自作ストーリーの添削を通して世界中の人と友達になった ICU 木屋さん


木屋さんの海外歴と学校歴

0歳〜4歳 日本
4歳〜8歳 アメリカ ニュージャージー州在住
8歳〜12歳 日本 横浜の小学校
12歳〜14歳 Tinton Falls Middle School (米国・ニュージャージー州)
14歳〜15歳 Monmouth Regional High School (米国・ニュージャージー州)
15歳〜18歳 国際基督教大学高等学校
18歳〜 国際基督教大学

 

英語の所持資格

英検 1級   TOEFL iBT 113   SAT 2080

 

基本の英語だけではアメリカ人ではない

-海外で苦労したことは何ですか?

渡米するたびに環境に慣れ、友達を作り、英語力を他の生徒と同レベルにしなければいけなかったことが大変でした。数学は簡単だったものの、英語の文法や読解には特に苦労しました。しかも、私が通っていた学校は現地校だったため、授業や生徒同士の会話は全て英語でした。同年代と話すためには彼らが使うスラングも覚えなければなりません。父親がアメリカ人だったため基礎的な英語力は身についていましたが、それだけでは「アメリカ人」として扱ってもらえず仲の良い友達を作ることはできませんでした。私自身も、引っ越した後にもう会うことはないクラスメイト達と積極的に仲良くなろうとはしていませんでした。

 

本を読む環境から読書好きになった

-海外の教育で良かったことは何ですか?

主にリーディングとライティングに力を入れていました。特にリーディングは毎学期ごとに学校が主催で「ブックフェア」があり、最近出た本や人気の本を紹介して生徒たちに読書を促していました。中学校の現代文の授業では、時々1時間自由に本を読む時間も与えられ、徐々に本を読むことに興味を持ち始め、気付けば毎日必ず自分の本を学校に持って行くようになりました。特にアメリカにいた時はゲームをすることも好きだったため、ゲームの元にもなっているファンタジー系の本に熱中しました。
ブックフェアがきっかけで本好きになり、本をたくさん読むことで読解力が上がりました。現在大学で論文を読んだり書いたりするときにも、その時に培った英語力が役立っています。


小学校のクラス写真。前から2列目、左から2番目が小学生の頃の木屋さん。

 

自分でストーリーを書きSNSにあげていた

-英語をどのように身につけましたか?

中学校の頃から、本好きが高じてインターネットの掲示板にストーリーを書いて投稿するようになりました。その頃はファンタジー系が好きだったので本をたくさん読み、そして自分でストーリーを書く、ということを繰り返していました。掲示板のコミュニティーに投稿すると、書く経験を積んだ人や同じ感覚を持った人たちからフィードバックをもらえることが嬉しかったです。英語が使えることで世界中の人とやり取りでき、インターネットがあればどの国にいても彼らと繋がることができました。自分が書いたことがちゃんと相手に伝わっているとSNSの反応から感じました。その後は、クラスメイトにも同じことを言えば話が通じると思えるようになり、英語で話すことにも自信が持てるようになり、少しずつ仲の良い友達を作ることができるようになりました。

 

帰国子女に理解があり、英語力を向上させてくれる環境

-帰国時にICU高校を選んだのはなぜですか?

帰国子女への対応がとてもよく、外国から帰ってくる時のカルチャーショックを和らげてくれたからです。授業は日本語で行われるものの、英語圏の文化がわかる先生が多く、英語で何というかを質問しても答えてくれるなど帰国子女に対しての理解がありました。
大学も英語に力を入れながら、もともと英語力のある人も伸びるような環境をあたえてくれる場所であったため進学を決めました。特に英語の一番上のレベルはアメリカでも通用する授業内容で、ショートストーリーを読み、文中の意味を読み解いたり、それに対するエッセーを書いたりすることや自分で選んだ作家のサマリーを行うなど英語の維持だけでなく向上できる内容になっていました。


ブロードウェイに行ったとき。一番左が木屋さん。

 

言語が増えると情報も増える

-バイリンガルでよかったと思えた瞬間とは?

一つの国の文化だけでなく、二つの国の文化にアクセスができることです。一つの言語だけに縛られてしまうと、その言語でしか情報が入らず、日本語で書かれた文献やニュースだけしかないと、その分情報量も減ってしまいます。それが別の言語がわかるようになると読める文献が増えたりと情報量も多くなり、アイディアも増えていきました。私の場合、英語ができたおかげで原語で本を読め、訳者の影響を受けずに内容を理解することができますし、ストーリーを書いた時も世界中の英語ユーザーからフィードバックを得ることができました。

また、大学の授業などで交換留学生が日本語で苦労していたら、そういう経験をしたことのある私が助けになれるのが嬉しいです。アメリカにいた際など自分も語学で苦労した時に助けてもらっていたので、恩返しができた気持ちになります。特に言葉の壁がある学生同士が自分が言葉の架け橋になることでアイディアや意見の交換ができるようになるとバイリンガルでよかったと思います。


日本語学校のクラスメイトと。後列左から3番目が木屋さん。

 

好きなことに英語で触れる

-日本に帰国後、英語力維持の方法は?

英語を日々使うことと、インターネットを活用することです。日々使うこと、と言ってもその環境を作ることは容易ではありませんが工夫はできます。私自身がやっていたことは、自分の興味があるものに英語で触れることです。例えば、私は好きな海外ブランドのインスタグラムやTwitterをフォローしています。SNSでフォローすると毎日のように情報がアップされるので、それを毎日見るだけで自然と機会が生まれます。興味があることなのでもっと深く理解したいという気持ちを持って更に調べることも日常です。このように自分が好きなものと英語を掛け合わせることが英語の維持向上に役立っています。

 

触れる機会を減らさないように家で使う

-バイリンガルを維持できた理由は何ですか?

バイリンガルは絶対役に立つと両親に言われていたためバイリンガルでいようと意識していました。日本に住んでいる時は家では英語しか使わないようにし、アメリカに住んでいる時は日本語を使うようにしていました。どちらの言語にも触れる時間を意識的に作るようにしていたことが功を奏したように思います。

-木屋さんの経験から、現在英語を学ばれている方へのメッセージをお願いします。

意識して英語を使う機会を作りましょう!私が帰国後に英語を維持するために工夫したことですが、自分の趣味に英語を使うことが効率の良い英語の学び方だと思います。この方法は誰にでもできて飽きずに続けることができます。自分の好きな洋楽や、ゲーム、スポーツなど。
私はこの方法で、自然と単語を覚えようとする意欲、話そうとする意欲、書こうとする意欲もついてきました。

 

人と人の架け橋になれる英語のような人になりたい

-将来実現したい夢は?

国々を繋げるサポートをしたいです。ソーシャルメディアで世界中の見知らぬ人たちとつながれたことで私は友達もでき英語も上達したので、その恩返しがしたいです。外交にも興味があり、今は国際関係学を学んでいます。
今年の夏にYouth Forumに参加したとき、中国、韓国、日本の3ヶ国が集まりました。日本に対する意見や問題について、日本の政府の立場などを踏まえた上でフォーラムに挑み、立場は一致しない中で色々調べたり、話し合って結論を出しました。その際共通の言語は英語で、普通であれば母国語がそれぞれ違う国の人たちとコミュニケーションをとるのは難しいところが、英語によって問題を話し合えたことにより英語ってすごいと実感した体験でした。英語がお互いの意思疎通を助ける存在で、自分も英語と同じように人をつなげる人になりたい、最終的には世界中に友達がいるような人になりたいと思いました。


高校の陸上部の大会。前列左から2番目が木屋さん。

 

子供の英語学習におすすめの洋書

-最後に、子供の英語学習にお勧めの本をご紹介下さい。

“Where the red fern grows”
20世紀前半のお話で、男の子がいて、雄雌二匹の犬を飼い暮らすお話です。基礎英語を覚えるのに良く、アメリカの古い歴史や文化について知るのにも良い本です。すごく泣けるエンディングです。

“The Catcher in the Rye”
この本は特に反抗期の男子にオススメです。スラングが多く、最初に読んだ時は若者をバカにしていると思いましたが、歳を重ねるとともに面白いと感じるようになった本です。


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