アカデミックな英語学習は小学3年生から?幼少期にやるべき英語学習とは? | バイリンガルへの道

アカデミックな英語学習は小学3年生から?幼少期にやるべき英語学習とは?

キャタルではレッスンの受け入れは小学3年生からとなっています。今回は保護者の方からよくいただく「なんで小学3年生から?小学3年生までは英語学習はどうしたらいいの?」という質問にお答えさせていただきます。

お子さまの英語学習を何歳から始めるかは悩ましい問題だと思います。子どもの英語学習は早ければいい訳ではないといった意見や早ければ早いほどいいといった意見などがある中、キャタルが小学3年生からを対象にしている理由をご説明させていただきます。そしてキャタル入塾前にやっておくべき英語学習についてもご紹介します。

キャタルが小学3年生から対象の理由

キャタルではレッスンの受け入れを小学3年生からとしています(短期講習のみ小学2年生から対応)。これはキャタルがアカデミックな英語学習を提供している場であること、1レッスンが2~3時間と比較的長いレッスン時間であることが理由です。

あまり早い段階からアカデミックな英語学習を始めると、英語嫌いになってしまうお子さまがたくさんいます。小学3年生までは英語を勉強する科目として認識してもらうのではなく、自然と英語に触れ、勉強と感じない方法で英語を好きになってほしいなと思っています。

また、キャタルのストーリーブックを使用したレッスンは楽しいと言っていただくことが多いですが、小学校低学年にとって3時間、机に向かい続けることは簡単ではありません。そのため、一人で自学自習ができるようになるべき年齢である小学3年生からの受け入れとしています。

小学3年生までにやるべき英語学習の土台作り

キャタルの入塾説明会には小学1~2年生や幼稚園のお子さまを持つ保護者の方も参加いただいています。その際に質問としていただくことが多いのは「小学3年生からキャタルに通うとして、それまでは何をしたらいいですか?」です。キャタルが入塾前の準備期間に英語学習に関連してやることをおすすめしていることは2つあります。

原体験を積み、五感を鍛える

一番にお願いしていることは「原体験を積むことで五感を鍛えてください」ということです。自然に触れたり、博物館や動物園に行ったりするなどできるだけたくさんの物を見たり、たくさんの経験をさせてあげてください。そうすることで、英語学習を始めたときに知らない単語が出てきたときにも自分の経験と絡めて覚えたりすることができます。

例えば、キャタルでは教材としてストーリーブックを使用していますが、本の中でTigerが出てきた時にトラを見たことある人とない人ではそのお話の場面をどう想像するか異なるでしょう。他にもsubwayが出てきた時に地下鉄に電車を乗ったことがなければどのような場所を想像したらいいか分からないかもしれません。

また、五感を鍛えることとして特におすすめしているのは音楽に触れることです。特にCDの音と実際の楽器の音では音域が異なるので楽器の音を耳に慣れさせることをおすすめしています。耳が良いと、英語学習を始めた際にスピーキングやリスニングにも役立ちます。

このようにできるだけ多くのものに実際に触れたり、匂ったり、見たりする経験は英語学習においてポジティブな影響を与えてくれるので幼少期から英語学習のためにも、やってほしいこととしてお願いしています。

英語を好きになるきっかけを作る

もし、英語学習に直結する何かを小学2年生までに始めたいという方には、英語を好きになるきっかけ作りをすることをお願いしています。英語を勉強と感じて苦痛にならないことであれば何でも大丈夫です。最近はおうち英語情報もたくさんネット上にあるのでお子さまにあったものを選ぶのがいいかと思います。一緒に英語の絵本を読んでみたり、海外の子ども用アニメを見させてみたり、ABCの歌を一緒に歌ってみたり…

あくまでも子どもの「楽しい!」という気持ちを優先に、英語に触れる機会を作ることをおすすめします。

英語好きになるかならないかの分岐点が幼少期

英語嫌いをなんとかしたいとキャタルに相談されるお子さまもたくさんいますが、英語嫌いになった原因は幼少期の早い段階から英語を勉強させようとしすぎたからということが多いです。一度英語嫌いになってしまったお子さまを英語好きに変えるのはとても大変なので、幼少期にどのように英語に触れさせるかはとても大事になってきています。

だからこそ、キャタルでは小学2年生までは英語は英語嫌いにならない、英語に抵抗感を持たない程度にしてほしいと考えています。その代わり、長期目線で見たときに英語学習にメリットを与えること(良い音に触れる、様々な経験をする等)に時間を費やしていただくことをお願いしています。

今回の記事がいつから英語学習を始めるかで悩まれている方の参考になれば幸いです。