幼稚園から大学までの一貫教育、青山学院高等部。


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<学校の概要>

青山学院高等部(以下、「同校」という)は、東京都渋谷区の表参道駅から徒歩10分の場所であり、キャンパスは六本木通りと青山通りに面している。 1950年に設立し、2008年~2014年にかけて高等部校舎を全面的に建て替えた。
毎朝礼拝を行い、クリスマスやイースターなどの行事がある。また、キャンプで聖書学習をし、キリスト教学校ならではのクラブがある。
青山学院は幼稚園から大学までの教育を行っていて、系列大学への進学者が8割である。高校入試は、一般入試、推薦入試、帰国生入試が行われ、順に80名、70名、30名が募集されている。

 

<基本情報>

★スーパーグローバルハイスクール(SGH)
★SGH研究構想名:多様性の受容を基盤としたサーバントマインドを持つグローバルリーダーの育成

学校属性:私立・普通科高校
校訓:地の塩、世の光
系列校:青山学院大学、青山学院女子短期大学、青山学院中等部など
教育体制:中高一貫校(併設型)
生徒数:1226名(2015年5月現在)
共学/別学:共学
学期:3学期制
学費:122万2000円(初年度、2013年度)
学生/教員比:19.8/1
帰国子女の受入:有
国内大学進学実績:青山学院大学など(2015年)

 

<学校の特徴>
必須授業はレベル別に行い、ネイティブ教員の授業もある

同校は、長く「英語の青山」として、英語教育に力を入れてきた。中等部からの内部進学者は、中学の履修範囲を超えた文法事項を学習してくる。
6人のネイティブ教員と13人の日本人教員がいて、ネイティブ教員による必須授業は1年生のオーラルイングリッシュと3年生のライティングである。各学年に5時間ある必修授業は、ほとんどが3段階のレベル別クラスで実施される。さらに、2年次の2講座(4時間)と、3年次の7講座(15時間)の選択授業がある。
授業以外で英語を学べる場としては、外国語会話チャットルームがあり、青山学院大学の留学生が講師を務めている。自由参加で3つのレベルを選んで40分の英会話セッションができ、1週間に1回利用できる。
同校は1977年から帰国生を受け入れてきて、2014年は35人の帰国生が入学した。帰国生に対しては、7名の教員がアドバイザーとなって相談に応じている。

 

選択科目が豊富で、多様な方法で英語を学べる

3年生必須のリーディングの授業でも、グループ発表や、時事問題に関するディベートを行う。また、2年生の選択科目で、詩、短編、戯曲などの英文学を読む授業でも、ディスカッションやプレゼンテーションを行って、ボキャブラリや英語表現を増やす。
3年生の授業は半分以上が選択制で、ネイティブ講師が担当し平和問題について考える授業、欧米文化の価値観を学ぶ授業、オーラルコミュニケーション、オーラルの授業などがある。オーラルコミュニケーションでは、英語演説や映画のアフレコに挑戦し、欧米の価値観を学ぶ授業でも、聖書、映画、音楽などを通じて学び、学んだことを英語で表現する。オーラルの授業では、ディスカッション、ディベート、プレゼンテーションのほか、スピーチを聞いてレポートする。
さらに、希望者に対して、英検、TOEFL、SATなどの検定対策を行っていて、英検準1級を受ける生徒には、ボキャブラリや面接対策の指導を行う。2013年度の英検合格者数は、1級4人、準1級26人、2級76人であった。

 

300人以上が青山学院大学へ進学する

2015年卒業生428人の合格数は、青山学院大学346、青山学院女子短期大学3、その他79である。青山学院大学の合格者は、文学部40、教育人間科学部41、経済学部24、法学部19、経営学部85、国際政治経済学部55、総合文化政策学部49、理工学部22、社会情報学部8、地球社会共生学部3であった。
他大学の合格数は、早稲田大学23、慶應義塾大学20、明治大学10などで、東京大学の合格者もいる。

 

交換留学やホームステイの制度がある

ケンブリッジにあるリース・スクールとの短期交換留学、カナダのベリー市にあるメソディスト教会員宅でのホームステイ、イタリアのロメンティーノ市にあるパスカル高校との短期交換留学を行っている。
また、約10人の生徒が、AFS、国際ロータリークラブ、YFU、IF、AYUSAなどを通じて1年間の長期留学をしている。全学年を対象とする2014年度の留学準備プログラムは、IELTSに関する試験説明やデモレッスンが含まれていて、3年生の内部進学者を対象とするIELTS対策講座では、ブリティッシュ・カウンシルからネイティブの講師がTOEIC IP500以上の生徒15名に対して英語で授業をした。

 

英語で国際交流プログラムを行う

同校は週5日制で、土曜日は補習、学問入門講座、クラブ活動が行われる。学問入門講座は高大連携プログラムの一つであり、青山学院大学や青山学院女子短期大学の教員が授業を行う。
青山学院大学国際交流センターと同校は、2014年度に国際理解・留学準備プログラムを実施した。内容は、留学に関するオリエンテーションや、日本との関わりなどをテーマとする大使館講義で、ネイティブ講師、EU駐日代表部広報部、大使館外交官などが英語で講義をした。

 

まとめ

授業で色々な種類の英語教材を使い、多様な経験ができ、ネイティブによる授業もある。ディスカッションやプレゼンテーションのスキルがつくほか、検定採択もでき、英検準1級の合格者が比較的多い。また、英語による国際交流プログラムが実施され、歴史ある学校に海外留学できる制度もある。
進路については、青山学院大学への進学者が多く、他の難関大学にも合格している。

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