国際教養学部【早稲田SILS vs 上智FLA】入試制度比較編


早稲田か上智… 国際教養学部を志す誰もが、一度は迷う2択ではないでしょうか。

そもそも「国際教養学部」とは、日本では上智大学が初めて作った学部であり、簡潔に言えば英語でリベラル・アーツを学ぶ学部です。留学を促進している場合も多く、英語ができることが最低条件となりつつあるご時世において、人気は上々です。
私は2017年度入試において、早稲田大学国際教養学部(AO入試 4月入学 国内選考)と上智大学国際教養学部(書類選考入試 4月入学)を併願受験し、合格をいただきました。

その経験を活かして、
・「入試制度比較編」
・「ダブル受験体験記!出願準備編」
・「ダブル受験体験記!上智編」
・「ダブル受験体験記!早稲田編」

の4記事に渡って、両者を比較してみます。
出願する際には、ぜひ参考にしてみてください。

 

まずは、それぞれの大学にどのような入学方法があるのかを概説します:

 

入試制度

早稲田大学 上智大学
・一般入学試験(4.4倍)
・大学入試センター試験利用試験(11.0倍)
・AO入学試験 4月入学 国内選考(3.2倍)
・AO入学試験 4月入学 国外選考(2.7倍)
・AO入学試験 9月入学(3.0倍)
・書類選考入試 4月入学(1.8倍)
・書類選考入試 9月入学(2.1倍)
・公募制推薦入試 4月入試(1.8倍)

※(カッコ内は2017年度の倍率)早稲田の倍率はHPより引用、上智大学の倍率は受験者数/合格者人数より算出。

 

早稲田大学 一般入試

受験科目は外国語(英語)、国語、地理または数学、および英語4技能テスト(実用英語技能検定/TOEFL iBTが現在認められている)の提出が可能です。英語4技能テストによる加点は、2018年度の入試から開始された新しい制度です。ただし、提出は必須ではありません。
なお、3つの試験科目のうち外国語(英語)の配点が最も高いこともあり、総じて英語力がかなり重視されていると言えます。

 

早稲田大学 AO入試

対象者:国内選考の対象者は「日本の中等教育課程の修了(見込)者」、国外選考の対象者は「日本国外の12年間の中等教育課程修了(見込)者(日本国内のインターナショナルスクール出身者等を含む)」です。なお、9月入試の場合は、国内外を問いません。

選考内容:

4月入学(国内選考) 書類選考および「Creating Writing」(120分)
*参考 2018年度募集要項:https://www.waseda.jp/fire/sils/assets/uploads/2017/07/2018KokunaiAprilGuide.pdf
4月入学(国外選考) 書類選考。仮合格者は面接(書類のみでの合格もある)
9月入学 書類選考。仮合格者は面接(書類のみでの合格もある)
*参考 2018年度募集要項:
https://www.waseda.jp/fire/sils/assets/uploads/2017/11/2018_September_Guideline-en.pdf

(早稲田大学国際教養学部の入試全般についての詳細は https://www.waseda.jp/fire/sils/applicants/admission/ まで。)

早稲田大学

上智大学 書類選考入試

選考内容は主に、志望理由書(英語500 words)TOEFL iBTまたはIELTSのスコア、及びSAT(Reading & Writing、Math)scoresまたはACT with Writing scoresまたはIB Diplomaです。他にも、学校からの推薦状等の書類が必要です。
詳しくは、https://www.sophia.ac.jp/jpn/admissions/gakubu_ad/fla/itd24t000000ooa3-att/2019_FLA_Degree_ApplicationProcedure.pdf (2019年度募集要項)まで。

上智大学 公募制推薦入試

評定平均値4.0以上とTOEFL iBTやIELTSなどの外国語検定試験(基準は下記リンク参照)で出願でき、「自己推薦書」、「レポート等の指定課題」、「English Aptitude Test (essay writing)」(60分)などの書類、および面接が実施されます。
詳しくは、https://www.sophia.ac.jp/jpn/admissions/gakubu_ad/koubo.html (2018年度入試案内)まで。

上智大学

 

入試制度のポイント

上智大学国際教養学部には、いわゆる「一般入試」というものがありません。
強いて言えば、「書類選考入試」が一般入試のような役割を担っています。

上記の入試制度は、全て併願可能。(2018年4月現在)
実は、早田大学国際教養学部のAO入試は、2017年度から併願になったばかりです。
併願・専願は年度によって変更される場合があるため要チェックです!
*併願可能の場合は、合格したとしても入学しなくても大丈夫です。
一方で、専願受験では、合格した場合必ず入学するという前提です。

 

出願にあたっての注意

上智大学国際教養学部の入試関連の重要情報・要項などは、英語で書かれている。英語がわかる先生や先輩と一緒に確認することをオススメします。

国際教養学部が第一希望なのであれば、併願受験を利用しましょう。(筆者は早稲田国際教養学部 AO入試 4月入学と、上智大学国際教養学部 書類選考入試 4月入学の併願受験だった。)ただし、併願受験する場合は、書類提出期間や面接などがほぼ同時期にあるため、スケジュール管理が大切になる。試験日等が重複していないか、よく注意しなければなりません。
また、日程は、年度によって異なるため、自身で確認する必要があります。

早稲田大学国際教養学部のAO入試や、上智大学国際教養学部の入試においては、提出書類のウェイトが大きいです。少なくとも1〜3ヶ月前には着手し、提出期間に突入する前に完成させておくとよいでしょう!

AO入試や公募制推薦入試には、面接やエッセイの試験が多いが、こうした試験は対策に時間がかかります。暗記や演習を重ねても急成長するものではないので、少なくとも3ヵ月前には対策を始めることをオススメします。(具体的な対策については、次回の「ダブル受験体験記!出願準備編」にて説明します。)

 

以上を踏まえて、国際教養学部の入試では英語力が重視されていることが理解していただけたでしょう。それゆえ、「帰国子女が有利だ」と言われることが多いのも事実です。確かに、AO入試(国内専攻)などは帰国子女に人気です。しかし、帰国子女でなくても合格する人はもちろんたくさんいます。英語専門の塾に通うなどして対策すれば、受験だけでなく、入学後の講義にも対応しやすくなるでしょう。

 

次回は、「国際教養学部【早稲田SILS vs 上智FLA】ダブル受験体験記!出願準備編」にて、具体的に、どのような事前対策/受験勉強/スケジュールをもって受験に挑んだかを紹介します。

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柳川貴穂

柳川貴穂

慶應義塾大学 文学部 哲学科倫理学所属。 2歳から12歳(2001~2011)をアメリカ(テキサス、ケンタッキー、インディアナ、イリノイ)で過ごす。 特技は津軽三味線で、全国大会での入賞が目標。

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