5つの学部大学と2つの大学院からなるコンソーシアムの創始校、Pomona College(ポモナ大学)【National Liberal Arts Colleges Rankings #5】


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Pomona College(ポモナ大学)

入学難易度(5段階):★★★★★

 

<大学の概要>

ポモナ大学は、カリフォルニア州クレアモントにある5つの大学と2つの大学院からなるコンソーシアムの創始校だ。このコンソーシアムの特徴は、東部マサチューセッツ州の5校、ペンシルバニア州の3校などと違い、すべての隣接するキャンパスは合わせでも2.6km平方ほどの面積で、それぞれが歩いて行ける距離内に収まっていることだ。
コンソーシアムの創設は1925年、ポモナ大学の傍らにクレアモント大学院大学が設置されたことによる。
少人数のリベラル・アーツ校に機能性のある規模の大きい大学を添えたところに、このコンソーシアムの狙いがあった。これはオックスフォード大学のデザインを踏襲した物で、6,300超の学生、700人の教員、1,600の従業員とサポート職員からなるクレアモント・カレッジズは2,000を越える課程を提供する、フィスクガイドにいわせれば「アメリカには他例がない知的財産の集積」である。

 

<基本情報>

創立:1887年
校訓:Let only the eager, thoughtful and reverent enter here
大学属性:私立
学生数:約1,590人
共学/別学:共学
専攻:1位 economics・2位 mathematics・3位 English
ノーベル賞受賞者数:
学期:セメスター制
学費:学費 約$46,000/年 寮費と食費 約$15,000/年
男女比:773 (48.0%) / 839 (52.0%)
学生/教員比:8/1
必要なTOEFL点:100点(iBT)/600点(PBT)
合格率:12%

留学生の割合:7.5% (26ヶ国から)

 

<大学の特徴>

さて、ポモナ大学の歴史に触れてみよう。創立当初の理念はニューイングランドの教育方針を模したものだった。まずポモナにカレッジが創られ、最初の講義はレンタルハウスで開講された。1888年9月のことだ。その翌年、カレッジはクレアモントに移されたが、その時の校舎はまだ建築中のホテルだった。この「ホテル」が後年が大学の事務棟になる。大学名、ポモナは移転後も残されて現在に至っている。ポモナ大学の最初卒業生は1894年の10人だった。創設に関わった人たちの価値観が、そのままこの大学の思想基盤として残った。評議委員には「ニューイングランド型の大学」を目指して、ウイリアムズ、ダートマス、コルビー、エール各大学の卒業生が名を連ねていた。

1920年代に入って、時のジェイムズ・A.ブレイズデル学長は「小規模大学の集合体」という、オックスフォード大学風の教育施設を構想、図書館を囲んだ小規模な大学群というものの実現を目指した。これによって、ポモナ大学はリベラル・アーツ校としての独自性を保ちながら大規模大学の機能を活かすために、クレアモント・カレッジ群構想が実現した。1925年のことだ。こうして、1997年になって5つの学部大学と2つの大学院とからなる現在のコンソーシアムが生まれた。

今日では、ポモナ大学はSAT、ACTでアイビー・リーグ校に比肩する、世界でも最難関の大学の一つになっている。

では、ポモナ大学を各種ランキング・データから見てみよう。2013年、この大学はリベラル・アーツ校中もっとも多くゴールドウオーター奨学金を受けている。この奨学金は、1986年にアリゾナ州選出の前上院議員、共和党の大統領候補バリー・ゴールドウオーター氏の栄誉を称えて設けたもので、科学、数学、工学の各分野で逸材を育てる目的で、これらの分野に進む大学生から300人を選んで年間$7,500を与える。選考基準が極めて厳しく、各大学は学部生から4人を申請できる。その年、リベラル・アーツ校中最多だったポモナ大学のレベルの高さが立証されたわけだ。

Princeton Reviewのランキングでは、ポモナ大学は「充実した学資金援助」で第1位で、「学生が最も満足している大学」としている。同ランキングの「自分の大学を愛する」部門では、ポモナ大学は第4位、「実験室の充実度」では第5位と軒並み上位に評価されている。

リベラル・アーツ大学を語るとき、必ず多様性がキーワードになる。その意味で、数あるこの種の大学の中で、ポモナ大学は一段と“リベラル・アーツ性”が強い。ポモナ大生はミュージシャンあり、長距離ランナーあり、コンピュータのウイザードもいれば小企業のオーナーもいる。詩人、名をなした科学者もいる。つまり、ポモナ大学の門をくぐり出てきたものは多士済々、それぞれにポモナでの多様性豊かな経験を独自の分野で開花させているのだ。

そんなポモナでの経験はどう身についているのだろうか。こんなデータがある。ポモナ大学のキャンパス生活は、14のレジデンス・ホールが基盤になっている。キャンパス外に住むのは全体の2〜3%、大多数がキャンパス内のレジデンス・ホールに住んで、学術的な小社会を営んでいるのだ。各レジデンスは、60から250人、平均120人が住み、相互交流の場となり、切磋琢磨の場になっているのだ。学生たちは、日々の社会的な環境に自分を適応させる技を身につけ、世間の基盤である自由と責任の観念を、キャンパス内の日々の生活から実体験を通して学んでいる。ポモナ大学の「レジデンス生活」の目的はまさにそこにある。

 

ポモナ大学のHPにこんなひと言がある:“Pomona is a community of daring minds.” 「ものごとを成し遂げんとする心」を持つ者が集まるべき場所だ、と云っているのだ。冒険心を以てことに当たる者、才能と熱意と独立心を支えに、世界を変えようという気概を持つ者よ、来たれと云っているのだ。リベラル・アーツ・カレッジの心髄をポモナ大学に見る思いがする。


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