中学1年生で英検1級に合格!続けると結果がついてくる。 | バイリンガルへの道

中学1年生で英検1級に合格!続けると結果がついてくる。

中学1年生で英検1級に合格!続けると結果がついてくる。

R.Tくんは8月からアメリカのロサンゼルスにあるTroy High School に留学しています。魅力的な特別カリキュラムを持つためマグネットスクールと呼ばれている高校です。約5年前、帰国子女のR.Tくんがカナディアンインターナショナルスクールから玉川学園に転校することになったとき、英語力をキープするためにキャタルに通い始めました。キャタルで勉強を始めてから、何度も挑戦していた英検準1級に合格し、翌年に英検1級にも合格。今でも英語力の伸びを実感しているR.Tくんに、これまでの英語学習を振り返ってお話をお聞きしました。

小6で準1級に合格し、中1で1級に合格

前回インタビューを受けたのは2015年。僕は小学6年生で、キャタルに入会して1年5ヶ月で英検準1級に合格するという結果が出たときでした。
その時にわかった合格に必要なことは、

  1.  単語の意味だけでなく使い方も理解すること
  2.  習慣的にニュースを英語で見聞きすること
  3.  英語を使う機会をつくること

の3つであると答えました。
準1級に合格した後もそれを続けながらニュースのレベルを上げていきました。具体的にはCNN student newsを見ていましたが、大人向けのCNNに変えました。そうして、準1級に合格した1年7ヶ月後の英検で、目標としていた“12歳のうちに英検1級合格”を達成することができました。

小学生が英検準 1 級に合格!高度な内容を理解する力と豊富な語彙力が合格の秘訣小学生が英検準 1 級に合格!高度な内容を理解する力と豊富な語彙力が合格の秘訣

インターナショナルスクールをやめたのに英語力が上がった

何度も挑戦していた準1級にやっと合格できたのは、カナディアンインターナショナルスクールから玉川学園に転校し、英語のシャワーを浴びることがなくなっていた時でした。その環境で 英語力が上がり、今まで合格できなかった準1級で合格点を取れたことに驚きました。
その時に気づいたのは、英語はただ漠然と量を聞くだけではな く、能動的に学ぶ姿勢やカリキュラムの内容が重要だということです。能動的ということは、先生から与えられたことをこなすのではなく、合格という目標に向かって自分の足りない部分を分析し、必要な行動をすることです。
不合格のテスト結果を振り返っていると、自分の課題の1つに単語力不足がありました。単語を覚えたくて、自分でボキャブラリーカードを復習しても、すぐ忘れてしまいました。「先生に手伝ってもらったら、単語の記憶が 強くなるかも」と思って、一緒にカードを復習してもらえるようキャタルの先生にお願いしました。
先生とカードの復習をすると、単語の意味が思い出せないとき、思い出せるようにヒントを先生が出してくれます。それが功を奏して、テスト中に先生の顔とヒントが思い浮かび、意味も思い出せたということがありました。

学習カリキュラムで英検のトピックに慣れる

低年齢で英検準1級や1級の問題に合格するには、英語を学ぶ カリキュラムも重要でした。その理由に、日常的に英語に触れていたインターナショナルスクールから日本の学校に転校した後、キャタルのカリキュラムで勉強したことで英語力が上がり、英検で最も高い壁だった準1級に合格できたからです。
キャタルでやったことは、教材を使って英検の問題に出てくるようなトピックに慣れることです。例えば原子力発電所を稼働させることについて自分の意見を書くといった、学校と家との往復では 知りえないことをレッスンでは先生に助けてもらいながら学んでいきました。 家では、英語でニュースを見聞きし自分から時事情報を得ていました。
能動的に英語を学ぼうと行動することと、カリキュラムを英検のトピックに合わせることが、中1のときに英検1級に合格した 秘訣です。

次の目標は世界大学ランキング上位の大学で学ぶこと

キャタルの先生は、いつも僕の将来のことも親身になって考えて僕を励ましてくれる、一番身近なロールモデルです。その先生の生き方にも影響を受けており、高校卒業後は日本ではなくアメリカの大学に行きたいと思っています。そのためにTOEFLに挑戦して100点を取り、そしてSATを受験してみたいと思っています。今、自分が誰にも負けないものは英語だと思っているので、その英語をもっともっと伸ばしたいと思っています。
そして、大学は東大よりも世界大学ランキング上位の学校を目指しています。だから、英語の非母国語者が大学入学に必要なTOEFL100点以上、アメリカの大学入学時に必要なテストであるSATでいい点数を取れるように、これから留学して毎日英語漬けの環境でしっかり取り組んでいこうと思っています。

「先生のような英語力になりたい!」最も身近なロールモデルである先生と。

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意味を調べて書くことを繰り返し語学も知識も身につけた 米国生まれ米国育ち 石田さん意味を調べて書くことを繰り返し語学も知識も身につけた 米国生まれ米国育ち 石田さん

ダメだと思ってもやめず、振り返り改善を続ける

僕の場合、英検の不合格は合格に近づくために何をすべきかを知るための通過点でした。1回失敗すると自分の欠けていることがわかり、改善点を見つけられます。僕の場合は落ちても受け続けたことが良かったのだと思っています。合格した今思うことは、止めたらそこで終わっていたと思います。落ちて落ち込むのではなくて、改善点を見つけて次に活かす。その繰り返しです。
テストは自分の実力を知るためのものでもあります。英検は、合格するというゴールに向かって試行錯誤を繰り返し、 合格点を超えるゲームのような感覚で取り組んでいました。

最低3年間。一生モノの英語は諦めずに続けることが大切

キャタルに5年弱通っているので、英語を学び始めたばかりの子や後輩にアドバイスするならば、「一番大事なことは諦めないこと」と伝えます。僕の経験から、続ければ力になると実感しているからです。キャタルに入って、一番高い壁であった英検準1級と1級に合格してきましたが、途中で止めていたらそこまででした。英語は一生モノです。一時的にがんばって、すぐに結果がでないとそこで止めてしまうのではなく、コツコツ続けていくことに意味があると思っています。
キャタルのレッスンでは、読んだ本のサマリーを書くことも大変だったけれど、続けていくと、自分の実力が上がっていくことがわかります。実際に結果がでているのは、やめずに続けてきたからだと思っています。3時間のレッスンが退屈に感じたことや、「今日は行きたくない」と思う時もありましたが、行った後は「来て良かった」と毎回思えていました。正直僕も、始めたての1年目は行きたくないと思うことが多くありました。
でも、「来て良かった」を繰り返すうちに、先生に会うのがどんどん楽しみになり、同じ時間に通っている他の生徒も友だちになって、キャタルに行くこと自体を楽しいと思うようになりました。結果を感じられないときは、続ける意味を見失いそうになることもあります。振り返ると山あり谷ありですが、しっかりと結果は出ています。
だから、どんな後輩にも「最低でも3年間は続けてほしい」って思っています。