2020年にはセンター試験が廃止されることも決まり、教育現場では様々な変化が起きています。政府は次から次へと教育改革を推進しており、「情報量についていけない…」と思われている方も多いのではないでしょうか。
さて、今回はその改革の一つをご紹介します。
「2018年までに国際バカロレアのディプロマプログラムを採用する学校200校を目指す」
ーこちらの政策はご存知でしょうか?
国際バカロレアって何?と疑問に思われた方々へ。
まずは簡単にこの教育プログラムのご説明をします!
2020年にはセンター試験が廃止されることも決まり、教育現場では様々な変化が起きています。政府は次から次へと教育改革を推進しており、「情報量についていけない…」と思われている方も多いのではないでしょうか。
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「2018年までに国際バカロレアのディプロマプログラムを採用する学校200校を目指す」
ーこちらの政策はご存知でしょうか?
国際バカロレアって何?と疑問に思われた方々へ。
まずは簡単にこの教育プログラムのご説明をします!
6歳〜11歳 | アメリカ ケンタッキー州 |
11歳~13歳 | 愛知県 地元の小学校、南山国際中学校 |
13歳~18歳 | アメリカ ケンタッキー州 現地校 |
18歳〜 | 日本 国際基督教大学(ICU) |
英検1級・TOEFL iBT 113点 |
大学に入って、日本育ちの友達と何気ない会話をしている時に「やっぱり世界の見え方が違うよね、うらやましい」と言われました。私は親のおかげで、海外で育ち、2つの言語を通して2つの文化を経験してきました。それによって、無意識に文化というものを客観的にみて、自分や他人の行動も客観的に捉えられるのだと思います。2つの言語を自由に扱うことができると表現力が二倍になり、他人の言葉の理解もより深く把握できると思います。
また、翻訳や通訳すれば同じ内容になってしまうことも、原語を知っていると言葉の雰囲気やニュアンスが理解できると思います。翻訳の過程で省かれてしまうことで、ミスコミュニケーションになるようなものも原語を理解していることで減ります。
0歳〜5歳 | 日本 |
5歳〜11歳 | アメリカ テキサス州、オレゴン州 |
11歳〜 | 大阪インターナショナルスクール |
大学 | ICU、ロンドン大学 LSE(London School of Economics) |
大学院 | 東京大学 公共政策大学院 |
現在 | キャタル薬院大通校 学習コーチ |
英検1級・TOEFL iBT 118点・SAT 1950点 |
「Hi」とか「Hello」とかも分からない状態で行きました。テキサス州の現地校に入って、しばらくの間はESLの授業で英語を伸ばしていきました。それと、母が英語教育に熱心で、英語のカードをボックスに通すと音声が流れて、それと一緒にリピーティングする英語教材を買って一緒に勉強してくれました。あとは、ほとんど毎日、図書館に行って、英語の本を借りて母が読んでくれたり、車の中で英語のカセットテープをオーディオでよく聴いたり。いつの間にか現地校の幼稚園の普通の授業に入って行くことができましたね。でも、はじめは、母が作ってくれた単語カード「I want to go to the bathroom」とかを首から提げて、先生に見せていた時期もあったみたいです。1年後には普通に授業を受けることができるレベルになっていました。
0歳〜1歳 | 東京生まれ |
1歳〜2歳 | アメリカ ペンシルベニア州 フィラデルフィア |
2歳〜6歳 | 東京 雙葉小学校附属幼稚園 |
6歳〜7歳 | 東京 雙葉小学校 |
7歳〜12歳 | アメリカ カリフォルニア州 Mira Catalina Elementary School |
12歳〜15歳 | アメリカ カリフォルニア州 Miraleste Intermediate School |
15歳〜18歳 | 東京 雙葉中学校・高等学校 |
18歳〜現在 |
早稲田大学 創造理工学部 建築学科 早稲田大学 理工学術院 創造理工学研究科 建築学専攻 |
英検1級・TOEFL iBT 110点・TOEIC 990点(満点) |
やりたいことや学べる領域が世界に広がるということです。
私は、デザインや建築が好きなのですが、日本の建築だけでなく、海外の書物を読んだり、直接現地に行って学ぶことができるので、世界が広がったと感じました。実際、建築の関係でアメリカのイェール大学の教授にインタビューする機会を得ることができました。
卒業論文で、アメリカ人の建築家の研究をしていたのですが、その建築家の書物が、日本語では1冊しかなくて、いろいろ調べていったところ、イェール大学にあるということが分かり、直接コンタクトを取ってインタビューをさせていただくことができました。
海外の情報の多くは、英語で流れているので、それを自由に入手できるし、逆に、日本のことも海外に発信できるというのが、英語ができる魅力の1つだと思います。
(写真:ワイオミング州のイエローストーン国立公園近くにあるグランドティートン国立公園へ旅行したとき、一番右が黒神さん。)
0歳〜6歳 | 東京 ICU幼稚園 |
6歳 | 東京 学芸大学附属小金井小学校 ※2学期まで |
6歳〜11歳 | アメリカ カンザス州 Valley Park elementary school |
11歳〜13歳 | アメリカ コネティカット州 Eastern Middle School |
13歳〜17歳 | 東京 渋谷教育学園渋谷中学校・高等学校 |
18歳〜現在 | 東京 早稲田大学国際教養学部 |
英検1級・TOEFL iBT 119点・SAT 2290点 |
(写真:Pomfret School 物理の授業のクラスメートたち、一番左が渡辺さん。)
0歳〜5歳 | アメリカニューヨーク州 |
5歳〜13歳 | 東京 St. Mary’s International School |
13歳〜15歳 | アメリカマサチューセッツ州 Eaglebrook School |
15歳〜18歳 | アメリカコネチカット州 Pomfret School |
18歳〜20歳 | 東京 国際基督教大学(ICU)※2年次に中退 |
20歳〜23歳 | 受験勉強 |
23歳〜現在 | 東京 日本医科大学 |
ICUの2年生の時に東日本大震災が起こった被災地にボランティアに行きました。その時の体験が、僕の人生を大きく変えました。被災地に行くまでは、正直、「どういう企業に行くといいのか?」という視点で、就職セミナーやインターンのことを考えていました。ICUは3年生で専攻を決めるのですが、当時は専攻して学びたいことや、やりたいことが見つからずにいました。
しかし、ボランティアに参加したとき被災地で活動されている方々を間近で見て、他の人の命に関われる仕事にこそ、自分はやりがいが持てるのだと、頭ではなくハートで感じました。
被災地でのボランティア活動は、学生のボランティア団体だったので、がれき拾いが中心でした。被災地の方々と直接お会いしたとき、どれだけの惨事で大変であったかをお伺いでき、初めて事の大きさを実感し衝撃を受けたのを覚えています。
災害派遣医療チームDMAT( Disaster Medical Assistance Team)の方々の活動も聞いて、医師というプロフェッショナルが、怪我などの身体面だけでなく、精神面も同時に改善できることにすごく惹かれました。その時に「これしかない!」と確信を得ることができました。
(写真:留学先のスペインで。)
小1〜小3 | 太田市立太田小学校 |
小3〜小4 | ぐんま国際アカデミー プレスクール |
小4〜中3 | ぐんま国際アカデミー 初等部・中等部 |
高1〜高3 | 慶應義塾湘南藤沢 高等部 |
大学 | 慶應義塾大学法学部 |
群馬県太田市にある、ぐんま国際アカデミーというインターナショナルバカロレア認定校で、英語イマージョン教育をやっている学校に、小学3年生から入ったことが大きかったです。
ABCとか、CATとかSOUPとか、そういった簡単な言葉は小学校3年生の時にやっていて、もう小学校4年生の時にはABCは書けていて、簡単な「Hello」とかも言えて「My name is…」も言えるようになっていました。
簡単な本を教科書として、アメリカから取り寄せた本を英語の授業で使っていましたね。授業は、国語と社会以外はすべて英語で行われましたし、生徒同士の会話も、学校内ではすべて英語で話すことがルールになっていましたね。ランチを食べる時も英語で、基本的に日常生活の全部が英語なんです。「No Japanese」というのが学校のルールで、本当に国語と社会の授業のだけ日本語を使ってよくて。朝学校に来たら「Good morning」から始まり、トイレに行きたい時も「May I go to the bathroom?」って言って行くんです。自宅や登下校中の会話は日本語ですが、ぐんま国際アカデミーに一歩入ったら、英語のスイッチがみんなオンになっていましたね。
(写真:Howell’s School 放課後の”Walking club”で学校の周りを散歩しているとき、右が黒田さん)
0歳〜2歳 | 日本 東京 |
2歳〜3歳 | 中国 上海 インターナショナル幼稚園 |
3歳〜6歳 | 中国 北京 インターナショナルモンテッソーリ幼稚園 Yew Chung |
6歳〜11歳 | 日本 東京 東京YMCAインターナショナルスクール / サンタマリアスクール |
11歳〜14歳 | 韓国 ソウル ソウルフォーリンスクール |
14歳〜17歳 | イギリス 北ウェールズ ボーディングスクール Howell’s School |
17歳〜現在 | 日本 東京 東京大学 PEAKプログラム |
IELTS 8.0 |
高校生の頃、ガールスカウトに参加していた時のことです。日本とアメリカのガールスカウトが一緒になって、震災後の支援として東北に行ったんですね。その時に英語と日本語が話せたので、通訳をすることができてみんなから「ありがとう」って感謝されたことが嬉しかったです。
(写真:空港の近くのホテルで、真ん中が北井さん)
0歳〜2歳 | 日本生まれ |
2歳〜9歳 | ドイツ デュッセルドルフ |
9歳〜11歳 | 日本 兵庫県 西宮市立高木小学校 |
12歳〜13歳 | 日本 兵庫県 県立芦屋国際中等教育学校 |
13歳〜18歳 | アメリカ インディアナ州 Carmel Middle School Carmel High School |
18歳〜現在 | 日本 慶應義塾大学法学部政治学科 |
英検1級・TOEFL iBT 112点・SAT 1990点 |
英語をほとんど使ったことがない状況で、アメリカ現地の中学校に入ったので、「トイレに行きたい」ということも初めは言えなかったです。初日は、父がA4用紙に必要なことを日本語と英語を書いてくれて、例えば「父に電話がしたいです」って英語と日本語が書いてあって、当時は英語が読めなかったので、英語の上にカタカナ読みも書いてくれました。ただ、その英文も、日本で英語を習った父が作った英文だったので、今思うと不自然なものもありました(笑)
英語の上達に役立った方法の1つは「音読」です。誰かに言われたわけではなかったのですが、宿題を音読しながらやっていたので、発音や表現力が身についたのだと思います。理科や社会でも、教科書を音読してから問題を解くようにしていました。
(写真:日本に帰国後、ペンシルベニア州に遊びに行った時の写真、真ん中が猪狩さん)
0歳〜5歳 | アメリカ ニューヨーク州生まれ |
5歳〜8歳 | 日本に帰国 |
8歳〜11歳 | アメリカ ニューヨーク州の小学校(A.P. Willits Elementary School) /ペンシルバニア州の小学校(Bridle Path Elementary School) |
12歳〜13歳 | アメリカ ペンシルバニア州の中学校(Pennbrook Middle School) |
14歳〜17歳 | 日本 桐朋女子中学校・高等学校 |
18歳〜現在 | 日本 早稲田大学政治経済学部 |
英検1級・国連英検特A級・TOEIC980点・TOEFL116点 |
日本とアメリカにそれぞれ10年間住んでいたので、両方のカルチャーを客観的に捉えることができる点です。英語が話せることはもちろんですが、言語の奥にある文化も理解できたことが大きいと思っています。
ある時、留学生の友人に、「なぜ日本人はマナーがしっかりしているの?」と聞かれた時に、アメリカの個人主義と比較して、「日本は集団意識が強いからマナーがしっかりしているんだよ。農耕の歴史があるから集団で活動することを大切にしていたんだよ。」と私の意見を伝えることができました。
(写真:右から2番目が飯沼さん)
0歳〜1歳半 | 日本 愛知県 |
1歳半〜8歳 | ニューヨーク州ポートワシントン John Philip Sousa Elementary School |
8歳〜12歳 | カリフォルニア州サンフランシスコ Foster City Elementary |
12歳〜18歳 | 日本 慶應義塾湘南藤沢 中等部・高等部 |
18歳〜現在 | 日本 慶應義塾大学 法学部法律学科 |
英検1級・国連英検特A級・TOEFL 113点(満点:120点)・TOEIC 990点(満点) |
英検1級の単語は、全部覚えるのが不可能だと言われるくらい難しかったのですが、文脈から意味を推測することによって、解答していったのを覚えています。このような「文脈から推測する力」は、本を読むことで養うことができました。当時、同学年で7、8人の合格者がいたのですが、英検1級に受かった人たちは、共通して本が大好きな人たちで、図書館で借りたり、親に買ってもらって読んでいる子ばかりでした。
(写真:バーレーンにて、右から2番目が新居さん)
0歳〜3歳 | 香港 |
3歳〜10歳 | シンガポール イギリス式インターナショナルスクール |
10歳〜14歳 | バーレーン イギリス式インターナショナルスクール |
14歳〜16歳 | 日本 桐朋女子中学校 |
16歳〜19歳 | フィリピン アメリカ式ハイスクール |
19歳〜現在 | 日本 慶應大学SFC |
日本の一般的な教育は「インプット型」で、海外は「アウトプット型」だと思います。日本の授業は、先生が黒板に書いたことをただ単にノートに写してずっと聞いているっていう感じでアウトプットが少なかったと感じました。例えば、フィリピンの高校では、とりあえずアウトプットを中心に授業が構成されていました。プレゼンテーション、エッセー、ディベートなど、生徒が自分の考えを育むことを目的とした授業が多かったですね。
(写真:前列、左から3番目が飯田さん)
0歳〜5歳 | 日本 |
5歳〜11歳 | アメリカ テキサス州、オレゴン州 |
11歳〜 | 大阪インターナショナルスクール |
大学 | ICU、ロンドン大学 LSE(London School of Economics) |
大学院 | 東京大学 公共政策大学院 |
「Hi」とか「Hello」とかも分からない状態で行きました。テキサス州の現地校に入って、しばらくの間はESLの授業で英語を伸ばしていきました。それと、母が英語教育に熱心で、英語のカードをボックスに通すと音声が流れて、それと一緒にリピーティングする英語教材を買って一緒に勉強してくれました。あとは、ほとんど毎日、図書館に行って、英語の本を借りて母が読んでくれたり、車の中で英語のカセットテープをオーディオでよく聴いたり。いつの間にか現地校の幼稚園の普通の授業に入って行くことができましたね。でも、はじめは、母が作ってくれた単語カード「I want to go to the bathroom」とかを首から提げて、先生に見せていた時期もあったみたいです。1年後には普通に授業を受けることができるレベルになっていました。
誕生〜4歳 | 日本・奈良県 |
4歳〜18歳 | アメリカ・ニュージャージー州 |
18歳〜現在 | 東京大学へ進学 |
奈良県で生まれて、4歳の時に、父の仕事の関係でアメリカのニュージャージー州に渡米しました。高校を卒業する18歳までずっとニュージャージー州で過ごしました。なので、大学に進学するまで、一度も日本の学校には通ったことがなかったんです。大学進学前のスコアは、TOEFL iBTが115点で、SATは2170点でした。いろいろ考えた末、大学は、日本の東京大学に進みました。
(一番左が藤本さん。10年生のときの終わりにbanquetでルームメイトと記念に撮影)
誕生 | 日本 |
生後1ヶ月〜5歳 | 中国深圳(しんせん) |
5歳〜中学1年春 | 日本 公立の小・中学校 |
中学1年春〜中学 | 中国深圳(しんせん)インターナショナルスクール |
高校1年〜高校3年 | アメリカボストン ボーディングスクールMiss Hall’s |
大学1年〜大学4年 | 慶應義塾大学 経済学部 |
父の仕事の影響で、生まれて1ヶ月くらいで中国の深圳(しんせん)に移りました。 その後、5歳の時に日本に帰国し、中学1年の春まで日本の公立の学校に通いました。中学1年の春から再び中国に移り、深圳のインターナショナルスクールに転校しました。高校からは、アメリカのボーディングスクールMiss Hall’sで3年間学び、大学は日本の慶應義塾大学に通っています。ちなみにボーディングスクールは、全寮制の寄宿学校です。
(左から4番目がシローさん:留学先にて行われたサマーコース最終日のディナー。フラットメイトたちと)
父が筑波大学の教授だったので、茨城県のつくば市で生まれました。
生まれは日本ですが、父がイギリス人で、母が韓国人なので、僕の国籍はイギリスになっています。
小学2年にイギリスのウェールズに引越しをして、小学4年の時に日本に戻ってきて、名古屋市にある南山国際校に通いました。この学校は、インターナショナルスクールではないのですが、当時は外国籍と帰国子女だけが入れる学校でした。
大学はICU(国際基督教大学)に進学して、大学3年の時に、イギリスのシェフィールド(Sheffield)大学の政治学部に交換留学生として留学しました。
0〜11歳 | 茨城県つくば市で生活 |
11歳〜18歳 | ハワイ島のボーディングスクール Hawaii Preparatory Academy |
18歳〜 | 日本に帰国。早稲田大学国際教養学部に進学 |
生まれてから11歳までは、茨城県つくば市で生活していました。 英語は、公文式で習うくらいで、当時はほとんど話せなかったですね。突然11歳の時に、お母さんが「ハワイで勉強してみない?」と言ってくれて、11歳から高校を卒業するまで、ハワイに留学することになりました。留学先は、ハワイ島のワイメアという小さな町にある、Hawaii Preparatory Academyというボーディングスクールです。
この学校を選んだきっかけは、小学6年の夏休みに参加したサマーキャンプでした。この学校が開催しているサマーキャンプに1ヶ月間参加してすごく楽しかったのと、治安も悪くないので、この学校に正式に入ることにしました。
前回は、全国的な英語教科化に先駆けて、英語教科化に取り組んでいる小学校をご紹介しました。今回は、来るべき小学校における英語教科化に向けて、英語を得意科目とするためのコツをご説明致します。