IB経験者が語る!国際バカロレアで身についた3つのスキル


これまでの記事にて国際バカロレア(IB)そしてそのディプロマプログラム(DP)についてご説明しました。
では、実際に国際バカロレアの教育を受ける生徒はどのように成長するのでしょうか?

実は、筆者は中学〜高校時代に国際バカロレアの教育を英語で受けました。
国際バカロレアの教育によって得たものは多々ありますが、大きく3つのスキルに分けられます。
今回は筆者の実体験から、国際バカロレアの教育で得たことをお伝えしたいと思います!

 

エッセイを通じて論理的に意見を組み立てられる

① 論述力

まず、国際バカロレアの教育では頻繁にエッセイの課題が出されます。エッセイとは、ある議題に対して自分の意見を論述するライティング課題です。毎週のようにどの科目も必ずエッセイの期日が決められていたのでかなりの頻度で書いていました。

さらに、エッセイは一度提出して終わりというわけにはいかず、毎回添削され、最終期日まで何度も提出し直していました。このように、何度も書き直すことによって、正しい文法や表現はもちろん、より論理的な構成の仕方や意見の正当性を先生に問われたので、自分の主張そして理解度を深めることができました。

筆者が特に覚えているのは、歴史(History)の授業で出されたエッセイの課題です。
歴史の授業で出されたエッセイ課題では、自分の主張を述べ、それを裏付ける根拠と考えを結びつける因果関係(cause & effect) を整理しました。エッセイを考える際、まずはフローチャートを描いて構成をまとめてから書き始めていました。よって、歴史の授業で学んだ年号や登場人物などを単に暗記するのではなく、学んだ情報を自分で整理し、どのように主張へとつなげるかが主な勉強法でした。

 

ディスカッションを通じて意見の正当性を主張し、反論する

② ディスカッション力

エッセイに加え、授業では必ずディスカッションの時間が設けられます。少人数のクラスだったので(10〜15名程度)、グループに分かれて話し合い、意見交換の結果をまとめ、最後に全員の前で発表しました。その授業の科目に沿って出される議題も様々でした。

筆者がディスカッションで印象的だった授業は Theory Of Knowledge(知の理論)です。この授業はディプロマ・プログラムの生徒に必須の授業ですが、「知」について考えていく授業であり、様々な議題についてディスカッションする形式で構成されていました。とても個性的なクラスメイトが多かったので、かなり奇抜な考えもあり、毎回活発な議論を交わしました。

先生も上手にファシリテーションしてくれたため、議論が炎上することもなく、もし同じような意見が出てしまった場合は「では、こういう場合はどう?」というように、別の視点を提供してくれました。このような多くのディスカッションを通じて、主張の正当性を議論し、論理的に反論する力が鍛えられました。

 

物事を多角的に考え、自分の軸となる価値観を築き上げる

③ クリティカル・シンキング(Critical thinking)

国際バカロレアの教育で多々出されるエッセイ課題やディスカッションの機会を通じて、最終的にクリティカル・シンキングが身につきました。クリティカル・シンキングとは、物事を多角的に捉え、情報を鵜呑みにしない思考力です。例えばエッセイを書く時には、自分とは異なる意見を持った人が読むことも想定しなければなりません。また、ディスカッションでは、自分が反論される時、どのようにして自分の主張を説明するのかを考えなければなりません。

今となっては、例えば新聞記事を読んだりニュースを見たときは、必ずその情報源を確認して情報の正当性を判断したり、記事を読み比べながら事実確認をしたりするなど、一つの物の見方に固執しないようにしています。このアプローチは、国際バカロレアで受けた教育のおかげだと感じます。

 

とにかくハードだが充実した教育プログラム

国際バカロレアの教育プログラムでは非常に課題も多く、ほとんどが自分の意見を述べる必要のあるものでしたので、常に「考えさせられている」という感覚でした。時には明け方まで勉強をして、わずかな睡眠時間で登校した日もありました。

しかし、この教育があったからこそ、現在の自分も知的好奇心を探求し続け、様々な社会問題に対して自分の意見を考えるようになりました。すべて国際バカロレアのおかげといっても過言ではありません。

これから日本の多くの学校で国際バカロレアが取り入れられるようになります。
ハードな教育プログラムですが、ぜひ挑戦してみてください。

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飯田麻衣

飯田麻衣

カリキュラムコーディネーター(国連英検特A級・英検1級・TOEFL iBT 118点 所持)

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