いつか留学に行ってみたい！と考えている人は多いことかと思います。この記事はどのタイミングで留学するのか具体的な希望がなく、オススメのタイミングや方法を知りたい！という方向けです。キャタルが最もオススメするのは大学在籍中の交換留学制度を使用することです。他の留学方法と比べてデメリットも少なく、有名大学に留学できることから人気を集めています。
今回はそんな大学での交換留学について詳しく解説。留学に必要な英語力や、交換留学を経験した人の3つの特徴をご紹介します。
ぴったりの留学方法が見つかる！目的から考える大学での海外留学
長期留学の種類
留学の種類は多様化しており、短期留学・長期留学・高校や大学で行く正規留学などがあります。海外の大学に4年間正規留学して学位を取得する人も毎年増えている他、インターンという形で海外に行く人もいます。その中で大学の交換留学枠を使って留学する方法は特におすすめです。
大学での長期留学と一口で言っても、交換留学の他にも様々な形式が存在します。それぞれのプログラムの形が違うため、特長が違えば、各プログラムに合う人も異なります。またかかる費用や、応募に必要な条件も様々です。大学で長期留学をどう行くかを考えている方も、行くかどうかを検討している方も、どの形式が自分の目的や持っている条件に最適かを見極めることは非常に重要です。
自分に最適な留学方法の見つけ方
自分の目的にあった最適な留学方法はどう見つければ良いのでしょうか。考えられる留学方法を大きく4つにまとめ、それぞれに対して判断基準となるような要素を比較すると、以下のようになります。
＊細かい条件は留学エージェントや大学によって異なりますので、各エージェント・大学で詳細はご確認ください。
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大学の交換留学制度の特徴
倍率が高くて人気な大学の交換留学
留学の方法が多様化している今、自分に見合った留学時期、そして留学種類を選ぶ必要が増しています。その中で、費用を抑えて日本での勉強に支障なく長期留学ができる大学の交換留学は高い人気を誇ってきました。
しかし、大学の交換留学は倍率、そして求められる条件が高いのが現実です。また多くの大学では、海外経験がありすでに語学力を持ち備えている帰国子女の生徒が、人気がある留学先の学校への切符を勝ち取っていることがほとんどです。
交換留学をオススメする理由
すでに比較してみたことからわかるように、同じ大学の長期留学でも、行く手段によって様々です。そして自分の持っている成績や英語のスコア、もしくは行きたい目的によって手段を選ぶ方法もあるでしょう。しかしどんな方にも、大学の交換留学制度を用いて行くことを一番にお勧めしたい理由には下記が挙げられます。
- 学費が安い
- 有名校に行ける
- 就職の選択肢が広がる
- 語学力が身につく
- 休学せずに海外で勉強できる
- 目標を掲げて勉強する経験になる
まず、本来であれば学費が高い海外の大学に、日本の大学の学費で行けることが交換留学の最大の魅力です。特に、4年間海外の大学に就学するとなると、奨学金なしではかなりの額になってしまいます。在籍大学によって異なりますが、ほとんどの日本の大学は海外の名の通ってる大学と提携していることが多いです。交換留学制度を使って海外の質の高い教育を受けられるのも大きな魅力です。そして、1年間の留学後、海外経験を武器に就職活動ができます。海外の大学に通った経験を持っている人と、4年間日本の大学で過ごした人では、選択肢の幅が異なるのです。
非帰国子女にもチャンス！交換留学で良い学校に行く方法
一概に大学での留学と言っても形式は様々です。その中で今は、特に長期交換留学が人気です。例えば慶應義塾大学では100校、早稲田大学では500校以上にも及ぶ協定校が世界中にあり、長期交換留学ではそれらの大学に1年間行くことができます。また、日本の大学の学費を払うだけで比較的高額な世界の名門校で勉強できる場合が多く、人気の理由となっています。
人気大学への留学切符はTOEFL100点
様々な学校がありますが、その中でもやはり英語圏への留学は倍率が高く、志望する人の半分程度しか行けないと言われています。志望している留学先に行くためには、学内審査で志望理由や学習計画を日本語と英語の両方で提出するほか、学校の成績と英語能力試験のスコアが必要です。英語のスコアは大学によって満たさないといけない基準が異なりますが、ほとんどの大学でTOEFL®で100点といった高い英語力が求められます。そのため、数少ない留学の枠の多くを帰国子女が占めているのが現実です。
しかし言い換えると、英語能力試験のスコアさえ満たすことさえできれば、誰でも留学できる可能性があります。もちろん、海外経験が無い生徒でも英語圏に留学することも可能です。つまり、早くから留学に向けて英語学習に取り組めると有利になります。実際に、このように非帰国子女でありながら、英語の勉強をして英語圏に留学に行った生徒もいます。
帰国子女じゃなくても大丈夫！大学で交換留学に行くために必要なこと
大学の交換留学にどうしたら行けるのか
大学の交換留学制度を用いて留学するために越えなければいけないのは、高い倍率を勝ち抜くことです。有名校においてはなおさらです。大学の交換留学の選抜では、1年間という限られた期間でどれほどの有意義な学びができるかを重要視しています。そのため、留学先で学びたいことがはっきり決まっている人、そして、学ぶ上で支障のない語学力をすでに持っている人が有利になります。
留学に必要とされる英語力
その中でも交換留学の高い倍率を通過するために必要とされているのは、英語で学ぶ力。なぜなら、留学の主目的は学びであり、留学を志望した理由の「やりたいこと」をやるためには英語で授業を受け、英語で勉強するからです。英語を用いて学ぶ力が必要です。しかし「英語を学ぶ」ことが目的の学校の授業だけでは、「英語で学ぶ」力はなかなか身につかないのが現状です。
そのような、留学で必要とされる「英語で学ぶ力」をつけるためには、初めから英語で英語を学習するのが有効です。それには下記のような学習法と環境がポイントとなってきます。
- 英英辞典を使って、英語を英語で説明する力や言い換える力をつける
- レッスンは全て英語で行い、授業時間は完全に英語脳に切り替えられる環境
- スピーキングやライティングといったアウトプットを重視し、他の教科で学んだことを自分の英語力でアウトプットできるようにする。
英語塾キャタルでは英語力の高いバイリンガルが英語を身につけた方法＝英語で学べるカリキュラムになっています。それは留学でも使える「英語を英語で学ぶ力」を身につけてほしいと考えているからです。
留学できる人の３つの特徴
実際に倍率の高い交換留学の選考に突破した人に共通する3つの特徴をご紹介します。大学での交換留学の選考を通過するためには下記のような特徴を持っていると有利です。
やりたいことがある人
大学の交換留学では、交換留学を志望する理由、そして希望の大学を志望する理由など、細かく志望理由や学習計画を書いて提出する必要があります。多くの場合、志望先の大学それぞれに合わせて志望理由を書きます。そのため、学びたいこと、それを学ぶためにその大学を希望する理由、そして学んだことをどう日本に帰国してから活かすかが明確でないといけません。
例えば、高校生時代に初めて投票した時から政治に興味を持ち、留学先では政治学の勉強をしたいこと。そして、政治学の中でも、日本の若者の政治参加について問題意識を持っていて、そのような政治心理学を専攻としている教授の元で学びたいということ。また、帰国したら現在大学で行なっているコミュニケーション学との関連で研究をさらに進める、といった方針。そのような先を見据えた学習計画が具体的であればあるほど、志望理由は説得力のあるものになります。
やりたくないことでもやれる人
学校の成績(GPA)を重視するのも大学での交換留学の特徴の1つです。好きなこと、あるいは自分の得意分野にだけ特化していては高い倍率の選考に勝ち残れる可能性は低いと考えておいてください。在学中の大学で取る授業全てにおいて良い成績が取れること、つまり、やりたくないことでもやれる力があることを見せることも、大学の交換留学では必要なのです。
やりたいことをやれる力がある人
いくら明確な目標を持っていても、留学先でそれを実行する能力がないと交換留学に選ばれることは少ないです。そして留学中に行動を起こすために必要なのはやはり語学力。言語に不自由していて留学先の生活に苦労していると、充実した大学生活は送れません。つまり、留学というチャンスを最大限に活用し、学びたいことを学び、自分の目標を達成するために、そのツールとしての語学力、目安としてはTOEFL®で100点の英語力があると良いです。
帰国子女じゃなくても交換留学へ
日本国内でも英語教育の形が変わりつつあります。そのため、帰国子女でなくても高い英語力・実用的な英語力を身につけることは可能になっています。大学の交換留学に関して言えば、海外経験のない人でも条件が揃っていれば倍率の高い人気校に行くこともできます。そのため、自分の必要な能力に見合った英語の学習方法を早いうちに見つけ、小中高生のうちから準備を行うことをおすすめします。留学を目指して早めに英語学習に取り組んでみませんか。
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