この記事では、4技能試験TOEFL対策で効果的な3つの勉強法について、合格した生徒の実体験をもとに書いています。
今回ご紹介するのは、最先端のIT企業に憧れを抱き「GAFAで働きたい!」という夢にまっすぐ向かって突き進んでいるキャタル池袋校の生徒、K.Iくんです。
彼は、夢を叶えるためにまずは海外の大学に進学するという目標を設定し、そのために必要なTOEFL100点を有言実行で取得しました!
英検2級レベルから約2年でTOEFL100点まで英語力を伸ばし、夢に向かって努力するK.Iくんはどんな勉強をしていたのでしょうか?「リーディング」「ライティング」「リスニング」「スピーキング」の4技能の習得に効果的だった学習法を3つ、ご紹介します!
幼少期から英語に親しむ
1歳から12歳まで、日本の幼稚園や小学校に通いながらインターナショナルスクールのプリスクールで英語に慣れ親しんでいました。物心つく前からプリスクールに通っていたのには、「一つのことを長く続けることが大切」と考えていた両親が「英語は耳が若いうちから」と小さな子が英語を楽しめる環境を探してくれたからです。
今では僕の意思を尊重してくれていますが、僕が幼いころは「親にできることは環境を整えること」と考え良い環境へと導いてくれました。プリスクールでは、外国人の先生とAll Englishで簡単な教科書を使い学習していました。英語はもとより、多国籍の先生から教わることで、海外の文化や人にも抵抗なく育ったと思います。
IT企業で働く夢をみつける
小学校卒業と同時にプリスクールを卒業した後は3年ほど英語学習にブランクがありました。その3年の間に、夢が具現化していきました。
小学校高学年のときに、卒業生が自分の仕事を紹介してくれる企画があり、マイクロソフトで働く人の話を聞きました。今まではテレビで見るだけだったIT企業の人に実際に会えたのはこれが初めてで、すごくワクワクしたのをよく覚えています。そこからIT企業やそこで働くためにはどうすればいいかということをちょっとずつ調べるうちに、だんだんと自分の夢が育ってゆきました。
夢を叶えるために海外大学進学を決意
職場環境が良くて年収も高いGAFAといった最先端のIT企業のことをテレビを通して知り、「すごい!かっこいいな!」と憧れるようになりました。時代の最先端を走る企業は伸びしろが大きく、夢があると思いました。自分が使っているインターネットデバイスやソフトを開発する最前線の海外のIT企業で働きたい!という思いが強くなり、それが自分の夢になりました。
この夢を実現するのに一番近道になりそうなのは、その国の大学を卒業することだと考え、海外の大学への進学を目指すことにしました。
※GAFA(ガーファ)とは…IT業界のトップに4の巨大企業の頭文字を取った略称です。Google, Apple, Facebook, Amazon を指しています。
海外大へ進学のため、4技能対策ができる塾探し
海外の大学へ進学するために必要なものを調べていくと、出願の基準にTOEFLなどの4技能試験が必要だとわかってきました。また、留学生はTOEFLで100点くらい取れていたらどこの大学にも出願できることがわかってきました。
自分の夢のためにTOEFLの勉強を始めたら、相当難しいことがわかってきたので、今までのように独学で勉強していてはいつか頭打ちになるだろうと感じ始めました。
受験に必要なTOEFLは、英語4技能全てが求められます。そこで、4技能テストの対策ができる塾を調べてキャタルに辿り着きました。体験レッスンは、自分に合ったレベルで学習できましたし、教えてくれる先生のレベルが高いことがすぐにわかったので「ここならTOEFLで100点を目指せそう!この塾にしよう!」と決めました。
単語がとにかく多い!気持ちの面でも大苦戦!
覚えなくちゃいけない単語がとにかく多くて、苦しみました。
TOEFLの単語本を買って学習し始めたのですが、覚えないといけない単語がとにかく多いんです。知らない単語がほとんどで、これは確実に苦労するなと思いました。僕は日本の英語の授業でやっている文法や単語の勉強はあまりやっていなかったので、単語と文法が弱点だったんです。「TOEFLの単語本をやるレベルにもまだ達していないのでは…」と焦りましたが、いつかは必ずやることなので、「今から毎日30単語覚える」と決めてひたすらやっていた時期もあります。
でも、苦労して覚えた単語も、何日か経つと忘れちゃうんです。単語帳をやっと50ページ進んだとき、最初の方のページを見たらわからない単語があり「ああ、またやり直しか…」と思うと気持ちがすごく沈みました。単語はとにかく勉強量なので、時間がかかったし苦労しましたが、今思えば、その苦労は必要不可欠でした。
ボランティア活動と学校の成績が重要な評価基準となる
僕が目指しているアメリカやカナダの大学の出願で重視されるのは、英語4技能試験のスコアと学校の成績、そしてボランティアなどの課外活動の3つです。
英語4技能試験はTOEFLを目標に勉強していますが、全教科で良い成績を取り続けることも今がんばっています。また、カナダやアメリカの高校生は学校の活動の中でボランティアをしているんですが、日本は学生がボランティアをする文化が浸透していないので、参加できるボランティアを探すことも一苦労でした。年齢制限があり断られたこともありました。母の知り合いが子ども食堂を運営しているので、今はそこを手伝わせてもらっています。ボランティアは、仕事のようなことを体験でき、貢献できていると感じることで満足感を得られますし、子どもからも大人からもありがとうと言われるのは嬉しいです。
TOEFL対策に効果的だった3つの勉強法
TOEFL対策のために日常的に英語に触れるようにしており、家では洋楽を聴いたり、映画を観るときは英語音声と英語字幕で観たりしていました。
僕がTOEFL対策で特に効果的だったと思う3つの勉強法をご紹介します。
新聞記事の内容と自分の意見を伝える
1つ目は、英語の新聞記事の要約と、自分の意見を口頭でキャタルの先生に伝えることです。使っていたのは家で購読していた読売新聞の日曜版です。英語の小さな記事が毎週ついていたその記事は、学問的な内容も含まれており、専門用語も学べましたのでTOEFLに適していました。知識を増やすこと、内容理解、要約作り、英語でアウトプットすることが身につきました。4技能のリーディングに効果的でした。文中のわからない単語をノートに書き出して、自分で英英辞書で調べて文章を理解していました。単語の意味を間違えて書いていた場合、キャタルの先生が「この文脈ではこういう意味で使われているよ」と指摘してくれますし、辞書に載っていない単語は教えてくれました。辞書はキャタルで使用している紙の辞書を引いています。紙は面倒じゃないかと聞かれることもありますが、何年も使っていると慣れて全く大変とも感じません。
動画の内容をメモし概要を説明する
2つ目は、英語プレゼン動画の内容を要約して口頭で先生に説明することです。
これは、初めてTOEFLを受けた時に、点数が低かった「リスニング」と「スピーキング」を伸ばすためにどんな勉強が効果的かキャタルの先生と相談して始めた勉強です。
実はスピーキングの低スコアはリスニング力不足も起因しているということがわかりました。質問を正しく聞き取れるようになることで、スピーキングで正しい回答ができるので、両方の点数を伸ばすことができます。TEDの姉妹プログラムであるTED-Edを家で聞きながら内容をメモし、それを要約して先生に伝える。ということを5分ほど毎レッスンのはじめにやっていました。TED-Edは動画の長さも長すぎず、学問的な内容や、ニューロンなどの科学用語も学べるのでTOEFL対策に役立ちました。キャタルの先生との会話は常にAll Englishで英語でインプットし、英語で考え英語でアウトプットできる環境がとてもありがたかったです。狙い通り、これを行ったことで2回目のTOEFLではスピーキングは17点から23点に6点アップ、ライティングは21点から26点に5点アップさせることができました!
週末に一人で:教材を家でやり直す
3つ目は、一人でもできることで、キャタルのレッスンでやったことをもう一度自宅で一人で復習することで、これも効果的でした。特に単語の定着に効果てきめんでした。キャタル方式は、単語を話の流れの中で覚えられるのでそれ単体で覚えようとするより定着度が高くなります。ディクテーションをすることでリスニング力強化になりましたし、わからない単語に線を引いて辞書で調べることでボキャブラリーを効率良く増やせます。これらを週末などまとまった時間があるときにひたすらやっていました。
1年間でTOEFL80点から100点へ大幅に飛躍!
TOEFLを初めて受験した1年前からトータルスコアを20点伸ばして100点取れたことは、キャタルの先生の存在が大きかったと思います。スピーキングやライティングはフィードバックしてくれる相手がいないと伸ばすことが難しいので、自分よりも遥かにレベルが高い先生が身近にいて教えてくれるのがとても有り難かったです。TOEFLでも問われるような、自分の意見を英語でアウトプットすることは、文法や単語などの細かい指摘のみならず「こんな考え方もあるよ、この部分を膨らませるともっと良くなるよ」などと、既にTOEFLで高得点を取っている先生から具体的なアドバイスがもらえたことが本当に大きかったです。
与えられる教材だけでなく、自分が興味のある英字新聞やTED動画を題材にして学ぶことも、先生の英語レベルが高いからこそ付き合ってもらえたことでした。自分の興味のあることを元に勉強できたのは、英語力UPの近道でした。
TOEFLのスコアをもっと伸ばしたい
TOEFLはまた受験して、次はもっと高いスコアを取りたいと思います!
英検は中学2年で2級を取得してから受験していません。僕は海外の学校に進学したいと目標がはっきりしているので、TOEFL100点も取れた今、英検はこれ以上受験する必要はないかなと思っています。
コツコツ続ければTOEFLで100点を取れる
海外に住んでいた帰国子女じゃなくてもコツコツ勉強すればTOEFLはいつかいい点が取れると思っています。僕は小さい頃から英語には触れていましたが、単語や文法は苦手でした。キャタルの学習法は4技能を伸ばせるという点でTOEFL対策にすごく向いていると思います。TOEFLで100点を取れたことで、海外大学に進学して、GAFAで働く夢へ近づけたことがとても嬉しいです。そして、キャタルやキャタルの先生に出会えたことでTOEFL100点を取れたと思っていますので、先生方には心から感謝しています。
「夢を叶える努力を惜しまない生徒」先生とスタッフの声
Kくんはスタッフや先生の目にどんな生徒だと写っていたのでしょうか?
それぞれ聞いてみたところ、口を揃えて「入塾した中学3年生の頃から明確な夢を持ち、夢を叶えるための努力を惜しまない生徒さんという印象を受けた」と言っています。
「GAFAで働きたい、その夢を叶えるために海外の大学に進学したい」という明確な目標を持ち、「その目標を達成するためにTOEFLで100点以上のスコアを取りたい」と、Kくんにとって、英語は目的ではなく、夢を叶えるための手段でした。
「みんなのロールモデル」先生から見たKくん
「夢を持つことの大切さ」をKくんに教えてもらいました。
Kくんは達成したい目標が明確で、それに対して自分が責任を持っているようでした。キャタルのレッスン以外にも自主的に何をするべきか考えて、先生に相談しながら勉強しています。
Kくんのように、必死に勉強してきたキャタルの先生達は皆、心から応援しており、コツを教え練習相手になり、精一杯サポートしていました。それでも一番英語学習に効果的だったのは、Kくんが「何を伸ばしたいか」「そのためにはどんな勉強をすれば良いか」を自ら考えながら進めたことだと僕は思います。
彼の努力の結果、2回目のTOEFL受験で目標の100点をとるとができました!
Kくんのがんばりは、周りの先生や生徒みんなに良い刺激と勇気を与えてくれたと思います。
「自分から行動する生徒」スタッフから見たKくん
とにかくモチベーションが高くて、積極的にスタッフや先生に相談しながら学習する生徒でした。そして、入塾当初から明確な目標「TOEFLで100点を取る」を2年たらずで本当に達成してしまいました。Kくんには、夢の力と自分から行動する積極性の大切さを学ばせてもらいました。入塾前にもカナダ大使館での留学フェアに参加するなど、夢を叶えるための情報収集と行動力を常に自分からしていました。
また、Kくんの保護者のサポート体制もとても素敵だと感じました。高校生でもできるボランティアをキャタルに相談してくれたように、基本的にはKくん本人がやりたいことを尊重し、本人ができないことはサポートされていました。
Kくんのご両親がKくんのために大切にしてきたことは「環境を整え好きなことを伸ばすこと」「自分で考え、自分で行動できるように促すこと」「一つのことを長く続けること」だと仰っていました。Kくんは10年間ラグビーを続けているようですが、一つのことを長く続けるという経験は、大学入試面接でも、その先も彼の糧になると思います。
彼の目標にまっすぐ向かって努力する姿勢や、先生のアドバイスを吸収して成長する姿に、私達も先生も、みんな夢中です。Kくんを応援したい気持ちでいっぱいです。