知らないと損!超名門大学への入学資格になる「国際バカロレア(IB)」とは?


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■はじめに
英語に力を入れている学校のなかには、国際バカロレア(IB)の認定校があります。国際バカロレアの資格を取得したい場合は認定校で学ぶ必要があるため、早めの準備が必要になります。そこで、この記事では国際バカロレアの概要をご説明します。

 

■国際バカロレアの目的と活動
国際バカロレアとは、ジュネーブに本部を置く国際バカロレア機構が提供する教育プログラムで、1968年に設置されました。国際バカロレアは世界で通用する大学入学資格であり、大学進学への道を付与することを目的の一つとしています。

国際バカロレア機構は、認定校の共通カリキュラム作成や、国際バカロレア試験・資格授与などを行っています。国際バカロレアが定めるカリキュラムを履修して、試験に合格すると資格を取得できる仕組みになっています。

 

■年齢別に4種類のプログラムがある
国際バカロレアのプログラムは次の4種類で、それぞれ対象年齢や科目が定められています。

プログラム 年齢 科目 学校数
プライマリー・イヤーズ・プログラム(PYP) 3~12歳 言語、社会、算数、芸術、理科、体育(身体・人格・社会性の発達)の6科目 1130校
ミドル・イヤーズ・プログラム(MYP) 11~16歳 言語A、言語B、人文科学、理科、数学、芸術、体育、テクノロジーの8科目を5年間で学び、学習と社会のつながりを学ぶ 1061校
ディプロマ・プログラム(DP) 16~19歳 6グループから6科目+コア3 2470校
キャリア関連プログラム(CP) 16~19歳 ①6グループ(DPと同じ)のうちから2科目
②コア
*学習方法(90時間以上)
批判的・倫理的思考、異文化理解、コミュニケーションスキルに焦点を当てた学習
*コミュニティと奉仕活動(約50時間)
*外国語学習(50時間以上)
*“振り返り”のプロジェクト(約40時間)
キャリア教育に関連した個人研究
③キャリア関連学習
63校

DPは1968と最も早く始められ、PYPとMYPは1990年代から始まりました。PYPとMYPはどの言語でも実施できますが、DPとCPは実施できる言語が定められ、英語や日本語で実施されます。

 

■年間受験者は増加している
2014年のディプロマ受験者は7万4290人で、取得者は5万9628人でした。そのうち日本人受験者は644人で、ディプロマ取得者は582人でした。
2006年にはディプロマの受験者が3万5413人で取得者が2万8661人だったので、受験者と取得者は2倍ほどに増え、普及していることが分かります。

2015年8月10日現在、国際バカロレア認定校は4267校あります。アメリカ合衆国では、1677校がIBプログラムを提供し、プログラム別に見ると、PY487校、MY598校、DP866校、CP72校となります。また、イギリスでは、132校がIB認定校で、126校がDPを実施しています。

 

■日本の認定校は増加していく見込み
国際バカロレアの教育プログラムは、2015年10月1日現在、140ヶ国・地域以上の4344校で実施され、日本国内では35校で実施されています。
そのうち1条校(学校教育法1条に規定されている学校)の国際バカロレア認定校は十数校で、DPのみ導入している学校が多い傾向にあります。MYPも取り入れている1条校は、玉川学園中学部・高等部(東京都)、東京学芸大学附属国際中等教育学校、加藤学園暁秀高等学校・中学校(静岡県)です。

1条校以外の認定校の多くは、PYPも導入しています。PYP、MYP、DPの3つとも導入している学校は、カナディアンアカデミー、ケイ・インターナショナルスクール東京、大阪インターナショナルスクール、横浜インターナショナルスクールです。

日本国内の国際バカロレア認定校のうち、日本語のプログラムを実施しているのは、東京学芸大学附属国際中等教育学校、関西国際学園、加藤学園暁秀高等学校・中学校、福岡インターナショナルスクール、沖縄インターナショナルスクールです。

2013年6月14日の閣議決定で、政府は2018年までに国際バカロレア認定校を200校に増やすことを目標として掲げました。そして、政府は2015年の9月に、高校や自治体向けの手引書を作成し、IB認定までの流れなどを解説しています。

国際バカロレアの認定校となると、教育水準を高め、将来グローバルに活躍したい生徒の関心が高まります。また、プログラムを提供すると、課題解決型の授業を多く行うことになるため、認定校となることは授業改革の目標にもなります。このような理由で、国際バカロレア認定校を目指す学校が増えると考えられます。

 

■フランスとのバカロレアとは関係ない
国際バカロレアに関する情報を検索していると、フランスのバカロレアの情報を目にすることがあるでしょう。フランスのバカロレアは、フランスの大学に進学するために必ず必要な資格で、国際バカロレアとは関係ない制度です。

 

■終わりに
以上のように国際バカロレアは国内外で普及しつつあり、2013年6月14日の閣議決定以外でも言及されています。国際バカロレアのディプロマ・プログラムを取得すると、大学入試で有利になることが増えるでしょう。
次の記事では国際バカロレアのプログラムについて詳しくご説明します。

 

参照:http://www.ibo.org「国際バカロレア日本アドバイザリー委員会 報告書 参考資料集」


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