな苦しい状況の中、Tさんにとって頼りにできたのがキャタルでした。

「しんどくない勉強方法」を一緒に考えてくれた

叔母さんが亡くなった後は「自分でやらなければ!」という想いを抱えながら、初回の受検では単語ばかり取り組んでいたと振り返ります。

そんな中キャタルの先生たちは、英検準1級に挑戦するTさんの話を親身になって聞き、一緒に勉強方法を考えてくれました。

あえて英検の中でもやや苦手なリーディングに集中して取り組むことで、底上げをするという方法に辿り着きます。

Tさんにとっては、リーディング以外は少しやれば大丈夫という安心感につながり、リーディングだけ頑張ることに集中できたようです。

こうしてTさんは新たな支えとともに、亡くなった叔母さんに「英検準1級の合格を届ける」という気持ちを固め、新たに英検準1級へ挑み始めます。

キャタルの英検対策が当日の落ち着きにつながった

6年間もキャタルの通常レッスンに通うTさんには、英検準1級に合格し得るライティング・スピーキングの力は十分備わっていました。

前日に行った対策は面接の流れを確認して、実際に少し問題をやってみるというもの。

これが当日の落ち着きにつながったといいます。

流れも理解している上、似たような問題が出たことで落ち着いて取り組めました。

こうしてTさんは見事英検準1級に合格し、さらにスピーキングで満点を取るという快挙を成し遂げたのです。

スピーキング満点!「滑らかに英語を話せる理由」

日頃の努力が実った英検準1級のスピーキング満点ですが、Tさんが滑らかに英語を話せるのには他にもヒミツがありました!

英会話レッスンの先生を模範に

キャタルに入会する前に通っていた英会話レッスンでは、ネイティブの先生の「絶対に綺麗な英語を話して欲しい」という熱い思いを受けていたTさん。

Tさんの場合は英会話レッスンの先生ですが、明確な「綺麗な発音」の模範になる人がいたことが良かったといいます。

ネイティブが使っている英語を吸収する

キャタルのネイティブの先生方の英語はもちろんのこと、英語の映画を見ているとだんだん発音が似てくるのだとか。

一見映画を楽しんでいるように思いますが、Tさんは日常の中で「英語の模範」を探し出し吸収する習慣が身についているといえます。

学校では身につかない「英語を英語で考える力」

英語での問いに対して「頭の中でバーッと英語が流れてきて文章を組み立てる」という感覚は、学校の授業では絶対に身につかないとTさんは語ります。

周りの友達やその保護者は「キャタルの英語は学校と全然違うから、成績につながらないのでは?」と不安の声を耳にすることが多いそうです。

実際Tさんも「キャタルの英語は学校とは全く違う」と感じています。

全く違うけれど英語を勉強していることに変わりはないし、英語で英語を考えるという感覚は学校では絶対に身につかないこと。

だからこそ学校とキャタルの両方をやっておいた方が良いと、これまで積み重ねてきた経験から話してくれました。

特にキャタルで積み重ねた英語力と思考力は「英語なら絶対に大丈夫」という自信と安心感につながっているため、気持ちの面でも支えになっているそうです。

学校の英語で「全くできない!どうしよう!」と追い込まれることがないと確信を持てるほどの英語力が身についているのです。

キャタルの先生方は1つのロールモデルに

Tさんにキャタルの先生たちの印象を聞いてみました。

高校生になると先生方と年齢が近づき、これまで以上に距離を近く感じます。

Tさんはキャタルの先生との関係を、学校の先生との上下関係とは違いながらもラフすぎない良い距離感と捉えています。

英語だけでなく学校のことやレッスンに全然関係ないことも相談に乗ってくれる身近な大人。

Tさんにとってキャタルの先生方は、「英語を話せる人たちの一番身近なロールモデル」となっているようです。

海外の人たちはどんな風に考えている?日本から出て触れたい!

Tさんに今後の目標を聞きました。

今以上に不自由なくスムーズに英語を使えるようになることはもちろんのこと、大きな目標が1つあります。

それは、海外に行って海外の人たちの考え方を直に感じたいということ。

高校生になると、世の中のさまざまな動きが見えてきます。

例えば差別や環境の問題など海外では当たり前に議論されていることでも、日本では認知すらされていないことがたくさんある…。

「海外ではできていることが、日本ではできないのはなぜだろう?」

この疑問は、日本にいては解決できないと考えています。

現地で海外の人たちと直接コミュニケーションをとって、さまざまな考え方に触れたいという夢。

その時もっと英語を話せたら、もっと近いところで海外の考え方に触れられる!

Tさんは今、大きな夢をもって英語に取り組んでいるのです。

学校とは違う英語に触れてみて!小さなゴールから決めよう

Tさんが最初に英語を始めたきっかけは「英語の新聞を読めるようになりたい」という目標を抱いたことでした。

Tさんはこれを「小さなゴール」と呼びます。最初は小さなゴールを設定して、少しずつ広げていけばいい。

最初から「海外留学」や「海外で働く」という目標じゃなくてもよい、と教えてくれました。

Tさんのように6年間も英語環境で能動的に学び続ければ、英検準1級に合格できる英語力が身につきます。

しかし、その過程で挫折したり英語が嫌いになったりする子も多いのが事実です。

英語を続けるためには、英語嫌いになってはいけないというのがTさんの考え。

そうならないために保護者の方には、本や音楽、映画といった子どもが好きなものを英語で触れさせてみてあげて欲しい。

学校の授業とは違った英語に触れる機会を作り「英語って案外悪いものじゃないな」と思ってからがスタート、と教えてくれました。

自分で決めた小さなゴールに辿り着くことをサポートしてくれる先生が、キャタルにはたくさんいます。

まずは小さなゴールを設定することから、始めてみませんか?

Tさんへのインタビューを通して

Tさんへのインタビューを通して、改めて能動的に学ぶことがどれほど大切か思い知らされますね。

最初は「やらされている感」を持っていても、自分で目的意識を持ってレッスンの取り組み方を変えられたことが今のTさんの成長につながっているでしょう。

Tさんの言うように小さなゴールを設定し、少しずつクリアしていく達成感と喜びを積み重ねることは、成長する上でとても大切なことです。

最初は「英語の新聞を読みたい」という目標も、いつの間にか「海外の人の考え方を知りたい」と進化していきました。

まだ小さなゴールを見つけられていない人も、キャタルの先生たちが親身になってゴール探しからお手伝いします。

ぜひ一度足を運んで、英語で英語を学ぶオールイングリッシュの環境に触れてみてください!

世界が変わる体験が、あなたを待っています。