学校に部活動に習い事と忙しい中で、それでもお子さまに英語を学ばせたいというお声をよく聞きます。そして忙しい中、英検合格などの目標をたて、勉強されているお子さまがキャタルにも多くいます。
そんな中でよくお話させていただくことは、どれだけの時間を英語学習に充てるか、そしてどれだけたくさんの英語の宿題をするかよりも、大事なことについてです。英語力アップを目標にするにあたって大事なことは、いかに効率よく、意味のある学習法で勉強するか。今回は学習効果を最大にする英語学習法について詳しくご紹介します。
英語学習において、勉強時間よりも大切なこと
英語を習得する上で勉強時間は大切ですが、もっと大切なことがあります。それが学習効果です。なぜなら学習効果が普通の人の2倍あれば、勉強時間が同じ場合、2倍の差がついていくからです。これから多くのことを学び始める子どもたちは学習効果を意識した学び方を取り入れるかどうかで成長速度が大きく変わっていきます。小さい頃から効果的な学習の習慣ができていることはお子さまにとって何よりの財産です。また、キャタルに通っている生徒さんの多くは他の習い事もたくさんされています。限られた時間で英語力アップを実現するためには、勉強時間以上に学習効果が大切なのです。
英語学習の効率を最大化する2大ポイント
五感を使って勉強する
ポイント1つ目は五感を使って勉強すること。五感を使って脳を刺激することで学習効果を高めることができます。
電車の中でよくリスニングの勉強をしている人がいます。音源を聴くのは隙間時間に一人でできるので効率のいい勉強法だと思われますが、実はこの勉強法は非効率です。なぜならリスニング力を鍛える時に、口から音を出さずに静かに聞いているだけでは学習効果が半減してしまうからです。
人間の脳は別々の働きをするいくつかの部分が集まってできています。リスニングを担当する聴覚野と発音を担当する運動野は別の部分ですが、両方を同時に刺激することで脳のシナプスが繋がりやすくなるためより良い効果が期待できます。聞き流すだけでは英語が身に付きにくいのはこのためです。リスニングの勉強をする時はただ聞き流すのではなく、周りに聞こえない程度の大きさで大丈夫なので音源を聴きながらブツブツ言って音読すると効果的です。
感情とつなげる
ポイント2つ目は感情とつなげることです。感情が動かされる時は濃い体験をした時で、濃い体験は記憶に定着しやすいのです。あなたの幼少期の思い出は?と聞かれて思い出すことはきっと感情が動いた濃い体験だったのではないでしょうか。
キャタルがバイリンガル教師にこだわっているのは、子どもたちに記憶に残るような濃い体験をしてほしいからです。バイリンガルに教わることで生きた英語にも触れることができたり、英語を話して伝わったという体験も生まれます。このように、レッスンで濃い体験を提供することで、学習効果を高めようと考えているのです。
一人でできる!効率の良い英語学習法は?
最後に最もおすすめの学習効果の高い英語学習法をご紹介します。
それは、興味のある本を感情を込めて、声に出して読むことです。ただ英語を聴くだけでは英語を聴くだけでは学習効果が低く、五感を使った勉強法かつ感情とつなげることが効果的とすでにお伝えしましたが、その両方を満たす勉強法が「本を感情を込めて音読すること」になります。静かにリスニング教材を聞きながすよりも何倍も効果的でしょう。特に小説であれば情景を思い浮かべながら読み進めていくことで感情の振れ幅が大きくなり、学習効果が高まります。
この勉強法のいいところは、一人でできる点です。CD付きの本もたくさん出ていますので、発音に自信がない人はCDを活用してみてください。小さいお子様は保護者の方と一緒に声に出して本を読むのがおすすめです。
このように学習効果を最大化することで子どもの成長速度は大きく変わっていきます。キャタルでは学習効果の観点からも子ども達にとってより良い学習法を提供し続けるべく、日々カリキュラムをアップデートしています。キャタルの学習方法にご興味をお持ちの方はぜひ一度体験レッスンにお越しください。下記バナーから1分でお申し込みいただけます!