日本大学中学校グローバルリーダーズコースに英語と算数だけで受験可能?入試内容と対策方法まとめ | バイリンガルへの道

日本大学中学校グローバルリーダーズコースに英語と算数だけで受験可能?入試内容と対策方法まとめ

小学校から英語教育が導入されるようになり、どんどん早まる英語教育。最近では英語を活用した受験についてもご相談いただくことが増えています。

今回は、中学ではグローバルリーダーズコース、高校ではスーパーグローバルコースがある日本大学中学校・高等学校をご紹介します!英語教育に注力した中学に進学を検討されている方はぜひご確認ください。

日本大学中学校・高等学校の概要

1930年に創設された神奈川県横浜市にある日本大学附属の中高一貫校です。2021年に創立91年目を迎えました。最寄り駅は東急東横線の日吉駅から徒歩約12分のところにあります。約6割の生徒が附属の日本大学に進学しています(令和2年度卒業生の場合)。

日本大学中学校・高等学校の基本情報

  • 学校属性:私立 中学校・高等学校
  • 校訓:情熱と真心
  • 教育目標:自覚と責任。未来を生き抜く「確かな力」を育成し,人を愛する「人間力」を養い,夢を実現させる生徒を育む教育を実践する
  • 生徒数(中学校):男子368名 女子297名(2020年12月時点の情報)
  • 共学/別学:共学 (2004年から)
  • 学期:3学期制
  • 学費:1,357,204円(グローバルリーダーズコース中学初年度の場合)
  • 帰国子女の受入:有
  • 国内大学進学実績:日本大学、北海道大学、東北大学、横浜国立大学、東京理科大学、早稲田、慶應、上智、ICU、GMARCHなど
  • 海外大学進学実績:トロント大学、台湾師範大学

日本大学中学のグローバルリーダーズコースの特徴

日本大学中学校ではグローバルリーダズコース(GL)とアカデミックフロンティアコース(AF)の2つのコースが用意されています。グローバルリーダーズコースは2016年に設立されたコースで、英語の授業は少人数で4つのレベルに分かれて行われます。また、グループディスカッションを取り入れた授業や異文化交流の機会なども設けられており、英語運用力と多様性理解力を育むコースになります。

日本大学高等学校においても、2017年スーパーグローバルコース(SGコース)が設立されており、中高一貫で英語に特化したコースで学び続けることが可能です。直近では海外大学進学者も増えてきており、将来国際系学部や海外大学を考えている方にぴったりなコースとなっています。

グローバルリーダーズコース入試概要

2022年度入試の概要

希望コース(アカデミックフロンティア(AF)コースあるいはグローバルリーダーズ(GL)コース)は出願時に選択します。

<一般入試選考:A-1日程、A-2日程、B日程、C日程>

  • 試験日:2022年2月1日(火)〜2月5日(土)*
  • 募集人数:男女計10名
  • 出願期間:2022年1月8日〜2月4日(金) *
  • 出願資格:2022年3月に小学校卒業見込または義務教育学校前期課程を修了見込の者
  • 受験料:25,000円

*詳細は2022年度募集要項をご確認ください。

<帰国生入試選考>

  • 試験日:2021年12月12日(日)
  • 募集人数:若干名
  • 出願期間:2021年11月18日〜12月7日
  • 出願資格:2021年11月1日現在、海外での滞在期間が 1 年以上あり, 2018年3月以降に帰国の者あるいは2021年11月1日現在、海外の学校(海外現地学校・全日制日本人学校・インターナショナル校)に1年以上在籍している者
  • 提出書類:本校所定の海外在留証明書、英語試験免除願(英語試験免除希望者のみ)、英検2級以上の合格証明書(英語試験免除希望者のみ)
  • 受験料:25,000円

英語を活かした中学受験ならA-2日程がおすすめ!

志望コースに関わらず、英語力を活かして日本大学中学校を受験するのであれば、A-2日程がおすすめです。A-2日程は2科目(国語または英語と算数)のみで受験が可能となっています。残念ながら英検などの資格試験で免除を申請することが可能なのは帰国子女入試のみとなっていますが、A-2日程の募集人数は50人と、A-1日程の次に多く、帰国生ではなくても英語で受験ができます。

日本大学中学校の英語入試対策ポイント

A-2日程の英語入試サンプル問題を確認し、試験内容と対策をまとめてみました。日本大学中学校の英語入試のサンプル問題は公式ホームページでご確認いただけます。

英語試験の過去問題傾向と対策

  • 50分、100点満点
  • 出題レベルは英検4級〜3級程度
  • リスニングテストあり

リスニングテスト・筆記テスト両方、英検によく出てくる出題形式です。対策としては英検4級・3級の過去問を解くのがおすすめです。英作文問題もありますが、サンプル問題では10語程度の文章を作る問題となっているため、英検3級のライティング問題よりも簡単なことが予想されます。こちらも英検3級のライティング問題が問題なくできていたら心配はいらないかと思います。簡単な質問に対して(今週末は何したい?夜ご飯は何食べたい?誕生日プレゼントは何が欲しい?など)正しいスペルで答えを書く練習をしておくことをおすすめします。

英語を強みにした中学受験

日本大学中学校では帰国生ではなくても英語を活かして受験をすることができます。英語力を活かした中学受験を希望されている方はぜひ検討してみてください。

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