国際的に活躍する夢のためイギリスの大学に進学!日本で学び英検1級以上と言われるIELTS8.0に。 | バイリンガルへの道

国際的に活躍する夢のためイギリスの大学に進学!日本で学び英検1級以上と言われるIELTS8.0に。

今回ご紹介するバロウズ香耶さんは、お父様がイギリス人でお母様が日本人ですが、日本の学校で育ってきたため、キャタル入塾前はほとんど英語ができなかったそうです。
双子の咲耶さんとともに小学4年生で英語初心者レベルで入塾してから、高校卒業までの長い間、キャタルで英語力をめきめきと伸ばし、現在は英検1級以上と言われるIELTS8.0を取得しています。日本育ちの香耶さんが青山学院高等部を卒業後、イギリスの大学に進学された経緯や海外大学進学に必要な高い英語力をどうやって身につけたのか。英語学習の秘訣をお聞きしました!

大好きな先生にほめられたくて

小学4年生のキャタル入塾前は、家庭教師の日本人の先生に教えてもらっていました。母がキャタルを見つけてくれて、体験に行ってみたらとても楽しかったのを覚えています。先生たちと英語で話したり本を読んだり、余った時間でゲームをしたりと、勉強しに行っているという感覚ではなく、毎週キャタルに行く日がとても楽しみでした。先生たちのことが好き過ぎて、ほめられたいから単語カードの復習や英作文のリライトをせっせとがんばっていました。キャタルまでの移動中に一生懸命単語を覚えたりして、今思えば、楽しく学んでいるうちに自然に英語が上達していったような気がします。

中1でイギリス現地校へ

中学1年生の時、父の仕事の都合で2学期と3学期だけイギリスに行きました。現地校に通って新しく友だちもできて、楽しい時間でした。ホームシックになったこともあったけれど、その時に心の中に「またいつかイギリスに行きたい」という気持ちが芽生えました。

ライティング力が飛躍的にアップ!

帰国してまたキャタルに戻りました。中学2年生で初めて英検準2級に合格し、中3で2級、高1で準1級と、順調に合格できました。これは、キャタルのボキャブラリーカードで語彙力がついたことと、リライトを繰り返すことでライティング力がぐんと伸びたことのおかげだと思います。
語彙力もライティング力も、急につくものではないので、自分ではそれほど実感していなかったのですが、英検を受けて自分の実力を点数で評価されることによって、確実に自分の英語力が上がってるなと感じることができました。私はキャタルに長く通っているので、楽しみながら毎週コツコツと続けてきたことで英語力が上がっていたんだと思います。その結果、イギリスの大学を進学先に選択できるほどの英語力を獲得できたので、キャタルの先生たちには感謝しています。

高校3年で英検1級に合格

英検1級は双子の咲耶が先に合格したので、負けず嫌いの私はとても悔しくて必死に頑張りました。高3で無事に合格できた時は嬉しかったです。咲耶は、小さい頃からいいライバルでした。英検何級をどっちが先に取ったか、本のレベルがどっちが上だと言っていつも競い合っていました(笑) お互い負けず嫌いでよくケンカもしましたが、良きライバルが身近にいたことで競い合って英語を伸ばし続けられたのかもしれません。

夢は国際的な弁護士!

日本で育ってきた私が進学先にイギリスの大学を選んだのは、国際的に活躍できる弁護士になるという夢を叶えるためです。
高校2年生の時に進学先を検討し始めました。国際的に活躍するということは、その国の言語を使えることはもちろん、弁護士として活躍できるレベルに専門知識を身につけておく必要があります。そう考えると、日本語で学ぶ日本の大学を出るより、英語圏で学んだ方が選択肢を広げやすいと考えました。私の場合は日本とイギリス両方の国籍を持っているのでビザが不要で、父方の親戚もいる英語圏のイギリスに進学することを決めました。

イギリスの大学受験にもキャタルメソッド

日本の高校からイギリスの大学に進学する場合、インターナショナルスクール卒業資格やIB(国際バカロレア資格)を持っている生徒以外は、入学前に一年間ファウンデーションコースという準備コースに通う必要があります。
それに合格するには「高校の成績」「IELTSの点数」「志望動機書」「先生からの推薦状」が必要です。高校の成績は条件を満たしていたので、そこからはIELTSに特化して勉強しました。高校を卒業してもIELTSの勉強は続けました。過去問を1冊やり、2回受験して、高校を卒業した翌年の夏に、スコア8.0を取ることができました!(※IELTS 8.0は、TOEICでいうと満点以上、英検なら一級以上のレベル感と言われています。)

IELTSの問題は英検とは出題傾向が違うので、もし大学受験を決めた頃の自分にメッセージを送れるなら、「もっと早くIELTSの勉強を始めなさい!」と言いたいです。
キャタルで使用していたテキストが、IELTSのリーディングで出題されるような内容だったので、IELTS対策に役立ちました。また、キャタルでエッセイを何度も何度も書いたことによりついたライティング力は、IELTSのライティングパートはもちろん、志望動機書を書く際にも発揮できたと思います。

9月からはクイーン・メアリーの大学生に

ファウンデーションコースに進学し一度はイギリスに渡ったのですが、2度目のロックダウンの時に完全オンライン授業になったので、それからは日本で講義を受けています。昨年9月から始まった授業はもう全て終了し、最後のテストを残すのみです。その最終成績で、これから進学する学部が決まります。

次の9月からはいよいよ大学に進みます。今は英語を話すことは全く問題なくできるのですが、宿題でエッセイがよく出るので、そこでいろんな表現に言い換えできるように、アカデミックなボキャブラリーをたくさん覚えようと意識して勉強しています。法律の専門用語などまだまだ知らない単語がいっぱい出てくるので、英語の勉強はこれからも続きます。