英検2級ライティング対策 ~しっかりとした文章を構成するためのコツを掴もう~


英検2級では、これまで3級や準2級で行ってきたライティングよりもさらに高度な構成を持った文章を作成することが求められます。今回は、より説得力のある文を書くために必要な知識や書き方をご紹介したいと思います。

 

過去問から見る傾向と対策

2級では、外国人の友人や知り合いに伝えるという背景はありません。また、これまでのトピックでは “What do you think?” と聞かれていましたが、2級では次のように変わっています。

≪トピック≫
“Some people say that the number of cars in cities should be limited. Do you agree with this idea?”

この問題においても、自分の意見を述べるということには変わらないのですが、ただ自分の意見を述べるのではなく、一般論などを考慮し、もう少し客観的に意見することが求められます。自分だけがどう思うかを答えるのではなく、人々が持つ意見に対し、自分はどう思うかということを議論するかのような内容になっています。

英検3級や準2級と比べて2級が異なることは、Pointsという3つの観点から意見を述べることが提案されています。このPointsはあくまで使うことが推奨されているというだけで、必ず使わなければいけないというものではありません。なので、この観点から異なった視点で意見を述べても問題はありません。

今回のトピックに与えられているPointsは、Convenience「利便性」、Public safety「公共の安全性」、Environment「環境」です。

では、今回はトピックに対して賛成の意見として進めてみたいと思います。

“I agree that the number of cars in cities should be limited, and I have two reasons to support my opinion.”
「私は都市の車の数を制限することに賛成します。そして、その意見をサポートする理由が2つあります」

agree「賛成」もしくはdisagree「反対」を問われている問題の場合は、
“I agree / disagree —-, and I have two reasons to support my opinion.” という形をフォーマットとして使いまわすことができます。

まずは第一の理由について考えましょう。
“First, having less cars in the cities will make the streets safer places for the general public.”
「第一に、都市の車が少なくなることで、一般の人達にとって道がより安全な場所になるでしょう。」

“Having more space to drive and walk would lead to less accidents involving cars, pedestrians, and bikers.”
「運転や歩行のためにより多くのスペースができると、車や歩行者、そして自転車を巻き込んだ交通事故が少なくなるでしょう。」

続いて、第二の理由です。今度は環境の観点から述べてみましょう。
“Second, having less cars would produce less harm to the environment.”
「第二に、車が少なくなることで、環境の被害が少なくなるでしょう。」

なぜなら、
“Most cars in urban areas run off fossil fuel which produce large amount of carbon dioxide.”
「都心部の車のほとんどは化石燃料によって運転されており、それは大量の二酸化炭素を発生させます。」

“Carbon dioxide is a greenhouse gas that increases the rate of global warming.”
「二酸化炭素は地球温暖化を促進させてしまうガスです。」

“Other than carbon dioxide, fossil fuels produce toxic fumes that cause air pollution.”
「二酸化炭素以外に、化石燃料は毒素を含んだガスを発生させ、それは大気汚染の原因となっています。」

なので、
“Having less cars would encourage people to take public transport, walk, or ride a bicycle which are all cleaner modes of transportation.”
「車を少なくすることは、人々が公共の交通手段を使ったり、歩いたり、もしくは自転車に乗るといったクリーンな交通手段を使うことを促進させるでしょう。」

“This will make the air cleaner and cause less damage to the environment. For the above reasons, I think cars in cities should be limited.”
「これは空気をより綺麗にし、環境へのダメージを減らすことへ繋がります。これらの理由から、都市の車の数は制限されるべきであると考えます。」

このように、結論を述べます。

異なった理由を述べる際、理由を一つ挙げるごとに具体例を入れていきます。最後には結論をしっかりと述べましょう。
結論を述べる際は、“This is why —.” などといった形で、自分が最初に述べた意見をもう一度違う言い方で言い直すようにすると綺麗に仕上がります。そうすることで、自分の考えをより強調することができ、ライティングに説得力を加えることができます。

 

「書く」ことの基本は常に「自分の考えを持つ」ということ

ライティングをするということは「自分の考えを述べる」ということです。これは賛成しない場合であっても同じことです。自身の考えにロジックがあり、根拠やデータに合ったまっとうな意見を書くことができれば、より印象に残りやすく、ライティングの点数も高くなります。逆に、根拠やデータ、ロジックのないライティングになってしまうと、しっかり考えることができていないと判断され、印象も薄く、点数に繋がりにくい状況になってしまいます。なので、意見、根拠、結論という流れを大切にしましょう。

2級レベルになると高校生を対象としているので、しっかりと自分の考えを構築することが求められていきます。英検2級の受験を考えている方は、日頃からニュースを見たり新聞を読んだりすることで、自分の考えの根拠となるデータを蓄積しておきましょう。もちろん、本を読むことも大切です。
根拠となるデータを蓄積したら、そのデータを盛り込んだディスカッションをしてみることもお勧めします。ご両親や友人とディスカッションをすることで、他の人達が自分とは異なる考えを持っていることに気付き、自身の考えをさらに深めることができるようになります。

 

他の級のライティング対策記事

英検3級ライティング対策 〜得点へ繋げるために、書き方のコツを掴もう~
http://study.catal.jp/?p=5321

英検準2級ライティング対策 〜増えた語数を満たすためのコツを掴もう~
http://study.catal.jp/?p=5325

英検準1級ライティング対策 〜知識とイマジネーションを用いた独創的な文章を作ろう~
http://study.catal.jp/?p=5335


【無料レポート】小学校5年生が英検1級に合格した「受かる+使える」英語学習法

なぜ、小5で英検1級に、小1で英検2級に合格できたのか?
英検に合格できたけど、英語が「書けない」「話せない」。そんな子どもたちをたくさん知っています。
本質的な英検学習で使える英語を身につけ、英検にも合格できる「受かる+使える」英語学習法を無料公開!

・なぜ、小学5年生で英検1級に合格できたのか
・英検の大きな誤解と落とし穴は◯◯だった
・英検にも合格できる、使える英語も身につく勉強法とは


など、特別無料レポートを読むだけで、お子さまの英検の勉強が劇的に変わります。
是非、お子さまの英検合格にお役立て下さい。

ダウンロードはこちら

SNSでもご購読できます。

関連記事