キャタルに通い始めたころは、英語の発音に自信がなかったR.Yさんが、高校2年生で英検準1級に合格し、TOEICでは890点の成績を出せるまでに成長しました。大学受験は英語にアドバンテージがあったため進路を変更することができ、みごと第一志望の早稲田大学政治経済学部に合格しました。「将来は文部科学省に入り、何十年かかっても日本の教育格差をなくしたい!」その夢を叶えるために英語を勉強しているというR.Yさんにインタビューしました!
姉の勧めでキャタルを始める
中学2年でキャタルを始めたのは姉の勧めでした。姉は、これから英語が必要になるということと、自分はキャタルの勉強が楽しくて英語力が伸びた、と言っていました。当時は、学校の英語の成績は悪くなく、文法はむしろ得意なほうでした。ですが、実は英語の発音が悪く、スピーキングには自信がありませんでした。周りの友達からは英語が得意だと思われていたので、実は英語を話すのが苦手だということを知られたくないと思っていました。
先生と話すことが楽しく英語で発言できるように
キャタルに入ってすぐの頃も、周りの子たちが発音良く英語を話しているのが聞こえてきて劣等感を感じていました。でも、先生と英語で話すことが楽しくなってきて、英語で発言することも苦にならなくなってきました。先生とは、自分の興味があることや、大学のことを話していました。先生から、リアルな大学のことを聞けるキャタルのレッスンは面白く、先生と英語で会話することが毎回のレッスンの楽しみになっていきました。
スピーキング向上はシャドウィングとフィードバックが効果的
更に、シャドウィングと、先生からのフィードバックをもらうことで、スピーキングがぐんぐん良くなっていくのを実感できました。ただ英文を自分で読むだけでなく、正しい読み方をシャドウィングし、真似るように読みます。そうすると、自分との発音の差がわかってくるので、これをくり返すうちにだんだん正しい英語の発声が身についていきます。また、先生から、アクセントの位置が違うとフィードバックをもらったとき、私が正しい位置にアクセントをつけて一文を言えるようになるまで、何度も根気強く教えてもらったこともありました。それをしていると、自分の音読している動画を見てスピーキングに自信がついてきました。
「何と言ってるのかわからない」と言われたイギリス短期留学
キャタルに入って自信がついたスピーキング力も少し伸び悩みを感じ始めていた中3のときに、イギリスに短期留学しました。その時は、下のレベルのクラスに振り分けられてしまったことにびっくりしました。さらに、短期留学中に「R.Yの英語は何と言ってるのかわからない」と他の参加者から言われてしまい、とてもショックを受けました。学校の英語の成績が良いので「私は英語ができる」と思っていたけれど、実は私の英語では相手に伝わっていなかったようです。
伝わる英語を!自分を英語漬けに
負けず嫌いな私は、短期留学で言われたことが悔しくて、伝わる英語を身につけたくて色々試しました。英語の本を1冊読み切ることに挑戦し、映画は英語音声+英語字幕で観るようにしました。英語でリスニングして、字幕で確認する。映画を楽しむ時間も英語を学ぶ時間にしていました。また、時間を見つけてはBBCニュースを、もちろん英語で観ていました。それから、好きな海外のバンドの音楽もいつもよりたくさん聴いていました。好きなバンドのメッセージがわかるようになりたいという単純なミーハー心も手伝って、この頃は意識的に日常的に英語漬けにしていました。
ボランティアで知った日本の教育格差
高校2年生のときに、中学生に勉強を教えるボランティアをしました。以前、友達に「R.Yは勉強を教えるのが上手い」と言われたことがあり、それを活かして何かしてみたいと思ったからです。教える対象の中学生は、家庭の経済的な事情により塾に通えない子どもたちです。そして彼らは、経済的な理由で大学には進学しないと言っていました。そのボランティアをして初めて、経済的な理由で大学に進学できない子が身近にいること、経済格差が子どもの教育レベルの格差につながっているという事実を初めて知りました。
教育格差解決のために働きたい
それを知って「私は日本の経済格差による教育格差をなくしたい」そのために、将来は文部科学省に入って政治から日本を変えていきたいと思いました。高校2年までは、実は医学部進学を目指していましたが、そのときに将来やりたいことが変わったので、医学部から政治経済学部へ方向転換することにしました。受験勉強の内容も変わるのですが、理系でも文系でも必要な英語にアドバンテージがあったので、進路の方向転換もためらいませんでした。
また、将来、日本の教育格差をなくしたいという想いを実現するために、大学では、フィンランドに留学したいと思っています。学力が高く教育格差も小さい国として有名なフィンランドの先進的な教育をこの目で見て、学びたいと思っています。
キャタルに感謝を伝えたい!
英語をアドバンテージに一般入試の勉強をしつつ、AO入試の受験勉強もしていました。そして高3の9月に、早稲田大学の政治経済学部政治学科にグローバル入試で合格しました!
私は、キャタルにとても感謝しています。キャタルを始めた中2の頃は、発音に自信がなく、英語を学ぶ明確な目的もなかったのですが、今では夢を実現するために英語が必要で、そのために学び、自分がステップアップしているのを感じられるようになりました。高1のときには英語が学年で1位になったこともありますし、高2で新しい夢を見つけて受験する学部を変えることができたのも、キャタルで学び、英語が自分の強みになっていたからだと思っています。
現在はTOEFLを目指して勉強中
大学入学前にTOEFL ITPという、団体向けのTOEFLテストを受験します。これは、大学の英語のクラス分けの指標になるそうで、ここでいい点を取って、大学の英語はハイレベルなクラスに入りたいと思っています。留学するのにもTOEFLが必要になるので、これからもっと英語を勉強してTOEFLで良い点を取り、まずは希望の大学へ留学できるように、今はTOEFLを目指して勉強しています。