夢のかけらが星になり、いつか必ず実現する! 日米難関医学部に合格した石井さんの毎日13時間の学習と意志力


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(写真:フロリダ大学医学部の研究室でアルツハイマー病の基礎研究をしていた時。)

石井さんの海外歴と学校歴

0歳〜18歳 アメリカ カリフォルニア州 Davis
18歳〜22歳 アメリカ ニューヨーク州 Vassar college 生化学専攻
夏 アメリカ フロリダ州 フロリダ大学医学部 アルツハイマーの(基礎)研究
23歳〜24歳 アメリカ カリフォルニア州 カリフォルニア大学 Davis校(UCDavis) 精神物理学の研究 (学資編入試験勉強 または受験勉強)
24歳〜25歳 東京医科歯科大学 2年 ※2016年 4月〜編入

 

英語の所持資格

TOEFL iBT 119点

 

どうやって3ヶ国語(日本語・英語・フランス語)を身につけたのですか?

生後7ヶ月から米国カリフォルニア州で育ちましたので、英語は、学校や日常生活で学んだため、私の場合は、フランス語と日本語の方が努力が必要でした。自宅での会話は常に父とはフランス語、母とは日本語でした。それ以外に、日本語教育は、3歳から高校3年生まで受けた日本人補習校での毎土曜日の4時間の勉強と宿題、小学校1年生から高校3年生まで毎年6月に日本で受けた2週間ほどの体験入学です。フランス語は中学校1年から大学卒業まで継続的に学校でクラスを取るようにして勉強しました。

 

アメリカの有名リベラルアーツ大学Vassarでの教育とは?

Vassar大学はニューヨーク州にあり、1861年に、米国初代の女子大として名を挙げ、また初めての日本女子が海外留学した大学でもあります。エール大学との融合を避け、のちに1969年よりVassar 大学として共学になる道を選びました。

アメリカ私立大学の学費は膨大であり、年間500万円から800万円ぐらいかかるのですが、Vassar大学も例外ではなく、最初は入学を諦めていました。しかし奨学金制度が素晴らしく、そのおかげでアメリカ東部の生活を4年間満喫することができました。

リベラルアーツ大学は、少人数制の授業が特徴です。私の故郷にあるカリフォルニア大学のようなマンモス校では、教授と知り合う機会がめったになく、推薦状を書いてもらうのも大変だと聞きますが、例えば、私の場合、大学1年に取った化学入門の実験中に教授から研究室に入る事を勧められ、今まで研究のことを全く考えていなかった自分に機会を与えて頂きました。4年間、本当にお世話になり、医学部出願時に必要であった推薦状も書いて頂きました。卒業後も共同研究をして、論文も一緒に出しましたし、今でも連絡を取りあい、近いうちに先生のご実家(イタリア)に遊びに行く予定です。

また、Vassar大学は全校で2400人余りしかおらず、ほとんどの学生が大学の寮に住んでいます。4年間一緒に切磋琢磨していくことでとても仲良くなり、知らない学生はほとんどいませんでしたし、いつのまにか素晴らしいネットワーキングが作れました。数多くのエピソードのうちの一つをご紹介します。

私はテニス部に所属していたのですが、チームメートに何気なく「夏休みにどこで医学研究をしたら良いか迷っているんだ」と相談すると、「それなら、僕のお父さんと話してみると良いよ」との返事、半信半疑でお父上に事情を話したところ、「夏休みの間はうちに泊まり、最近リクルートしてきたアルツハイマーの第一人者の下で基礎研究を行うことを勧めるよ。」と言ってくださったのです。なんと彼の父は優秀な医師であり現在は某大学の医学部および歯学部の理事で副学長だったのです。

そのおかげで2ヶ月間、愛情たっぷりの家族と夢の様な生活を送り、ここで行った研究業績が認められ、論文の執筆者の一員にもなりました。この家族との生活は非常に刺激的で魅了され、いつか必ず友人のお父様の様になると決心しました。そして医師になる意義もさらに芽生えました。このように絶対に授業では学べない人と人との繋がりの大切さ、そしてそれによる飛躍の機会に恵まれるのもVassar大学での素晴らしい点だと思います。

さらに、一般公立の授業では得られない、文章及びプレゼン能力の養成という利点があります。文系理系科目問わず、必ず何かしらの意見文を週2,3回宿題として出されます。今までこの様な教育を受けてこなかった私には、これ以上の苦難は存在しませんでした。頑張って全力で書いたつもりの文章は滅多切りにされ、何度も清書を繰り返す毎日でした。この上に毎回、授業中にプレゼンも要求されます。生化学を専攻していたので、プレゼンでは論文の要約から研究結果の表現の批判をも要求されました。一つの課題が終わると思うと瞬時に次の課題になり、気付けば3,4科目において20-30ページを書く毎日でした。

例えば、数学の授業では「円について研究し、その意義を論述せよ」、ロシア文学では「GogolとDostoevskyとTolstoyの心理を対比せよ」、フランス語では「Rimbaudの詩やCamusの実存主義は戦争反対運動と見なせるか、論証せよ」、思考科学の授業では、「魂と意識の違いは存在するか。実体二元論をも考慮し、考察せよ」というようにです。その時は生きた心地もしませんでしたが、今となって見れば、過去の自分が羨ましい環境でした。

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(写真:Davis Senior High Schoolでの卒業式にて。前列一番右側が石井さん。)

 

なぜアメリカの医学部に合格しながらも、日本の医学部に進学したのですか?

医学部を目指していた私は(アメリカでは医学部は大学卒業後、通常、数年医学系の研究や病院でのボランティアなどをしてから受験します) Gap yearを利用しカリフォルニア大学デービス校で生理学かつ心理学的な研究をしていたのですが、偶然、旧帝国大学の医学部の先生とお会いし、医学部学士編入制度について教えて頂きました。この制度はほとんど国立大学の医学部に限定されており、アメリカ医学部の学費の10分の1以下で大好きな日本で医学教育を受けられるという夢のようなお話でした。(幼い時からいつか日本で長期間にわたり学校に行きたいと願っていました)。また、英語の強い人はこの制度に有利だと教えていただきましたので、すぐに帰国の準備に入りました。

 

難関大学に合格した、毎日13時間の驚異の学習と意志の力とは?

他の学生さんより極端に日本語力が弱いと認識しておりましたから、2科目セットの大学受験者と戦うより、理系科目で勝負するほうが有利であると考えました。(医科歯科は英語、数学、物理、化学、生命科学の5科目です)これらを踏まえて、とにかく合理的かつ効率的に勉強をしないと試験時までに間に合わないと思いましたため、某塾の授業を受講する以外は基本的に自宅ベースで勉強しました。毎日、全科目を通す形で勉強をし、最初はなかなか要領も悪く集中できなかったのですが最後の半年間は以下のようなスケジュールで日課を過ごしました。塾の授業や家庭教師に行く以外は、おおよそこのスケジュールを繰り返しました。

8:00-11:30 生命科学
11:30-12:30 昼食/ピアノなど休息
12:30-15:30 物理
15:30-17:45 物理化学/量子化学
17:45-18:45 ジョギングまたは素振り/夕食
18:45-20:00 有機化学
20:00-21:00 数学(微分積分、線形代数)
21:30-23:30 生命科学(図書き、免疫学の本のまとめ)
フラッシュカード(全科目)、英単語(時々)
23:45 就寝

塾に通い始めた頃は、私は日本の受験のことは全く分からず、今以上に日本語も拙かったです。楽勝かと思っていた英語も和訳中心のテストであることがわかり愕然としました。「アメリカと日本の教育はあまり変わらないだろう」と楽観視していた理系の勉強も、非常に痛い目に会いました。とにかく、日本の受験勉強の仕方が全く分からず、高校生以下の受験理系能力しかなかった気がします。その上、勉強法や整理法もお恥ずかしい状態でした。

 無論、医師になりたいという思いは不変でしたが、最初は途方にくれました。それで、私は何よりも「勉強が出来る様になりたい」、そして、「勉強が好きにさえなればこっちのものだ」と自分に言い聞かせながら勉強しました。最初の模試の生命科学はほぼ最下位でした…。しかし、成し遂げるまで何年かかっても絶対にあきらめないと決意し、失敗しかないような毎日を繰り返し過ごしていたことで、いつの間にか失敗を恐れなくなるようになっていきました。それにつれ、ほんの少しずつ正解率が上がり始め、いつのまにか勉強中毒になるぐらい勉強することが止まらなくなりました。信じる力が強ければ、今まで変えられなかった自分まで変えることが出来るのだと実感しました。人は本当に変わることができるのです。具体的にいつとは断定できませんが、継続さえすれば「いつの間にか」人は必ず出来る様になっていけるのだと今では心底思います。
いつの間にか本当に苦手だった勉強がほんの少し出来るようになった気がします。受験の意義のひとつは自分を理解し、苦手な教科を克服していくことだと気づきました。

まだまだ学ぶことは無限にありますし、本当に微力で、拙い日本語です。それでも家族の支援もあり無事合格できました。

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(写真:両親がフロリダに訪ねてきたとき。滞在先のVassar大学の友人とご両親、一番左が石井さん。)

 

医学の道を志した「人生を変える体験」とは?

幼い頃より医学に興味がありました。中学の時、内科医のShadowingをさせてもらう機会に恵まれ、心より格好いいと思ったことがきっかけです(笑)。その後、高校生の時に読んだ国際的に活動する医師ポール・ファーマーの伝記に深い感動を与えられました。大学では生化学を専攻し、FACEAIDSというNPOの大学代表として、ルワンダ農村での医療状態改善案を提示したり、募金活動をしました。大学1年時終了後の夏休みは、聖路加病院の脳神経外課病棟でボランティアをしたり、大学2年終了後の夏休みは某米国大学医学部で医療基礎研究に携わりました。老化とがんの意外な発生近似機構が分かり、新学期に大学に戻った際、抗活性酸素種の化学物質合成を研究されていた教授の下でDNA Docking Simulation等の研究に携わりました。また、アイビーリーグやカリフォルニア大学病院等で、血管疾患手術や幼児の形成手術を見学させて頂き、医師が医療チームとの信頼の中、謙虚ながらも自信に満ちた手術を行うのを目のあたりにしました。これらの経験を活かし、国際的に活躍し、医療に貢献する医師になりたいと思いました。

 

3ヶ国語話せるトリリンガルでよかったと思えた瞬間とは?

国境問わず、世界各国の人達と会話が出来、日本の素晴らしさを伝えられること、そして将来、医師としてどの国で働きどういう人生を歩むかにおいて選択肢がたくさんあることだと思います。
私は現在、医療英語を推進するTeam Medicsという学生団体に所属しています。トリリンガルである為、そこでボランティアされている医師兼助教授の方に可愛がって頂き、その方のご紹介でJIGHという団体でインターンをさせて頂くことになりました。日本のみならず世界の医療水準を上げるために活躍しているシンクタンクです。幼い頃からずっと医師になるのが夢で公衆衛生の場においても貢献したかった自分にこの機会を与えて頂けたのは、なによりもトリリンガルであるからだと思います。

 

将来実現したい夢とは?

色々ありますが、医学また医療においても本当の意味での英語力を身に付ける制度を切り開けたらと思います。そして日本の学生さんも海外にお客さんとして留学するのではなく実際にメンバーとして活躍でき、海外の学生さんも日本で活躍できるような国際交流の場を広められたら嬉しいです。日本のSCIENCEは素晴らしいと思いますが、英語の論文そしてプレゼンで損をしているところが多々あると思います。日本の素晴らしさをわかってもらうためにはバイリンガル教育は非常に重要だと思います。
また、国民の夢を実現させられるような世の中を形成したいです。夢は漠然で良いと思いますし、大きければ大きいほど良いと思っています。その夢に向かって目的達成という夢の欠片を集めていく事でいつか星のようになります。その星にエネルギーを費やすことでいつか流れ星になり、多くの新たな夢を実現させる事が可能になる状態になると信じています。

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(写真:Vassar大学での卒業式にて。一番左側が石井さん。)

 

子どもの英語学習におすすめの洋書

“The Giver” Lois Lowry

少年から大人なるプロセスを教えてくれます。「死とは何か?」という深いテーマを、やさしい表現で教えてくれる良書です。

 

バイリンガルになって、日本の素晴らしさを世界に伝えてください

どの形で夢が実現され、どのタイミングで道が切り開けられるのかは断定できないかもしれませんが、バイリンガルであることがきっと素晴らしい未来を開拓してくれると思います。自分は、勉強も苦手で、色々なところが抜けている人間ですが、バイリンガルだということで幼少からの夢であった医学生までたどり着きました。バイリンガルである為に、普通の人が経験できない人生を歩めていると思います。

皆さんもバイリンガルであることで、自分をそして日本を自分の言葉で正しくアピールする事が可能になり、日本の素晴らしさを海外の人にも正確に理解してもらえるようになると思います。また海外からの方が、日本でよりかけがえのない時を過ごせ素晴らしい思い出を作る手助けができると思います。
皆さんの夢を掴むのにバイリンガルであることは必ずとてつもない味方になってくれると思います。

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