意味を調べて書くことを繰り返し語学も知識も身につけた 米国生まれ米国育ち 石田さん


石田さんの海外歴と学校歴

0歳〜5歳 アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルス
5歳〜18歳 アメリカ、ニュージャージー州
小学校:Ridge Elementary School (Ridgewood NJ)
中学校:George Washington Middle School (Ridgewood NJ)
高校:Ridgewood High School (Ridgewood NJ)
18歳〜 駒澤大学

 

英語の所持資格

TOEFL iBT 118   TOEIC 980
アメリカで生まれ育ち、18歳までほとんど日本語を勉強してこなかった石田さん。
日本の大学に進学するために18歳で日本に来てからどのように日本語を身につけてきたか、また、高い英語力をキープするために役立っている勉強方法などを石田さんにお聞きしました!

 

日本語が嫌いだった、でも世界から愛される日本の文化には興味があった

-アメリカ生まれアメリカ育ちの石田さんが日本の大学へ進学を決意したのはなぜですか?

海外のデザイン系の大学に受かっていたのですが、入学前に色弱であることがわかりました。それではデザインを学ぶには不利なため、進学することを断念しました。それまで日本語にもあまり触れていなく、日本に来ることも想定していなかったのですが、アメリカの大学は学費が日本よりも高く、自分で学費を払うには日本のほうがいいと判断し日本の大学へ単身入学することになりました。また、日本国籍があったことと、日本の文化がなぜこんなにも浸透していて、世界の人に愛されているかにも興味があったことが、日本の大学を選び日本へ来た理由です。

 

日本語力がほとんどなくて面接通らず

-日本で苦労したことは何でしたか?

日本に来た時は、家でも日本語を使っていなかったため、美容院の予約もできないほど日本語がわからず、1年遅らせて日本の大学に入試をしました。予備校も苦手すぎてあまり通わずにいて、帰国子女入試で国立(一橋)を目指しましたが、面接であまりにも日本語が喋れず、大学でやっていけないと不合格になるほどでした。他の面接でも日本人の気持ちが理解できていないと面接官に言われ、あまりいい扱いを受けませんでした。

 

見た目と違うことでバカにされた

-他に日本に来て驚いたことはありますか?

子供の頃に日本語が話せないことでバカにされたことがあります。小学校の時に1か月だけ長崎で体験入学し、同級生から見た目は日本人なのに、全然日本語が話せないことでいじめられました。外国人も少ないところであったことも関係しているでしょうが、アメリカではこの見かけであっても、そんなことを言われることはなかったので、ショックでした。


3歳の時に行ったカリフォルニアのディズニーランドでの写真

 

いまでも続けている「新しい単語ノート」で語学力アップ

-石田さんにとって第2言語である日本語をどのように身につけました?

日本に来た時はまともに日本語でコミュニケーションを取ることができませんでした。日本語を身につける方法として大学入学後、ホテルでアルバイトを始めました。ホテルでは言葉遣いが重要なため、社内で使う日本語、それとお客様に対して使う正しい日本語を効率よく学ぶことができました。また、同時進行でオリジナルの「新しい単語ノート」というものを作って書いていました。この新しい単語ノートは、日常生活で分からなかった日本語の単語を書き留めておき、辞書で意味を調べ、単語の意味と例文を書いてまとめるものです。毎日本を読みながら、その本に出てくる地名や人物の名前なども含めわからない単語も、別の一冊のノートにまとめて、表現の幅や語彙力を身につけていきました。今では10冊以上になりましたが、これからも続けていこうと思っています。


石田さんの「新しい単語ノート」の一部。わからない単語を書き留めて自分で意味を調べます。


日本に来てから既に10冊以上になった「新しい単語ノート」
 

本と新しい単語ノートで維持

-日本に来た後、どのような方法で英語力を維持されていますか?

本を毎日読み、英語でも新しい単語ノートを活用しています。特別な勉強をせずともTOEFLで高得点を取ることができたのも、たくさん本を読み、新しい言葉に対してノートを作り、本の内容を深く理解しようと勉強していたことが役立ったのだと思います。

-子供に英語を教えている時に気をつけていることはありますか?

英語を学ぶ楽しさを大切にしています。
学ぶ楽しさを実感する前に英語を学ぶことがプレッシャーにならないよう意識しています。レッスン中に単語カードを作るのですが、たまに、生徒にはその全てのカードをまとめて見せています。これまでにこんなに多くの単語を覚えたんだよ、という事実を伝えて、生徒が達成感を味わえるようにしています。また、家で復習ができていない子には、前回の理解度を測るテストの前にも、一緒に単語の意味の確認をしてから、テストを受けてもらいます。単語の意味を理解できていると「わかる!」ということを感じてもらい、わかった!という嬉しさから、学ぶことの楽しさを伝えるようにしています。
 

原文で本を理解できる喜び

-バイリンガルでよかったと思えた瞬間とは?

私は昔から本が大好きなので、本を原文で読める瞬間にバイリンガルで良かった!と感じます。村上春樹さんの本を日本語で初めて読んで理解できたとき、本は原文で読むべきだと思いました。英語でも同じものを読んでいましたが、翻訳する人の書くスタイルが入ってしまうので、同じ内容でも違ってきてしまうと思います。作者の意図を感じるためにも原文で読めることは大きな喜びです。


高校のダンスパーティ、プロム

 

自分の好きを夢に

-将来実現したい夢は?

自分の図書館を開き、好きなものに囲まれて生活したいです!小さいころから家にテレビがなく、親からのクリスマスプレゼントもいつも図書カードで好きな本を沢山買って読んでいました。今でも常に本を持ち歩くほど本が好きです。そのせいか、人からおすすめの本を聞かれることが多く、自分が自信をもって紹介できる本を共有できる場所を作りたいと思っています。

 

子どもの英語学習におすすめの洋書3冊

-本好きの石田さんなら、英語を学習している子どもにどんな本を勧めますか?

難易度別にお勧めを3つ紹介します。

“I Spy”シリーズ (小学生以下) 
絵が主体でゲーム形式に赤いリンゴなど探さないといけない本です。自分が小さいときにやっていたころは、探すべきものを絵や写真から探すときに、わからない単語はネットで 調べて一人でゲームをクリアしたいという気持ちでやっていました。ゲーム感覚なので達成感が味わえると思います。
 

Gary Paulsen “The Hatchet”  (中学生) 
13歳の少年が小さい斧一つ持って遭難してしまい、それを使ってサバイバルをする本です。読んでいてワクワクします。

Eli Wiesel “Night of the Mist”
第二次世界大戦を生き抜いた少年の話です。アメリカでは戦争のこともアメリカの立場でしか学んだことがなかったので、ユダヤ人の視点から物事を知ることができました。私は日本人でもあるから違う視点から見る重要性を感じていたので、こういう本は新たな視点で物事を知ることができると思います。

 

達成感を味わえる本は自分の知らない世界を知ることができる

-現在、英語を学ばれている方へのメッセージ

ぜひ本を読んでほしいです!本を読むことにより、語彙だけでなく文化や地名なども学ぶことができます。言語は言葉だけではありません。本を読むためには必要な知識があり、外国の本を読むということは言葉だけでなく、文化などの背景も一緒に学ぶことができるのです。わからない単語を調べるときに背景も調べ、現地の人しか知らないことを自分もわかるのはすごいことではないでしょうか。


高校のダンスパーティ、プロムの写真。一番左が石田さん。


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