人間文化コースを中心にグローバルな活動を展開、福岡県立鞍手高等学校


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<学校の概要>

福岡県立鞍手高等学校(以下、「同校」という)は、福岡県直方市にあり、JR福北ゆたか線直方駅徒歩10分の場所である。1918年に設立し、2012年から5年間スーパーサイエンススクールで、2015年から5年間スーパースローバルハイスクールに指定されている。
全日制課程と定時制課程が設置され、定時制過程は夜間と昼間がある。全日制課程は普通科と理数科で、普通科は「普通科」と「普通科人間文化コース」に分かれる。2015年の募集は普通科160名、人間文化コース40名、理数科40名であった。募集定員に占める推薦入試の割合は、普通科約15%、人間文化コース約30%、理数科約25%である。

 

<基本情報>

★スーパーグローバルハイスクール(SGH)
★SGH研究構想名:国内外の農業問題に挑むグローバルリーダーの育成

学校属性:公立普通科高校
校訓:英知・創造・敬愛
生徒数:900人(2014年4月現在)
共学/別学:共学
学期:3学期制
学費:17万0900円万円(初年度、2014年度)
国内大学進学実績:福岡大学、西南女学院大学、九州産業大学、西日本工業大学、久留米大学、北九州市立大学、山口大学、熊本大学、長崎大学など(2014年)

 

理数科や普通科人間文化コースが設置されている

「理数科」は医学部、理学部、工学部などの進路を目指す学生が学ぶコースである。理数数学や理数理科という学校設定科目(学習指導要領で定められているもの以外に学校が独自で設定できる科目)の指導を行うほか、少人数で課題研究をして、1年生は基礎研修、2年生はテーマ別の課題研究を行う。夏休み中には、「理数科セミナー」という課題研究、「サイエンスリサーチ」という研修旅行を実施する。また、研究者などによる講演会、大学教授などによる特別講義、校外施設の見学などに参加する。
「普通科人間文化コース」は、文学部、法学部、経済学部など人文・社会系や教員養成系に進学したい生徒のためのコースで、語学の分野に進みたい生徒にも向いている。英語、社会、国語の専門的な内容を学習し、ディベートやプレゼンテーションも取り入れているほか、外部講師による特別講義もある。2年生は、少人数のゼミ形式で発表会をする。また、校外研修では、裁判所、企業、博物館、美術館などを訪れ、1年生はサマーセミナーに、2年生は海外研修に参加する。

 

人間文化コースの生徒を中心にSGHプログラムを行う

2015年にグローバルハイスクールに指定され、プログラムは人間文化コースを中心にグローバルな活動を展開する。
SGHの課題研究は、人間文化コースの200人が、筑豊地域の課題である人口問題、資源・エネルギー問題、労働問題、地域活性化を探求する。大学教授による講義やフィールドワークを通じて体験的に学ぶ。
2年生においては、普通科の生徒は筑豊地域に関する課題研究論文を作成し、人間文化コースの生徒はアジア地域に関する研究をして論文を作成する。人間文化コースの生徒は課題研究として、シンガポールとマレーシアのフィールドワークを経験し、その事前研究として夏期休暇中に京都研修を実施して、地域研究の基礎と東南アジア研究について学習する。
2015年の活動例としては、5月には1年生の240人がSGHの協同学習の講義を受け、6月にアメリカの高校生が2週間、2年生のクラスに体験入学した。

 

国公立の合格者は92人で、関西私立大学の合格実績が豊富

2015年卒業生の国公立合格者数は、福岡県立大学12、九州工業大学11、北九州市立大学11、九州大学8、熊本大学8、福岡教育大学7、下関市立大学6などであり、大阪大学の合格者もいる。
そして、私立大学合格者数は、福岡大学36、純真学園大学27、西南学院大学24、西南女学院大学22、福岡工業大学21、中村学園大学18、近畿大学16、筑紫女学園大学13、九州産業大学11、九州女子大学10などであり、早稲田大学、青山学院大学、法政大学の合格者もいる。

 

SSHのプログラムでも大学との連携を図っている

スーパーサイエンススクールのプログラムは、国際的なコミュニケーション能力を育成する目的もあり、語学力の育成や国際的な科学技術コンテストへの参加も目標とする。理数科だけではなく人間文化コースと普通科の生徒も対象で、九州大学、福岡教育大学、福岡工業大学、近畿大学などと連携している。

 

夜間定時制と昼間定時制の教育を行っている

夜間定時制と、豊翔館(福岡県鞍手郡)における昼間定時制の教育をしていて、昼間定時制には普通科と生活情報科がある。どちらも4年間のカリキュラムであるが、昼間の定時制では3年間で履修して卒業することも可能で、夜間定時制でも定通併修制度を利用すると3年間で卒業できる。夜間定時制には15歳~47歳までの生徒がいて、2015年4月現在47人が学んでいる。

 

まとめ

理数科や普通科人間文化コースがあり、夏期休業中に課外授業やセミナーを行っている。英語などを専門的に学習し、スーパーグローバルハイスクールプログラムの対象であり、海外研修の機会がある人間文化コースは、英語学習に力を入れたい生徒に向いているといえる。同校がSSHとして大学連携を行ってきた経験は、SGHの大学連携にも生かされるだろう。
合格実績は関西の大学が中心で、国公立大学の合格者も多い。理数科があり、スーパーサイエンススクールでもあるので、理系学部を志望する生徒にも向いている。


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