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ぴったりの留学方法が見つかる!目的から考える大学での海外留学

色々あってわかりづらい、長期留学の種類

現在、留学の種類が多様化しています。短期留学、長期留学、高校や大学で行く留学。海外の大学に4年間就学する人も増え、インターンという形で海外に行く人もいます。その中、私は以前の記事で、大学での長期留学を勧めてきました。

そして特にお勧めなのが、大学の交換留学枠を使って留学することです。

大学での長期留学と一口で言っても、交換留学の他にも様々な形式が存在します。それぞれのプログラムの形が違うため、特長が違えば、見合う人も異なります。またそれ以上に、かかる費用から、必要な条件も様々です。大学で長期留学をどう行くかを考えている方も、行くかどうかを検討している方も、どの形式が自分の目的や持っている条件に最適かを見極めることは非常に重要となるのです。

 

どうすれば良い留学方法が見つかるのか

自分の目的に最適なものはどう見つければ良いのでしょうか。多くの留学方法を大きく4つにまとめ、それぞれに対して判断基準となるような要素を比較すると、以下のようになります。(留学エージェントや日本の大学によって異なる条件もあります。)

目的 語学を習得したい 海外の大学で勉強してみたい 学びたいことがはっきり決まってる 海外での就職を考えている
留学手法 私費留学(語学学校) 私費留学(大学) 大学の交換留学制度 海外の大学に4年間就学
留学可能な学校数 300校以上 約50校 70〜300校(大学によって異なる) どの学校でも可
留学可能な国数 約20カ国 約10カ国 約15〜30カ国 どの国でも可
費用 130〜500万円 250〜700万円 日本の在籍大学の学費 留学先大学の学費
日本の学校への単位換算 できない場合が多い できない場合が多い ほとんどできる 必要なし
必要な英語力レベル(英語圏への留学の場合) 無し 英検準2級以上 英検準1級程度 英検準1〜1級程度
必要条件 学校の成績・TOEFL iBT 学校の成績・TOEFL iBT 学校の成績・TOEFL iBT 高校の成績・SATのスコア・TOEFL iBTスコア
選抜プロセス 書類審査・エッセイなど 書類審査・エッセイなど 書類審査・英語のテストもしくはスコア・面接 書類・英語のスコア・エッセイなど
倍率 約1倍 約1倍 1〜5倍 1〜3倍

 

大学の交換留学制度を用いた留学がお勧めな3つの理由

比較してわかるように、同じ大学の長期留学でも、行く手段によって様々です。そして、最良なのはもちろん、繰り返して述べていますが、自分の持っている成績や英語のスコア、もしくは行きたい目的によって手段を選ぶことです。しかしどんな方にも、大学の交換留学制度を用いて行くことを一番にお勧めします。その理由として、以下の3つ挙げることができます。

1 学費が安い
2 有名校に行ける
3 就職の選択肢が広がる

まず、本当ならば学費が高い海外の大学に、日本の大学の学費で行けることが最大の魅力です。特に、4年間海外の大学に就学するとなると、奨学金なしではかなりの額になっていまします。また、その学費で、海外のトップクラスの学校に通うことができます。在籍大学によって異なりますが、ほとんどの日本の大学は海外の名の通ってる大学と提携していることが多く、質の高い教育を、交換留学制度では受けられるのです。そして最後に、1年間の留学後、日本でも海外でも就職しようと思えばすることができます。4年間海外の大学に通うのと、4年間日本にいるよりも、はるかに選択肢が広がるのです。

 

大学の交換留学にどうしたら行けるのか

上記でお伝えした通り、大学の交換留学制度を用いて留学をするのが一番魅力的な方法だと言えます。しかし、魅力的だからこそ、他の方法で留学するよりも倍率は高くなってしまいます。特に、有名校に留学するのは、格段と難しいです。

大学の交換留学の選抜では、1年間という限られた期間でどれほどの有意義な学びができるかを重要視しています。そのため、留学先で学びたいことがはっきり決まっている人、そして、学ぶ上で支障のない語学力をすでに持っている人でないと、なかなか有名校には行くことはできないのです。

次の記事では、交換留学の倍率の高さをくぐり抜けるためためには具体的にはどのような語学力が必要なのか、また、どのように準備をすれば良いのかを紹介します。

受験のない附属校生にこそ掲げてほしい将来の目標とは

附属校生に対してある「勉強しない」イメージ

「大学附属」「勉強」というキーワードをGoogleで検索すると、ネガティブな内容の記事ばかりが出てきます。「就職に不利」「勉強もしないし、忍耐力もない」「後悔する親」という検索結果が目立ちます。
ですが、本当にそうでしょうか?
私は大学付属校に通う生徒にあるこのような負のイメージは必ずしも正しくないと思います。
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海外留学の地域や学校の選び方

写真 http://www.aic.ac.nz/より

「子どもを海外留学させようと思うのですが、留学先の地域や学校を選ぶ際のポイントを教えてください」

よくいただく質問ですが、その答えはご家庭によってさまざまです。
留学後に日本の大学に帰ってきてほしいならば、1、2年の期間になりますし、日本で帰国子女入試を利用して大学に入りたいということであれば、例えばアメリカに3年間行くというような長期的な留学になります。つまり、親御さんがどういうビジョンを持っているかによって変わります。

日本?海外?大学をどこにするのか

海外の大学に行くのであれば、早くからそのための教育の仕組みに入る必要があります。1年だけアメリカの高校に通ったからといって、外国の大学に進学できるわけではありません。しっかりと3年もしくは4年間、現地の高校で学ぶ必要があります。
日本の大学に帰ってくる予定であれば、なるべく自然があって、寮がある環境が良いと思います。

ボーディングスクール(寮生活)がおすすめ

絶対おすすめしたいのはボーディング、寮に入るということです。ボーディングスクールの中で他の国の生徒あるいは地元の生徒と寝食を共にして生活することは、学校とは違うたくさんのことを学ぶことができ、子どもたちを大きく育ててくれます。
日本の学生が行くことができるボーディングスクールは、イギリスに非常に多く、ニュージーランド、アメリカの東海岸、スイスなどにあります。学費は、アメリカとイギリスが高く、次いでスイス、そしてこの中で最も安いのはニュージーランドでしょう。

*ボーディングスクールとは、全寮制の寄宿学校のこと。友人や先生と生活を共にしながら、学力だけではなく語学力や国際性、自立心を身につけることができる。

小中高大、留学するのはいつがベスト?

 

子どもに留学をさせたいのですが、いつ頃がいいのでしょうか

これは、保護者の方からよくいただく質問です。
理想は、できる限り早く長く、ですが、なかなか一般的には難しいと思います。
それでも、早く始めて、定期的に行くことがとても大事です。海外に行って、英語でコミュニケーションすることはとても楽しいことなんだ!と子どもたちが早くから感じることが重要です。

 

小学生のうちに、サマースクール

親から離れて、自分で現地の子と友だちになって英語でコミュニケーションする機会を作ることは、素晴らしい経験になります。そのために、サマースクールなどに参加することをおすすめします。できれば毎年、長ければ長いほどいいですね。

 

中学生になったら、ホームステイ

学校で用意されているプログラムなどを使って、ホームステイに行ってみましょう。
こういうことが自分は言えなかった、アメリカの学校の授業はこういうことやっているんだ、などいろんなことに気づきます。これは本留学のための良い準備段階と言えます。

 

高校生で、交換留学

高校には交換で一年間海外に行けるようなプログラムがある学校がありますし、むしろ高校に入る前に、そういうプログラムを持っている高校を目指すこともいいですね。
例えば三田国際学園高等学校はニュージーランドに一年間行くプログラムが用意されています。
海外で一年間学ぶということは、英語力が上がるのはもちろんですし、思春期に日本を離れて客観的に日本を見ることは、すごくいい経験になります。

 

大学は絶対に海外の大学へ

アメリカに限らず、世界にはたくさんのいい大学があります。
とにかく海外の大学に必ず行ってほしいです。できれば4年ですが、なかなか難しいので、日本の大学に入ってから交換で留学することになるでしょう。各スーパーグローバル大学はいい交換プログラムを持っています。
例えば慶應義塾大学だったら提携先の学校にダートマス大学がありますし、早稲田大学だったらイエール大学が提携先に入っているので、スーパーグローバル大学の提携先に交換留学をするのが一番です。

慶應義塾大学提携校一覧 http://www.ic.keio.ac.jp/keio_student/exchange/ex_partners.htm
早稲田大学提携校一覧 http://www.waseda.jp/intl-ac/assets/partnerinstitutions.pdf

日本の学校から交換留学で行けば、学年を落とすこともないし、単位ももらえるし、学費も日本の学校に納めればいい。
そうすると地方の大学から東京の大学に下宿するより、イエール大学に留学している一年の方が安く済んだ、なんてこともあり得ます。
留学というとハードルが高いイメージがありますが、交換留学を使うとグンとハードルが下がります。自分の出身校として、日本の大学名だけではなく、海外の大学名も言えることは国内外で大きな武器になりますので、これを目指してもらいたいです。

 

TOEFL100点、そして海外の大学へ

そこの助走段階として、小学生のうちにサマースクール、中学生でホームステイ、高校生で1年間の交換留学、その中でTOEFL100点の英語力を目指してしっかりと勉強していけば、もしかしたらダイレクトに海外の大学に行けるかもしれないし、逆に東京の大学に交換留学で来るなんてことになるかもしれない、それくらいのビジョンを持ってほしいです。一年でも名門大学に行けていれば、そこからロースクールでハーバード大学に行くとか、ビジネススクールでスタンフォード大学、というのも夢ではありません。大学院で完全留学することを目指して、とか、大学で一年交換留学することを目指して、など無理のない設計を考えると、そういう段階を踏んでいくのが最適だと思います。交換留学に行くことができる基準の英語力は、TOEFL100点です。このスコアがあれば外国人としての足きりラインを越えます。そこから先は現地の生徒や他のインターナショナルスクールの生徒との評価になっていきます。

留学前に知っておきたい!アイルランドの生活と教育制度

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突然ですが、アイルランドという国がどこにあるか知っていますか?
なんとなくですが、北欧をイメージされる方が多いのではないでしょうか?
実はそのアイルランドが語学留学先として近年人気を集めています。理由は、高い教育水準であることや安全性を含めた生活環境が良いということから留学生が増えているというのです。今回はそのアイルランドに注目してみましたので是非、留学先の候補として検討してみてください。

 

アイルランドの留学生受入れの歴史

アイルランドは高い教育水準を誇る国でありながら、日本では留学先としての認知度は低いです。
しかし、言い換えてみれば日本人の少ない、国際色が豊かなところで英語が学べるので上達も早いでしょう。
アイルランドの大学はヨーロッパの中でも非常に古い歴史を持ち、昔より続く優れた教育によって数多くの著名人を育成しています。大学やカレッジでは、ビジネス、IT、人文科学、美術、デザイン、医学、工学などの多数の専門的なコースがあり、分野の選択肢が多いことから外国人留学生にとって人気の留学先のひとつです。また、留学生のための英語教育プログラムも充実しています。

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留学前に知っておきたい!カナダの生活と教育制度

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留学を考えている人に留学先の希望国を聞くと、アメリカやイギリスを挙げる方がいます。以前の投稿で「留学前に知っておきたい!イギリスの生活と教育制度」について書きました。今回は次いで人気の高い「カナダ」について触れてみようと思います。留学先の国や都市、学校選びが留学をする上ではとても大切です。是非参考にしてみてください。

 

カナダの留学生受入れの背景

カナダは、歴史的にはアメリカの歴史と少し似ているところがあり、カナダにもアメリカ同様に先住民族が暮らしていました。カナダという地名はもともと「集落」を意味する先住民族の言葉で、985年にノルウェー人の探検家が発見したのが最初と言われています。そして、15世紀頃からヨーロッパ各地から本格的な民族移動や植民地支配が起こります。

その後、イギリスとフランスが国土の大部分を掌握するようになり、世界各地で植民地を巡る両国間の飛び火を受け、カナダでも領土争いが激化します。その後もイギリスとフランスの植民地獲得の争いは先住民族を巻き込みながら続き、フランスは戦いに敗れ、第一次世界大戦が終わるころまでカナダはイギリスの統治下にありました。

こうした歴史的な背景があって、現在でもカナダの公用語は英語とフランス語が使われていたり、フランス統治が強かった地域では今でもフランス語がメインとして使われています。

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留学前に知っておきたい!イギリスの生活と教育制度

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留学を考えている人に留学先の希望国を聞くと、アメリカやイギリスを挙げる方がいます。以前の投稿で「留学前に知っておきたい!アメリカの生活と教育制度」について書きました。今回はイギリスについて触れてみようと思います。留学先の国や都市、学校選びが留学をする上ではとても大切です。是非参考にしてみてください。

 

イギリスの留学生受入れの歴史

イギリスの教育の歴史は古く、パブリックスクールなど、富裕階層のための文法学校が各地に設立された12〜13世紀にまでさかのぼります。一般庶民の教育も14世紀以来の徒弟制度に始まるといわれており、植民地を統治するために、現地の住民に英語を学ばせたところから始まりました。そのメソッドも古くから確立されており、正統英語のゆえんでもあります。
また、英語以外にも、イギリスでは子どものうちから音楽や美術などを学ばせる教育が発達していたため、文化、芸術面での教育水準も高く、学生に人気の高い国です。1999年にトニー・ブレア 首相がイギリスへの留学生受け入れを積極的に推進する政策を打ち出して以来、入国審査の簡略化、就労規制の緩和などいくつかのプランが実行されつつあります。語学力の足りない留学生向けにESLも強化され、とっても学びやすい環境が広がってきています。

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留学前に知っておきたい!アメリカの生活と教育制度

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「留学するならどこに行ったら良いか?」大抵の人は留学先でまず頭に浮かぶのがアメリカではないでしょうか?以前、失敗しない語学学校選びの6つのポイントでも述べたように、留学先の国や都市、学校選びが留学をする上ではとても大切です。今回は、留学大国アメリカでの生活や教育制度に触れていきます。

 

アメリカの留学生受入れの歴史

17世紀初頭、北部ニューイングランドに移住してきた清教徒の入植とともに始まったといわれているアメリカの教育。その後、1770年の独立革命を経て確立された「自由と平等」という民主主義の理念は、現在もアメリカの教育制度の中に生きています。その代表例が各州管轄の教育制度で、日本のように文部科学省管轄の全国統一というものがありません。各州各学校で、いかに独自性や個性を持った学校にするか積極的に取り組みが行われています。
また、留学生の受入れ体制が充実していて、「誰でも学びたい時に学べる」そんな自由な国アメリカを象徴したような教育理念が根底にあります。

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