開校ラッシュのボーディングスクール。ハロウ安比ジャパンならではの3つの特徴

ここ数年で続々と開校されているボーディングスクール。コロナ禍で海外のボーディングスクールへお子様を通わせる不安から、日本国内のインターナショナルな環境があるボーディングスクールを選ばれる方が増えているように感じます。

今年、2022年に新しく開校が予定されている学校は4校。愛知の国際高等学校(高校)、長野の白馬インターナショナルスクール(中学・高校)、鹿児島/奄美大島のインフィニティ国際学院中等部(中学)、そして岩手のハロウインターナショナルスクール(小中高)です。

今回は2022年夏に開校予定のハロウインターナショナルスクール安比ジャパン(以下ハロウ安比ジャパン)について詳しくご紹介します。

ポイント

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ハロウインターナショナルスクール

そもそも、ハロウスクールとはイギリスの伝統的な名門パブリックスクールです。1572年に創立され、2022年で450年の歴史を持つハロウスクールは卒業生には元イギリス首相のウィンストン・チャーチル氏がいることでも知られています。

そんなイギリスのハロウスクールと密接な関係を持つのがハロウインターナショナルスクールです。ハロウスクールの代理としてイギリス王室から認可を受けてできたアジアのハロウインターナショナルスクールは現在、バンコク・北京・香港・上海・深圳・海口で開校。ハロウスクール安比ジャパンは高校まであるインターナショナルスクールとしてはハロウスクール6校目になります。

ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン

ハロウインターナショナルスクール安比ジャパンは岩手県八幡平市の安比高原に開校されます。小学6年～高校3年までの7学年制で全校生徒約920名の国内最大規模の全寮制学校となる予定です。初年度は小学6年〜中学3年までの4学年、約200人の生徒を募集しており、今後6年間かけて募集を増やし、約920名の受け入れを行うとのこと。

校舎は2022年2月時点で8割型が完成しているとのことで、2月より随時キャンパスツアーも実施されており、実際に大自然の中にある校舎を見学することが可能になっています。

ハロウインターナショナルスクール安比ジャパンの特徴

2022年、2023年と日本でのボーディングスクールやインターナショナルスクールの開校が相次ぐ中、ハロウ安比ジャパンならではの特徴を3つご紹介します。

日本にいながら海外環境

ハロウ安比ジャパンは現時点で生徒の50％を日本人生徒、残りの50%が海外生徒と発表しています。海外生徒はアジア圏を中心としており、中国・韓国・マレーシア・シンガポールなどの国から出願が多いとのことです。授業は全て英語で行われますが、週3時間以上は日本語あるいは中国語を勉強する環境もハロウ安比ジャパンならでは。日本にいながら、様々な文化に日々触れられることがハロウ安比ジャパンならではの環境になることが予想されます。

また、イギリスのハロウスクール同様「人生とリーダーシップのための卓越した教育」という教育理念のもとに行われる、イギリス式サポート体制「パストラルケア」が特徴です。そして一人ひとりにあったサポートの元、ハウスシステムによるファミリーでできる強い繋がりもハロウ安比ジャパンだからこその独特な制度になります。

充実したスポーツプログラム

安比高原という大自然の中にある立地を最大限に活かしたスポーツプログラムが用意されているのがハロウインターナショナルスクール安比ジャパンの特徴の1つです。冬はキャンパス近くでスキーなどのウィンタースポーツが楽しめ、夏はゴルフやテニスを楽しむことができます。広大なキャンパスにはテニスコートや体育館などの設備も充実しており、スポーツの世界大会を目指す生徒をサポートする環境が整っています。

「好き」が広げられる環境

ハロウインターナショナルスクール安比ジャパンでは様々な課外活動が用意されており、生徒一人ひとりが自分の興味分野と向き合い、好きを見つけることができる環境があります。そしてもちろん、その活動をサポートできるだけのスキルを持った講師が豊富にいることも特徴的です。また、課外活動に限らず、生徒の好きを後押しするスーパーカリキュラムを実施。グラフィックデザインや天文学、ディベートなどの特別カリキュラムを受講することができるようです。