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世界大学ランキング8位!西部の名門公立「Public IVY」、カリフォルニア大学バークレー校。


UC-Berkeley

University of California, Berkeley(カリフォルニア大学バークレー校)

入学難易度(5段階):★★★★★

 

<大学の概要>

カリフォルニア大学バークレー校、愛称 Cal (キャル) 、は東部の名門私立のアイヴィーリーグに対する西部の名門公立「パブリックアイヴィー」の一校だ。公立大学のランキングでは、長期にわたって第一位を堅持しており、TIMES世界大学ランキングでは情報科学/工学分野と社会学で第二位、US NEWS主要大学院ランキングでは第一位が化学、数学/生物学が第二位、物理学が第三位で、抜きん出た大学であることが分かる。

 

<基本情報>

大学属性:州立・総合大学
校訓:Fiat lux”(そこに光あれ / Let There Be Light)
学生数:学部生25,950名
共学/別学:共学
専攻:化学/物理/数学/宇宙工学
学期:セメスター制
学費:学部:$51,736(内授業料$36,742)
   大学院:$53,042(内授業料$27,966)(滞在費US$16,000)
学生/教員比:17:1
男女比:男47.7%女 52.3%
必要なTOEFL点:80(iBT)
留学生の割合:10.6%

 

<大学の特徴>

カリフォルニア大学バークレー校は、カリフォルニア大学システム(UC System)の一つで、この大学の発祥の地だ。自然環境にも恵まれ、夏季は気温73.9F(23.3℃)で涼しく、冬季は52.3F(11.3℃)で晩秋の感じで過ごし良い。

カリフォルニア大学バークレー校を語るとき、原子爆弾の開発に関わる出来事を避けるわけにはいかない。先の大戦当時、バークレー校の物理学教授だったロバート・オッペンハイマーはじめ、多くのバークレー校の学者たちがマンハッタン計画に参加している。バークレー校は化学研究が一頭地を抜いており、周期表の元素のうち6つがここで発見されている。

さて、留学対象としてのカリフォルニア大学バークレー校を見てみよう。公立大学としては最難関であることは前述の通りだが、日本からの留学の場合、チェックしておくことがいくつかある。

まず、いわゆる入学のための筆記試験はなく、今までの学業成績(GPA)、SAT とTOEFLの点数に課外活動、エッセイ、面接などで総合的に判断する。ややこしいのは、GPAやSATのスコアは審査の材料に過ぎず、高得点だから合格とは必ずしもならない。

つまり、学業以外の活動、ボランティアや課外活動の経験、実績が問われる部分が大きい。そのような活動にどれほどリーダーシップを発揮したかが決め手になることが多い。ただ、出願者のほとんどがGPAやSATのスコアは高く、リーダーシップ豊かだという現実があり、それが入学審査の競争を厳しくしているわけだ。

だが、この難関を突破して入学すれば、カリフォルニア大学バークレー校は学問の桃源郷だ。それぞれの專攻に優秀な教授陣が揃っている。歴史的に有名な化学分野の研究環境はこの上なく、シリコンバレーに近くコンピューター・サイエンスの学術環境は抜群だ。

ユニークなところでは、カリフォルニア大学バークレー校には700もの学生クラブがある。1960年代のフリースピーチムーヴメントが発端の流れで、2006〜2007年には「学生政党」がなんと94もあった。毛色の変わったところでは有機食品推進とか学生の薬物使用方針とか、民主党や共和党もあった。国営ボランティア団体の「ピース・コー」にはバークレーの学生が最も多く参加している。

キャンパスライフの華はスポーツだ。カリフォルニア大学バークレー校は同じカリフォルニアの名門スタンフォード大学とは伝統的なライバル関係にある。互いにBEAT…….と煽り合いテンションは高い。1933年から続いているアメフトの定期戦、11月下旬からから12月上旬の「BIG GAME」はなにかと話題に事欠かない。

バークレー校のあるカリフォルニア州は日本との関係が深い。日本からの移民が多く、先の大戦で日系アメリカ人が収容された強制収容所が多くあったところだ。バークレー校を卒業した日本人も多く、知られているところでは、ウシオ電機の牛尾治朗、鴻池組の鴻池一季、ソフトバンクの孫正義、学者では高等弁務官の緒方貞子など錚々(そうそう)たる顔ぶれだ。

まとめ
信じられないような数字を1つ紹介してこの稿を閉じよう。カリフォルニア大学バークレー校では、クラスのサイズが最も多いのは「2人から9人」、次いで「10人から19人」、この両方で全体の60%だ。当初に書いたように過ごし易いカリフォルニアで望ましい研究環境となれば、挑戦せねばなるまいと思うが、いかが。

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