シャドーイングとコーチとの出会いが僕を変えた。法政大学GIS4年 K.Mさん | バイリンガルへの道

シャドーイングとコーチとの出会いが僕を変えた。法政大学GIS4年 K.Mさん

こんにちは、4技能型英語塾のキャタルです。今回ご紹介するのは、法政大学GIS(グローバル教養学部)4年生のK.Mさんです。中学3年生から高校を卒業する前までキャタルに通い続け、授業が全て英語で行われるGISに合格。現在は大学を休学して、カナダのバンクーバーに留学しています。キャタルで自分にあった勉強法を見つけ、それを信じて継続し続けた結果、英検準1級合格も、大学受験も乗り越え、念願の留学に行けたと語るK.Mさん。今も英語学習は継続しているというK.Mさんの成長ストーリーをぜひ最後までご確認ください。

英語を自由に使えるようになりたかった

キャタルは先に弟が体験レッスンに行っていたのをきっかけに、体験に行き、中学3年の時から通い始めました。それまで英語は得意科目のひとつでしたが、キャタルに入ってから自分の英語力はまだまだなのだということに気づかされたのを覚えています。これまで様々な塾に通ってきましたが、キャタルはそれらのどの塾ともスタイルが違いました。いろんな年齢の子たちと同じ環境で一緒に勉強するスタイルはキャタルならではです。また英語の本や英英辞典を使うのも初めてだったので、とても新鮮な体験でした。

学校のテストでいい点数を取ることも大事でしたが、それ以上にテストで点数が取れても、話せなかったら意味がないことを分かっていました。だからこそ、キャタルで自分より年齢が低い子が、コーチと英語で流暢に話しているのを見て衝撃を受け、学校のテスト用の勉強以外の英語の勉強が必要なのだと感じたのです英語が自分にもたらしてくれる可能性が無限にあると思っていたので、英語を勉強する理由は試験や資格のためよりも、英語でもっと多くの人と話せるようになることが目標でした。

キャタルで見つけた、自分にあった勉強法

キャタルの学習法で最も自分に合っていたのはシャドーイングです。それはキャタルに通うまでは聞いたことのない英語勉強法でした。特にスピーキングに効果抜群で、今でも続けています。そのお陰もあり、全て英語で行われる高校の英語の授業で自由に話してくださいと言われた時も、苦ではありませんでした。シャドーイングを愚直に続けていたため、自分でも気づかないうちに、自然とスピーキング力が上がっていたみたいです。特に、正しい発音を勝手に口が覚えていて自然と発音できるようになっていたことで、発音ではなく会話自体に集中できるようになっていたのは助かりました。クラスメイトに比べたら単語が出てくる速さや会話のスピードが違ったことは、自分の自信につながったと思います。

シャドーイング:テキストを見ずに聞こえた音源に少し遅れた形で声に出して音読する勉強法。

法政大学GISを選んだ理由

中学生の頃から大学在学中に留学をしたいと考えていましたが、キャタルでコーチの体験談を聞くなかでその想いがさらに強くなりました。一方で、自分の英語力がまだまだ留学で苦労しないレベルではないと分かっていたので、留学前にしっかりと英語に取り組める大学を目指そうと決めました。英語を学ぶのではなく英語で何かを学べること、リベラルアーツを学べること、留学しやすい環境があること、ディスカッションベースの授業があることなどの条件から大学を探した結果、九州大学の共創学部、法政大学、中央大学を受験しました。その中でも法政大学のGISは英検準一級が受験資格に必要でした。他の大学も英検準一級を持っていれば優遇措置があったので、英検準一級を高校3年の時に取得しました。

第一志望で、キャタルのコーチも在籍していた九州大学の共創学部は残念ながら合格をもらうことができず、第二志望だった法政大学のGISを進学先に選びました。GISには1年間の留学プログラムはありませんでしたが、日本にいながら全てが英語の環境が揃っており、自分が挑戦したい環境に一番近いと思ったからです。

なかなか掴めなかった海外留学の切符

今年の2月から、Co-op留学という制度を活用して、大学を休学してカナダに1年間留学しています。Co-opとは高校を卒業していれば申請できる、カナダで勉強+有給インターンができるビザです。

もともと、大学が提供している留学プログラムの校内選考(IELTSスコア・志望理由書・GPAなどを提出)に3年生で挑戦しましたが不合格という結果に。IELTSは6.0を取得できていたので、合格できなかった理由はイギリスの大学ではないといけない理由を明確に面接で説明できなかったからではないかと振り返って思います。その後他の団体が提供する留学プログラムなどにも挑戦しましたが、なかなか留学の機会を掴むことができず、費用面から学費の安いヨーロッパへの私費留学も考えていました。

そして4年生として交換留学のチャンスが巡ってきた際に、わざわざ1年間大学の在籍期間を伸ばすのに、ただ留学するだけではつまらないと感じ、他の選択肢を検討。その中でカナダのCo-op留学制度を知り、海外でインターンもできるのであればとCo-op留学を決めました。

想像以上にうまくいかないことも多いカナダでの留学生活

 

カナダに来て3ヶ月経った頃、思うように有給インターンも見つからず、帰国後の就活のことを考えて焦りなどもあり、日本に帰りたいと思っていました。カナダではバイトすら見つけるのも難しく、なんとかバーのバイトを見つけましたが、本来やりたいと考えていた現地企業でのマーケティングの有給インターンなどはなかなか決まらず…今も頑張って応募している状況です。

働いているバーでは、初めは半分くらい何を言っているかわからない状態が続き、慣れるまで時間がかかりました。これまで日本人の英語や教材の英語にしか触れてこなかったので、カナダに来て様々な国籍の人に出会い、様々なアクセントの英語に触れる体験をして改めて自分の英語力がまだまだなことに気づかされました。ただ、英語を使って働くという目指していた理想の環境にいるので、わかるようになるまで英語を勉強し続けたいというポジティブな気持ちが強く、いい勉強のモチベーションになっています。

英語を使って活躍するための最短距離を模索中

最近やっと前向きに考えられるようになってきました。良い有給インターンが見つからないと焦ってはいましたが、よく考えたら、今働いているバーも全て英語の環境、さらに日本にいた頃は気づきすらしなかった様々なアクセントを知ることができているので、それだけでもすごく自分のためになる環境だなと。留学は、想像以上に大変なことも多いですが、思い切って休学してカナダに来てよかったです。

まだ大学卒業後の進路について明確な目標がある訳ではありません。それを見つけるための休学留学期間でもあると思っています。もしカナダで良い企業との出会いがあれば、Co-op留学終了後もカナダに残るのも選択肢のひとつです。いろいろ経験するうちに、将来は地方創生に関わる仕事につきたいという気持ちや、グローバルに活躍しながら日本社会に貢献したいという思いも芽生えてきました。まずは、若いうちに様々な場所に赴き、新しい価値観に出会い、自分の人生のゴールへの最短距離を見極めたいです。

キャタルは自分にとって新しい居場所、新しい世界だった

 

キャタルは他の多くの塾と違います。その環境を存分に利用してほしいです。僕自身はキャタルでシャドーイングという新しい勉強法に出会うことができ、自分に合った勉強法で勉強を続けたことで英語力が伸び、自信を持つことができました。

また、海外経験が豊富なコーチに出会えたこともキャタルならではの貴重な経験だったと思います。受験の相談も、海外の話も、気づいたらいつもキャタルのコーチとしていました。コーチと英語で話すのが楽しかったからこそ通い続けることができ、コーチから大学の話をたくさん聞けたからこそ、留学したいという目標も大学進学の目的も明確に決めることができたので感謝しています。

キャタルは英語塾ですが、勉強する場所と感じないアットホームさもあり、楽しく通うことができました。途中でやめていたら、今の英語力はなかったと思います。モチベーションを保ち続けて継続することは簡単ではないですが、引き続き自分の目標に向かって努力し続けたいです。