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キリスト教の価値観に基づく人間性を教育、明治学園中学校・高等学校。


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<学校の概要>

明治学園中学校・高等学校は福岡県北九州市にあり、JR戸畑駅から徒歩10分の場所に位置している。同校の授業は7時限(16時30分)まである。小学校からの内部進学があり、中学入試の募集人員は男女80名ずつである。
明治学園の歴史は1910年に始まり、中学校は1947年に設立され、2008年に桜の聖母学院と法人合併により、学校法人コングレガシオン・ド・ノートルダムとなった。カトリック系キリスト教の価値観に基づく人間性を教育し、1658年に始まった歴史をもつコングレガシオン・ド・ノートルダムが、2008年に宣言したミッションステートメントをもとに教育活動をしている。

 

<基本情報>

★スーパーグローバルハイスクール(SGH)
★SGH研究構想名:社会の変革に寄与するグローバル・リーダーの育成カリキュラム

学校属性:私立普通科 中学・高校
校訓:広く、深く、そして高く
系列校:明治学園小学校
教育体制:中高一貫教育
生徒数:中学校616人、高校677人(2014年4月1日時点)
共学/別学:共学
学期:3学期制
学費:60万6800円(高校1年、2015年度)
学生/教員比:16/1(中高合算、2014年4月1日時点)
帰国子女の受入:有
国内大学進学実績:福岡大学、九州大学、西南学院大学、久留米大学、熊本大学、長崎大学、山口大学、京都大学、広島大学など(2015年)

 

<学校の特徴>
英語の授業が多い時間割

中学1・2年生は、聴く、話す、読む、書くの4技能をバランスよく身につける。中学1年~3年における英語の授業は7時間で、高校1年では6時間である。公立中学校は4時間であることに比べて、授業時間が多い。
中学生の週1コマはイングリッシュコミュニケーションの授業で、クラスの半分の少人数であるから、生徒が発表する機会が多い。また、外国人教師による授業で、コミュニケーション力や表現力を育成する。なお、明治学園は、小学校から英語の授業があり、外国人教師による授業や英語合宿も実施している。

 

中学3年で高校の学習内容を先取りする

英語、数学、国語は、中学3年から高校の学習内容を学び、英語は高校2年生までで、高校の学習内容を修める。高校2年における英語の授業数は、理系6時間、文系8時間である。理系は2種類のコースがあり、理系3は生物が3時間で、理系2では課題研究を1時間行う。
高校3年生は、習熟度別に大学入試対策演習を行い、読む・書くを中心に英語力を高めていく。高校3年における英語の授業数は理系1~3と文系1~3のコースに分かれ、英語の授業数は理系が8時間で、文系9~10時間である。

 

九州大学の現役合格を目指すカリキュラム

2015年の国公立大学合格数は、九州大学26、熊本大学9、長崎大学8、山口大学8、京都大学5、広島大学5などで、私立大学の合格数は、福岡大学55、西南学院大学26、久留米大学13などである。医学部医学科の合格数は、国公立15、私立38であった。
九州大学に現役合格できる程度の授業をするために、中学・高校の各学年で到達目標や指導法を検討している。英語科の教員は2013年度に、指導力を上げるために、問題作成の研究や自由英作文の添削演習を実施した。また、志望大学に合わせた補習や小論文指導などを充実させている。

 

SGHやSSHのプログラムを実施している

明治学園はグローバル人材の育成を教育目標とし、2015年にスーパーグローバルハイスクールとなり、その前はアソシエイト校であった。SGHアソシエイト校のプログラムでは、中学3年生全員が「理科探求」に取り組み、高校1年生全員と2年生の希望者に対して、課題研究の授業で実施してきた。また、アソシエイト校として、大学、企業、官庁との連携を図ったプログラムを行ってきた。
スーパーサイエンススクール(SSH)でもあり、科学英語講座や、英語で学ぶ数学概論などの授業もある。英語科学講座では、テーマに関する英文読解をし、表現について解説をする。

 

選抜された生徒は、アメリカとイギリスで海外研修を行う

中学3の終わりに24名を選抜して、英語を含む事前研修を行い、アメリカで合計11日間研修する。ボストンでホームステイをして、少人数のグループで語学研修し、ホワイトハウス、ウォール街、スミソニアン博物館、国連本部などを訪問する。
また、高校1年の終わりに24名を選抜して、イギリスで14日間の研修を受ける。カンタベリーのホームステイとオックスフォード大学の寮で生活し、英語のレッスンを受けるとともに、歴史的建造物や博物館を訪問して、その内容についても学ぶ。具体的には、クライスト・チャーチ大学やカンタベリー・カレッジケンブリッジで英語の発表やディスカッションを行い、オックスフォード大学で、英文作成やスピーチのレッスンをする。また、大英博物館、科学技術博物館、キャベンディッシュ研究所などを訪問して、ロンドンのロイヤル・インスティチューションでの実験にも参加する。

 

まとめ

同校はグローバルに活躍できる人の育成を目標とし、英語の授業が多いカリキュラムである。外国人教師による授業でコミュニケーションスキルを育成し、中学3年から高校の学習を始める。また、SGHとSSHのプログラムでも英語を使用し、SGHのプログラムにもSSHならではのものがあるだろう。アメリカとイギリスの海外研修では、伝統ある大学や機関で学ぶことができる。
九州の国公立大学・私立大学への進学者が多く、医学部の合格割合が多い。同校内は九州大学に現役で合格できるレベルを授業目標としているので、目標が明確である。

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