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徹底した少人数教育で教員と学生間の距離が近い、Amherst College(アマースト大学)【National Liberal Arts Colleges Rankings #2】

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Amherst College(アマースト大学)

入学難易度(5段階):★★★★★

 

<大学の概要>

アマースト大学は知る人ぞ知るリベラル・アーツの名門大学だ。NHKの大河ドラマ「八重の桜」で同志社大学の創立に尽くして新島襄は、この大学を1870年に卒業(理学士)している。アマースト大学は1821年の創立、リトル・アイビーと呼ばれて難関校としてとみに知られている。教員と学生との距離が近く、平均クラス規模10名ほどの少人数に質の高い教育を授けることから、学生の満足度も高い。

 

<基本情報>

創立:1821年
校訓:Terras Irradient (Let them light up the world)
大学属性:私立
学生数:1,785
共学/別学:共学(1975-76以降)
専攻: 英語、政治科学、経済
ノーベル賞受賞者:5名
学期:セメスター制
学費:$60,809–$63,259
男女比:49% / 51%
学生/教員比:8:1
必要なTOEFL点数:—点(iBT)/600点(PBT)
合格率:13%
大学院進学率:80%
留学生の割合: 13.50%

 

<大学の特徴>

アマースト大学はマサチューセッツ州、アマーストにある、この州では三番目に古い大学だ。辞書で有名なウエブスターはこの大学の創立者の一人で、アマースト・アカデミーの理事長として資金集めに貢献したことはよく知られている。4キロ平米のキャンパスには赤レンガの19世紀建築様式を残し、大学を囲んで豊かな田園風景が広がっている。

徹底した少人数教育ということは、この大学は入学するのが極めて難しいのだ。2008年度のデータでは、合格率が13%ということで、プリンストン・レビューなどの主要な大学ランキングで最難関、most competitive の大学の一つに選ばれている。授業の89%、ほぼ9割が10人以下という、アットホームは雰囲気が魅力だ。少人数だから卒業生は少ないが、著名な卒業生(後述)を輩出している。

この大学のランキングについて触れておこう。US News and World Report 誌では、アマースト大学はアメリカのリベラル・アーツ大学として10回第一位を得ており、現在ではウイリアムズ大学に続いて第2位だ。興味あるのは、この大学は潤沢な寄付金で奨学金精度が充実しており、学生一人あたりの寄付金総額がハーバード大学を上回って世界一だということだ。卑近な例では、2009年に一人の卒業生が単独で、なんと125億円相当の寄付をしたという。在学生の6割が何らかの経済的援助を受けており、大学からの奨学金は原則返済不要だ。ちなみに、日本から第3学年に編入する学生へ内村スカラシップと新島スカラシップが一年おきに募集されている。

さて、アマースト大学の難関振りを窺(うかが)わせる数字をいくつかご披露しよう。Carnegie Foundation によれば、2018年度卒業生として2014年に受け付けた願書の総数は8,478件、うち受け付けたのは1,173件で、率にして14%。入学した469人中女子が51%で男子が49%、クラスのランキングでは初学年生(freshmen) の84%は高校時の席順がトップ10、94%がトップ4分の1だ。

冒頭に新島襄との関わりに触れたが、アマースト大学には他にも著名な日本人が在籍、卒業している。宗教家であり思想の内村鑑三は1887年に卒業(理学士)しており、ほかに国連大使の加瀬俊一、EU大使の朝海和夫らがいる。われわれに馴染み深い Boys, Be Ambitious! のクラーク博士もこの大学の卒業生だ。

閑話休題。
アマースト大学には、ユニークなものがある。DQという大学で唯一のセキュラー(世俗)アカペラ合唱団だ。DQ は double quartet という、四人組が二つ寄り集まったという感覚のアカペラグループ。昔からのカレッジソングやごく世俗的な歌を中心に唄う、知る人ぞ知る音楽集団だ。アマースト大学へ入学の曉には、ぜひこのアカペラ合唱団の歌を聴かれたい。

アマースト大学は「五大学コンソーシアム」の一つで、学生はパイオニア・バレーのほかの4つの大学で授業を受けることができる。4つの大学とはマウント・ホリオーク・カレッジ、スミス・カレッジ、ハンプシャー・カレッジ、それにマサチューセッツ大学アマースト校だ。自分の大学の850のコースの他に、5,300のコースを無償で受けられる仕組みだ。ほかに、800万冊の図書館の藏書にアクセスできる。地理的にも近く、バスで通える距離だ。

2008〜2009年度に、アマースト大学は国際願書にも 資力に関わりないneed-blindの方針を拡大している。2010〜2011年度時点で、アマースト大学はリベラル・アーツ大学としてただ一校、ほかにハーバード、イェール、プリンストン、MITとダートマスを含む6つの高等教育機関の一つとして、国内、国際ともに need-blind による入学に配慮している。

 

思えばアマースト大学は、少人数のクラス規模、奨学制度の充実、教員と学生間の緊密度など、どれをとってもリベラル・アーツ、つまり基礎教養育成の場として、これ以上は望めぬか、という大学だ。1963年10月、故ケネディ大統領は最後の公の演説の一つを、ここアマースト大学で行った。それほどに曰くある大学である。

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