世界大学ランキング2位! ノーベル賞の受賞者数、累計150名を超えるハーバード大学【IVY】。


1.HARVARD-UNIVERSITY

Harvard University(ハーバード大学)

入学難易度(5段階):★★★★★

 

<大学の概要>

アメリカ最古の大学としてあまりにも有名、 1636年の創立だ。イェール大学、プリンストン大学などを含むアイビーリーグ校の一つ。三学でHYPなどと呼ばれる。3,000もの授業科目を提供し、全世界から俊才が集まる。人気の専攻分野は経済学、政治学、社会学など。MIT(マサチューセッツ工科大学)との提携も行っている。大学院の教育は、その質の高さから世界の教育機関の規範となっている。
大学はボストン近郊、ケンブリッジのハーバードヤードを中心とするケンブリッジキャンパスが中核で、キャンパスは、他にもボストン市内のオールストン、ロングウッドにもある。3kmほどの距離にマサチューセッツ工科大学のキャンパスがある。この辺りには世界有数の学園都市で、ノーベル賞受賞者の数でも累計150人を超える。

 

<基本情報>

大学属性:私立・総合大学
学生数:約6,670人
共学/別学:共学
専攻:1位 経済学/2位 政治学/3位 社会学
学期:セメスター制
学費:約$44,000/年
学生/教員比:7:1
必要なTOEFL点:110点(iBT)
入学者のSAT®スコア分布:2100〜2400点:80%/1800〜2099点:18%/1500〜1799点:2%
留学生の割合:約11%

 

<大学の特徴>

ハーバード大学に入学した学生は、1年をハーバードヤードとその周辺にある寮で過ごし、2年から4年卒業までは、大部分の学生がハウスに寄宿する全寮制の「ハウス House」と呼ばれるシステムに入る。ハーバード大学のハウスは、ハーバードヤードからチャールズ川の間を中心に12個ある。

専攻は41あり、アフリカ・アフリカンアメリカン研究、人類学、応用数学、生化学、生物学、化学、化学物理、古典、コンピューター科学、地球惑星科学、東アジア研究、経済学、工学、英米文学と言語、環境科学と公共政策、伝承と神話学、政治学、歴史学、文学史、科学史、芸術史、言語学、文学、数学、音楽学、中東言語文化、哲学、物理学、心理学、宗教比較、ロマンス語と文学、サンスクリット・インド研究、スラブ語と文学、社会科学、社会学、特別専攻、統計学、視覚環境学、女性・性に関する研究、である。

ノーベル賞受賞者では、ポール・ A・サミュエルソン、経済学賞(1970年)、フィリップ・ A・シャープ、生理学・医学賞(1993年)、それにロースクール出身のバラク・オバマ平和賞(2009年)、アル・ゴア 平和賞(2007年)、野依良治 化学(2001年)などが著名だ。

最近ではNHKで放送されたハーバード大学マイケル・サンデル教授による講義が知られている。

ハーバード大学は、ビジネススクールやロースクール、メディカルスクールといったプロフェッショナルスクールの評価が高い。1908年に設立された歴史あるハーバードビジネススクールは、数多くのビジネスリーダーやマネジメントの理論・慣行を生み出してきた。当スクールのMBAプログラムは2年間のプログラムで、70カ国以上から900人以上の学生が集まっている。

ハーバード大学の入学審査は秘密のベールで包まれていて、実はアメリカ人に分からない。「ハーバード大学の理念」というものがあって、それに適うもの、人材を求めるという、崇高だが抽象的な考え方がある。

ハーバード大学、イェール大学、プリンストン大学の3大学は伝統的にビッグスリーいわれるが、ハーバード大学は他に比べ「リベラル」で、マイノリティーの受け入れにも積極的である。前学長がクリントン政権にいたことからわかるように政治的には民主党寄りに見られているが、ジョージ・W・ブッシュ元大統領(共和党)がハーバードビジネススクール出身であり、かつて共和党政権の主要人物であるヘンリー・キッシンジャー氏が教鞭をとっていたことからも、政治性については単純には議論できない。

さて、ハーバード大学は留学で世界トップといわれるだけに、入るには厳しい書類審査がある。あるデータによると2013年度のハーバード大学、大学院に在籍する日本人は88人、そのうち大学に在籍しているのは88人、在学しているのは僅に13人だ。この大学は単に学業にとどまらず、情熱や創造性などのエレメントを評価するのが特徴だ。ある分野で群を抜いている人、広範の才能を見せる人、稀有な経験をした人など、さまざまな人材を求めている。

ハーバード大学は、意外にも筆記試験を課さない。書類選考によるAO入試で、要は単純な学力ではなく「どういう人間なのか」を重視するわけだ。また、ハーバードが最も重視する要素の一つに「EQ」と呼ばれるものがある。これは日本語で「情動指数」と訳されるもので、相手の話を聞いてそれを受け入れることができ、自分を相手に理解させるコミュニケーション力を意味する。

アメリカではどの大学も留学生に課しているTOEFLテストをハーバード大学は課していない。留学生もアメリカ人と同様の英語の言語能力があることを前提としているからだ。ハーバード大学の入学審査には、コモンアプリケーション(ユニバーサルアプリケーション)に加えてエッセイ、出願審査料、 ハーバード大学特有の願書、SAT®*またはACT®テスト、SAT®*教科別テスト2科目、 スクールレポート、2種の推薦状が必要だ。ハーバード大学特有の願書は、個人情報、希望専攻分野、入学後参加したい活動、海外移住経験、外国語の堪能度などが求められる。

ハーバード大学は難関校で知られる。全世界から秀才たちが14倍の倍率のなか合格を競う。それでも合格者の25%は入学せずに他を選ぶという。東大に合格して辞退するなど考えられない日本と比べれば、アメリカという国の教育面の多様性は特異といえる。

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