英作文と読解を制し順天堂医学部に現役合格!次はツールとして英語を学び将来に活かす | バイリンガルへの道

英作文と読解を制し順天堂医学部に現役合格!次はツールとして英語を学び将来に活かす

今回ご紹介するのは、順天堂大学医学部に現役合格した大学生のA.Kさんです。高校1年生の入塾当初は英会話が苦手でした。その後、医者になるという夢に向かって受験勉強に励み、英語の配点が高い医学部受験に成功!みごと現役合格を果たします。半端な英語力では太刀打ちできない試験内容と、その対策にはキャタル一択だったと話してくれました。「人間としても成長できた」と語るA.Kさんの受験成功ストーリーをご覧ください。

英語を学びたい!

小学4年生の頃、ドイツ人と結婚した叔母を訪ねて家族でドイツに行きました。その時近所に住んでいた子ども達が英語で話しているのを見て、「私も英語が話せたら直接この子達と話せてもっと仲良くなれるのに」と感じたことが、英語を学びたいと思うきっかけとなった出来事でした。

英語上手な友達はキャタル生だった

中学1年生から学校と塾で英語を習うものの、英会話の練習はしていなかったので中学生の頃は話すことに苦手意識がありました。

高校1年生のときに参加したサマースクールでは、1ヶ月間で自分の英語力が上がった感覚がありました。でもサマースクールの参加者の中には、とてもキレイな発音の英語で話している日本人がいて、その子は海外の友達も多く、とても楽しそうに見えて羨ましかったです。その後、その子からキャタルという英語塾に通っていると聞き、キャタルに興味を持ちました。また、もう一人、私の友人で英語が上手な子もキャタルに通っていると聞いていたので、「ここに行ったら私も流暢な英語が話せるようになるのでは」と期待して入塾しました。

医師への決意を固めた日

私の祖父母が開業医のため、医者という職業に興味・憧れがあり、子どもの頃からぼんやりと自分も医者になりたいと思っていました。でもその思いが固くなったのは高校1年生の冬に叔母を悪性リンパ腫で亡くしたことです。私以外の家族は何かしらの形で叔母の闘病をサポートしていたのですが、その当時の自分は無力な学生でした。なにもできなかったことが今でも悔やまれます。叔母が亡くなったあと、どうやって叔母への恩送りをするかと考えた時に医師になって叔母のように癌で苦しむ患者さんを1人でも多く救いたいと思い、医師への道を決断しました。

医学部は意外にも英語の配点が大きい

そこから本腰を入れて大学受験勉強を始めるのですが、勉強をする中で、私が志望していた医学部は英語の配点が大きいことが判明します。以前は理系科目の配点が大きかったのに対して、今はどの学校も英語の配点を増やしています。英語の配点が一番大きい学校もあり、私の通っている順天堂大学医学部は英語と理科が同点になっています。つまり、医学部を目指す学生にとっては英語が合格の鍵となっています。

速読と即解が求められる長文読解

順天堂大学の英語試験は、英作文1問と長文問題4問、試験時間は80分のため、試験時間に対して問題の量がとても多いです。例えば、慶應義塾大学は長文読解3問+英作文1問で試験時間90分、日本医科大学は長文読解3問(以前は4問)で90分あり、順天堂大学の英語問題がいかに速読力、即解力が求められるかがわかります。
しかも設問も回答も全て英語で一切日本語はでてきません。(英文和訳や和文英訳問題ももちろんありません。)英語で読み、考え、英語で書くことが求められますが、これはキャタルで毎回、効率よく速く読む練習をしていたので自然と長文問題は得意になっていました。

英作文対策をするならキャタル一択

また、順天堂大学の英作文は字数制限がなく、解答欄が20行以上あることから最低でも200ワード程度は書くことが要求されています。他の試験と比較しても相当の文字数が求められます。(慶應義塾大学の英作文は例年100ワード程度、日本医科大学は50ワード以内)

私は医学部受験専門塾にも通っていましたが、英作文の対策は圧倒的にキャタルが良かったと思っています。ネイティブ、バイリンガルの先生に直接教えてもらえる英語は、言い回しがナチュラルで、指摘されることがいつも的確だったので毎回ためになりました。キャタルで対策できていなかったら英語でここまで点を取ることができなかったのではと思います。

入試対策の戦略で失敗!

模試の結果を見ても英語の点数が伸びてきたことで、高3の夏休み頃からは英語の学習時間を削って他の教科の勉強に時間を使うことにしました。その結果、夏休み明けの模試では得意な英語で思ったように英語の点数が取れず…残り時間も少なくなってきたことで焦りも強く、「戦略を間違えてしてしまった…」とクヨクヨ落ち込みました。夏の間に、理科や数学の成績がさほど上がったわけでもなかったので、不安と焦りでいっぱいでした。

でも後ろを向いても時間が戻るわけではないので、キャタルの先生にここからどうすればいいか相談したところ、通学時間に「TED Talks」を見ることを提案してもらいました。リスニングもできて動画の内容も勉強になると経験談と共に教えてもらいました。そんな先生との時間はすごく楽しく、受験英語で一喜一憂していたところから「英語が好き」という気持ちを思い出し、また前向きに受験勉強に取り組もうと気持ちを切り替えました。

受験生へのアドバイス

私は受験前に一度キャタルを辞めて医学部専門塾一本に絞ったのですが、続けていたらもっと受験が楽だっただろうと思っています。キャタルは海外留学・進学やTOEFL対策には強いイメージがありますが、日本の大学受験対策に直結していると当時は思えていませんでした。でも長文問題や英作文が重要な試験を受けるなら、キャタル以上に対策ができるところを私は知りません。また、週に一回キャタルに通い続けていたら、英語が好きという気持ちを保ち続けて勉強のモチベーションコントロールができたと思います。

今受験勉強をしている人にメッセージを伝えるとすると、どんな出来事にも全て意味があるということを伝えたいです。私は、医学部合格という目標を達成したこともですが、受験を通して人としても成長することができたと感じています。どんなに辛い時も、先生や自分自身の伸び代を信じていたこともそうですが、医師になろうと決めたことを胸に留め、絶対に医師になるという気持ちをぶらさず努力し続けた自分を褒めたいです。

医師として成長するための英語を

晴れて第一志望の順天堂大学医学部に現役合格できましたが、受験が終わるまでは受験のための英語学習がメインになってしまっていました。受験が終わった今は、私が好きな「英語を使って人とコミュニケーションを取る」ためのツールとして英語を学んでいます。

義務感に苛まれながらではなく、自分のやりたい方法で自由に英語を学べるようになった今はとても楽しいです。今後は更に英語を深め、コミュニケーションツールとしてだけでなく、まずはTOEFL iBTで100点を取ること、そしてキャタルで先生として働いてみたいですし、海外研修にも行きたいです。最終的には海外で医師として働きたいと思っているので、これからも英語学習を続けていきたいと思います。