カリスマ講師が語る英語教育の未来(東進ハイスクール 安河内先生)


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英語塾キャタル代表の三石郷史によるラジオ番組
《In The Dreaming Class》

今回のゲストは、みなさんもご存知の、カリスマ英語講師でベストセラー作家の安河内哲也さんです。
http://www.yasukochi.jp/

13年間英語教育に従事している三石郷史とカリスマ英語教師の安河内哲也さんが、
・これから活躍する人とは?
・子供から大人まで有効な英語勉強法
といったテーマで語ります。

 

【ラジオ放送後記】〜三石のブログより〜

毎年正月休みに、今年のテーマとする漢字を一文字決めて書き初めをしています。
人の語る物語や、自分の語るストーリーを大切にしたくて、今年の漢字は「語」にしました。

その主題に近づこうと、1月から大江戸放送レインボータウンFMで「In the Dreaming Class」というラジオ番組を始めることになりました。サンマーク出版の池田るり子さんに伴走をお願いし、毎週ゲストをお迎えして教育について語る一時間番組です。

その記念すべき第1回目のゲストには、東進ハイスクールのカリスマ講師である、安河内哲也さんにお越しいただきました。安河内先生は、英語講師としてご活躍されているのはもちろん、日本の英語教育や試験のあり方を、文部科学省や日本英語技能検定協会などに発言する立場でもあられます。

 

文法問題や英文和訳は受験から消える

安河内先生との話の中心は、日本の英語教育の評価方法が大きく変わることでした。
これまで、中高生にとって最大の目標は受験や英検など、「読み」「書き」の2技能重視型でした。しかし、これからの日本の大学入試の英語は、「話す」「書く」を加えた4技能均等型に変わります。
「日本人は、10年以上も英語を勉強するのに、英語力が実用的でない」という批判の根源的な問題であった、文法知識だけを問うような問題や、英文和訳問題は消え、「英語で考える・書く」ためのアウトプット力が重視されるようになります。
英語学習の第一次ゴールである受験が変わることによって、子供たちがどのように英語を学んでいくべきかという、アプローチ方法も大きく変わっていきます。

 

スーパーグローバル大学が英語入試改革を牽引する

この変化が起こるのは、2020年の冬です。センター試験が大きくリニューアルされるまでの。約6年間、どのように英語を勉強するべきかの混乱が起こるでしょう。
もちろん、中には対応が早い大学も出てきています。文部科学省が募集したスーパーグローバル推進校には、136校の応募があり、東大や京大、慶應や早稲田を始めとする36校の大学が選ばれました。これらの大学は国際化のため、最大4億2千万円もの補助金を国から受けることになっており、入学試験でもグローバル化のための対応をすすめていくでしょう。
また、センター試験の変更に先駆けて、同指定大学に選ばれた立教大学と筑波大学では、それぞれ2016年と2017年から英語の4技能型試験での受験がはじまります。

 

2技能型から4技能型に変わる理由

なぜ、「4技能試験」が導入されるかを簡単に説明するなら、日本で今後、大学の国際化が進むなかで、日本の大学に通う日本人の大学生でも英語でプレゼンテーションやレポートをこなしていく必要が出てくるからです。そのときに、現在の入試では、キャンパスで生き残れる人材の選抜ができないので、4技能型へ変容することになりました。

 

英検も4技能型に移行で、日本人の英語運用能力は上がる!

4技能化が進むのは、じつは大学受験だけではありません。
今まで小中高生の英語学習の目標となっていた英語力技能検定、いわゆる英検も、4技能均等型に向かいます。小学校で英語の授業が導入されたことにより、近年、小学生の英検受験者数が増えています。しかし英検は2技能型であることで、最終的に「自分の意見を言えること」を目指す英語運用能力の向上とは大きな乖離がありました。

英検、受験、そして将来使える英語。これが一直線上に並ぶことにより、日本の英語教育は大きく変わるでしょう。
安河内先生は、今後の英語学習の課題を、このようにおっしゃっていたことが、とても印象に残っています。
「ゴールである「上部」にある試験と、「下部」にある教育の現場が手を組むことで、試験で良い点数がとれてしかも運用能力を上げるような英語教育を設計することが、何より重要になる」と。

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